ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-01

[全般]FOMCサプライズなく

注目されたFOMCではこれまでの政策スタンスに変更はなくサプライズはなかった。
一部では年内に資産購入プログラムが終了するのではといった観測もあり、そうなればドル高に反応するとの期待もあった。しかし、バーナンキ議長は毎月850億ドルの債券購入を継続することを決定。声明文では経済は天候など一時的な要因で足踏み状態が続くなどやや弱気なトーンが示された。このFOMCを前に発表された米第4四半期GDPが予想の1.2%を下回るマイナス0.1%となりドルは下落。ここ結果米国の景気回復期待がやや後退したことを受けFOMCへの期待が低下したことも反応が低下した要因とみる。
しかし、市場は米国景気に対しそれ程悲観的な見方は少ない。今回のGDPでは国防費の大幅削減など一時的な落ち込みによるものとの見方が強い。また、FOMCでの景気見通しも悪天候など一時的な要因で経済成長が足踏みしていることが指摘された。
市場は次回のFOMCまでは今後も米国景気指標に注目していくことになりそうだ。特に明日の雇用統計は注目される。全般にはイベントリスクが終わったことで徐々にリスクオンの動きが再び強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円安速度減速

(米ドル円日足)



FOMCは特に大きな変化はなく前回の追加緩和の動向を見極めようとするもので市場の混乱は見られなかった。この日発表されたGDPはFOMC以上に大きく反応した。予想を大きく下回ったことでドルは発表後90円80銭付近まで40銭近く急落。しかし、その後にFOMCを控えていることもありすぐに買い戻された。FOMCでは債券購入プログラムが終了しドル円の上昇期待もあったが、この動きをみる限りそれ程ポジションの偏りはなかったとみられる。ドル円は週に一度大きな調整が入ってきたことから慎重は動きが目立つようになった。これまで、週初に売られ週末に買われるといったパターンもその値動きが小さくなっている。円からドルやユーロへ市場の注目が移っていることが要因とみる。パターンからみると今日明日は買い戻しが入りやすいものの、下押しが少なかった分だけ上昇幅は小さい。

ドル円予想レンジ:91円50銭~90円80銭

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[ユーロ米ドル]1.35ドルのレジスタンスを超え

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)

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1.35ドルは週足からみたフィボナッチの50%戻しの強いレジスタンスであったがすんなりと抜けてきた。このレベルにはオプション絡みの防戦売りが並んでいたといわれるが、抜けたことで逆に損切を巻き込んで上昇。1.34ドルの時と同様に上抜けした後は時間調整に入る傾向がある。しかし、徐々に上げ足を速めてきていることから何か買い材料が出れば更に上値を試す展開とみる。今日はドイツの失業率やユーロ圏消費使者物価指数が発表され、予想以上の数値であれば買いのきっかけになりやすい。週足のボリンジャーの上限バンドに到達したことでバンドウォークに入るか今日明日の動きに注目したい。

ユーロドル予想レンジ:1.3585~1.3530

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[スイスフラン円/米ドルスイスフラン]ユーロの上昇を超える

(スイスフラン円日足)


(米ドルスイスフラン日足)

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スイスは対ドル対円、対ユーロでも上昇。その上昇速度もここにきて増してきた。スイスはユーロスイスの下限を1.2から1.25へ引き上げるとの噂が今年に入り広がったことで一時スイス売りが強まったが、その反動が今回出始めている。特に、ユーロの上昇幅を上回る勢いでスイスが買われている。昨日は心理的な壁とみられていた100円にすんなりと乗せてくるなど買いの勢いは強い。ただし、対ドルでは上昇前の0.91付近まで戻された事でほぼ一巡。スイス円もボリンジャーバンドの上限を大きく超えたことで一旦は押し戻しが入りやすいものの買いの勢いは強いとみる。

