ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-12

[全般]窓埋めが終わって

日本の総選挙は自民が圧勝し自公併せて3分の2を確保するなど予想以上の結果となった。これを受けオセアニア市場では円が一斉に売られドル円も今年の高値を簡単に超えて1年8か月ぶりの高値を更新。先週末のNY終値から大きな窓が空いた。欧米市場にかけてはその後窓を埋める動きが強まった。安倍自民党総裁は日銀に対しこれまでの物価1%の目途というのを2%のインフレ目標にすることを公約にあげており、それが現実に向かって動き始まることになる。明日からの日銀会合では何らかの追加緩和を行うとみられるが一部では据え置きとの観測もある。もし、据え置かれたとしても遅かれ早かれ日銀法の改正や総裁交代などは必至で更なる追加緩和政策に変化はない。昨日の市場の注目は円に殆ど集中する動きとなったが、NY市場では財政の崖問題回避の動きに期待が高まった。為替はそれ程反応していなかったが本日の海外市場では再び崖問題に注目が集まるとみる。そうなれば、再びクロス円中心に円売りが強まるものの全般に昨日の高値が当面の天井と意識される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円中心の相場も一服

(米ドル円15分足)



総選挙の結果円安が更に進行するとの思惑から早朝のオセアニア市場でドル円は今年の高値84円16銭を上抜き1年8か月ぶりの高値84円33銭まで上昇。先週の終値が83円50銭から大きなギャップが生じて始まった。薄商いのなかで損切などが機械的につけにいったとみてよいだろう。薄商いの中で殆どプライスがなく結果的に先週末の終値を目指して戻された。しかし、終値を下回らないという事はそれだけ買い遅れているところも多いという事だ。目先はご祝儀的な買いが入りはしゃぎ過ぎた反動もあり今日は様子見気分になりやすい。昨日の高値84円30銭付近は日銀政策会合の後に再び狙いに来るとみる。

ドル円予想レンジ:84円10銭~83円60銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]今年の高値に届かず

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20121218_jikanashi.jpg

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20121218_hiashi.jpg


早朝ドル円が大きく上昇したことでユーロ円も結果的に上昇。先週の終値の109円80銭に対し111円10銭まで1円30銭余り上昇して始まった。欧米市場にかけてはこの窓埋めの動きで終始した。欧州市場で一時109円台に突入したがすぐに反発。底堅さが確認された。
他のクロス円の多くは今年の高値を超えてきたがユーロ円だけはまだ下回っている。対ドルでは殆ど動きがなくドル円が押し上げた格好だ。欧州問題は後退したことで今年3月に付けた高値111円42銭を抜くのは時間の問題とみる。

ユーロ円予想レンジ:110円80銭~110円00銭

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[豪ドル円]来年の政策金利2%

(豪ドル円30分足)


(豪ドル円週足)

AUD_JPY_20121218_shuashi.jpg


朝方のドル円の上昇でオージー円は今年の高値88円62銭を上抜け一時昨年5月以来の高値89円をつけた。先週末の終値88円前半までほぼ窓を100%埋めて反発。他のクロス円に比べて上昇幅は小さかったのは既に上限に近いためとみる。昨日は豪州大手のANZ銀行のリポートで来年までに政策金利が更に1%引き下げられ2%まで低下するとした。資源部門の業況悪化や豪ドル高抑制を目的とした緩和政策が継続する予想。しかし、日米の更なる追加緩和が実施されていることから最終的にオージーへの資金シフトは継続するとみる。昨日の高値89円が当面の高値とみるが、昨年の高値90円はかなり強いレジスタンスとなり、このレベルでポジションは少し減らしておく。

オージー円予想レンジ:88円80銭~88円20銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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