スイス円予想レンジ:100円50銭~99円50銭

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[全般]新メンバーのFOMCを控え

ユーロは対ドルだけではなく対スイスやポンドといったクロス取引が活発な動きを示した。
今日のFOMCを控え今週はポジション調整の動きが強まるとみていたがユーロに関しては違ったようだ。昨日実施されたイタリア6か月物入札では落札利回りが3年ぶりに低水準となった。また、ECBの7日ものオペでは資金供給額が前週を下回ったことでユーロは上昇。ECBは先日、景気が今年後半に回復するとの観測を発表したことを裏づけるものだ。市場ではECBの緩和政策の転換を予想以上に早めるとの思惑が強まり始めている。同時に、米国でも今日のFOMCでは年内にも債券購入を減少、或いは終了するとの観測もあり欧米ともに景気回復期待が高まり始めている。これが世界的株価上昇を促しリスクオンの動きからユーロクロスの買いが強まったと考えられる。
それに対し、日本はこれからが追加緩和の始まりで欧米との金融政策のギャップから円売りは更に強まるとみる。今日のFOMCでは新たなメンバーに替わった最初の会合のため市場の注目を集める。債券購入に関する何らかの発言があるか注目されるが、何も出ないとしても終了すればリスクオンは更に強まるとみる。

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[米ドル円]FOMC後に円売り再開

(米ドル円時間足)


(米ドル円月足)

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市場の注目は円からドルやユーロに移り始めたことでドル円は狭い範囲での値動きとなっている。今日のFOMCや週末の米雇用統計を前に慎重な動きの中でも円の買戻しの動きは限定されている。月足の雲の下限が90円ミドルにあり、そのレベルを中心に攻防戦が続いている。今日のFOMCで緩和政策の出口戦略が示されるか注目。もし、バーナンキ議長が少しでもその姿勢を示すようであればドル円は一気に高値を更新することになる。今日のところはそこまでの発表はないとみるが、イベントが終了すればどちらにしてもクロス円の買いからドル円は再び買いが強まるとみる。

ドル円予想レンジ:91円20銭~90円30銭

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[ユーロ米ドル/ユーロスイスフラン]クロス取引でのユーロ買い

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロスイスフラン時間足)

EUR_CHF_20130130_jikanashi.jpg


欧州リスクの後退や景気回復期待などからユーロの買いが強まっている。昨日行われたイタリア6カ月物入札が順調な結果となったことやECBの1週間物供給オペが前週を下回ったことを受け利上げ期待が高まったこともユーロを押し上げた。NY時間には欧州系によるスイスのまとまった買いが入り上昇。これを受けユーロスイスやユーロポンドの買いなどユーロクロスの動きが活発となった。対ドルでは前回の高値1.3480付近の損切を付けに行った。しかし、1.35ドルは週足のフィボナッチ50%戻しでもあり、昨年の高値レベルでもありかなり意識されている。オプションのバリアもこのレベルに置いてあるとの噂もあり抜けきれない場合には下落リスクが高まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3550~1.3420

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[ユーロスイスフラン]下限は1.2か1.25か

(ユーロスイスフラン日足)


(ユーロスイスフラン時間足)

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スイスは先先週にユーロスイスの下限目標を1.2~1.25フランに引き上げるとの噂が流れたことでこの2週間で大きく上昇。ここにきてユーロスイスが大きく動き始めている。
ユーロスイスはその噂で1.25後半まで上昇しその後押し戻されたものの再び1.25台に乗せるなど買い意欲は依然として残る。ユーロが先週LTROの返済が予想以上に拡大したことで利上げ期待が高まったこともユーロスイスを押し上げた。1.25ドルが下限目標に設定されているかどうかははっきりしないが市場が意識していることは確かだ。下げたところは買いのチャンスとみる。

ユーロスイス予想レンジ:1.2450~1.2370

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[全般]イベント前の調整

週明けの東京市場では円売りから始まったものの、その後は全般に調整色が目立ち買い戻された。
甘利再生相が週末のダボス会議で海外からの円安誘導という批判に対し反論し、各国からは概ね理解を得たことで円売りへの安心感が広がったためだ。ドル円は2010年6月ぶりに91円25銭の高値を更新したが、その後は利益確定の売りがクロス円を中心に強まった。
特に円の買戻し材料があったわけではないが水曜日に発表となるFOMC会合を控えたポジション調整とみられる。FOMCでは前回の追加緩和の経過を見極めることから今回は据え置きと予想される。また、年内で債券購入を打ち止めにするとの見方もありドル買戻しの動きが目立った。今週はFOMCだけではなく米雇用統計も控え、5週連続で続いた円売りへの警戒感もあり時間調整的な動きとなった。市場の興味は円からドルの動きに一時的にシフトし始めている。米10年債は明日のFOMCを前に一時2%台に乗せてくるなど米金利上昇傾向が見えてきた。NYダウもこれまでの上昇から様子見気分が漂う。昨日の12月耐久財受注は予想以上に強い数字で財政の崖問題の影響を受けなかったことを示す。今日はケースシラーや消費者信頼感指数が発表されるが、ここでも予想を上回るようであればドル金利上昇からのドル買いが強まるとみる。

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[米ドル円]上昇前の調整

(米ドル円時間足)



週末に行われたダボス会議では甘利再生相が日本の立場を説明。それに対しIMFやOECD,そしてカナダなどが一定の理解を示す国々もあり週明けの東京では円安の流れが強まった。一旦は90円台に押し戻されたものの午後には安倍首相が所信表明でこれまで同様にデフレ脱却に向け円高是正などこれまでとはレベルの違う大胆な政策を打ち出すことを表明し再び買いが強まった。しかし、91円25銭と高値を東京市場で付けたこともあり、やや達成感が漂うなかで利益確定の売りが強まり海外では99円ミドルまで押し戻された。明日のFOMCや週末の雇用統計ではドル高に振れるとの観測が強く債券利回りも上昇。ドル高の動きは最終的にドル円を押し上げるとみるが、それまでは調整色が強く暫くもみ合いが続くだろう。

ドル円予想レンジ:91円10銭~90円40銭

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[ユーロ米ドル]一旦天井を付けて調整に

(ユーロ米ドル日足)



先週はECBのLTROの返済額が予想を上回ったことやユーロ圏の景気回復期待などから大きく上昇。目先の強いレジスタンスとみられた1.34ドルを超えてきた。昨日は次の強いレジスタンスである1.35ドルを目の前に足踏み状態となった。明日のFOMC会合で追加緩和は据え置かれ、年内にも債券購入が終了するとの観測からドル買いの動きが強まることへの警戒感が強い。昨日はユーロポンドの買いが強まったことからユーロ売りの勢いを相殺したものの、一時的に売り圧力が強まる可能性が高いとみる。今日はストキャスティクスでは%Dを%Kが上から下にクロスすることから下値リスクは高まる。

ユーロドル予想レンジ:1.3480~1.3400(61.8%)

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[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]一方的な売りの反動に期待

(南アフリカランド円時間足)


(米ドル南アフリカランド時間足)

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先週から連日ランド円は激しい動きが続いている。先週前半に10円12銭付近から一気に9円72銭付近まで下落した後、再び2日間で一気に10円18銭まで持ち直した。ドル円でいえば4円下落した後5円戻したような激しい動きだ。それが昨日は再び下落。前日の上昇幅を上回る101円85銭から98円72銭まで3円近く下落となった。対ドルでは2009年以来のランド安を更新するなどドル買いの動きが目立った。明日のFOMC会合でドルが上昇するとの思惑でランドを買ったとみられる。ランド自体でも相次ぐストライキや暴動、そして鉱山閉鎖などからの経常収支悪化懸念もある。しかし、それらは昨年後半から何度か材料にされていることから目新しいことではない。この通貨は思惑で一方向に動きやすいことから、そろそろ買戻しの反動の買い戻しの動きが期待できる。金利差もあり買いから入る方が安心感はある。

ランド円予想レンジ:10円05銭~9円93銭

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[全般]FOMC、米経済指標でドルに変化も

先週は国内外の要人発言の中で円安が進行すると同時にユーロの上昇も目立った。
ドイツからは財務相や首相などからの円安懸念の発言が高まる一方で国内からは麻生財務相、甘利再生相などからは批判に当たらないと一蹴。何を言われようがこれは円高修正の動きであると主張。日本の貿易赤字が定着してきたことも円安は自然な動きであると説明するなど円安への歯止めをかけようとする姿勢は全く見られない。
海外の状況も円売りを促すものが立て続けに先週はみられた。ドラギECB総裁はユーロ圏の景気は年後半に回復するとの観測や、ECBのLTROの返済額が予想以上に拡大。ECBのバランスシート縮小による安心感からユーロ買い円売りが進んだ。また、ドイツの景気回復期待もユーロを後押し。米国でも懸念されていた債務上限も5月まで一時的に無効にする法案を可決したことでリスクオンの動きから円安が進んだ。
円を中心とした相場展開もそろそろ市場は飽きてくる頃だ。今週は米国の重要な指標が発表され、更にFOMC会合も開かれる。ドルはここ2週間安値圏での横這い状態が続いている。特に追加緩和策が打ち出されなければドルの上昇に繫がることからもう一段の円売りが強まるとみる。

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[米ドル円]ドル高による円売り

(米ドル円月足)


(米ドル円時間足)

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ドル円は90円75銭付近にノータッチオプションが控えているとの噂があり慎重な動きが続いたが、クロス円の上昇などもあり損切を巻き込んで91円台に乗せてきた。急ピッチな円安の動きには海外からのけん制発言が更に強まるだろう。警戒感が高まるものの日本の当局者は全く意に介さない。ただし、これまでと同様に突発的な円高の動きには注意する必要がある。
今週はFOMCが開かれ、日米の金融政策の違いが再び確認されればドル買い円売りの動きが強まるとみる。会合前の下振れに注意。
月足では一目の雲に突入して引けたことで雲の上限である100円に向かって動き始めたとみる。

今週のドル円予想レンジ:92円60銭(23.6%)~90円00銭

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[ユーロ米ドル]上昇の反動も

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)

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先週発表されたドイツのPMIやIfoは予想を上回る好結果となった。週初発表されたドイツ月報で「ドイツ経済が既に回復の兆しを示している」との内容を裏づけるものとなった。また、ECBドラギ総裁は今年後半にユーロ圏の景気が回復するとの観測を発表。ソブリンリスクが終息した可能性を示すなどユーロ買いの材料が続いた。また、週末にはECBの3年物長期資金供給オペLTROの返済額が予想以上に拡大したことでECBへの信頼感が高まったこともユーロを押し上げた。当面強いレジスタンスでもあった1.34ドルを上抜けしたことで損切を巻き込み急騰。少しやり過ぎの観もありそろそろ高値への警戒が高まる。
FOMCでドル買いが進む可能性が高い事から一旦は押し戻しが入るとみるが、上昇トレンドは継続。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3500~1.3350

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]上昇チャネルの上限を試す

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円日足)

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中国や欧米の景気回復期待が高まり、NY株価を中心に世界の株式市場は堅調な地合いとなった。リスクオンからの豪ドル買いが強まるかと思ったが寧ろ下落。オージー円は95円が強いレジスタンスとなっており超えることが出来なかった。対ドルでは1.06のレジスタンスが鉄板のように上値を抑えられ反落。国内の消費者物価がさえない結果となったこともあるが、それだけでは説明がつかない。今週はそろそろオージーが反発に転じる週とみる。今週は輸出入物価や生産者物価などの指標が予想以上に上昇した時には利下げ期待が後退しオージー買いのきっかけになるか注目。
日足の上昇チャネルの上限を試す展開とみる。

今週のオージードル予想レンジ:1.0600~1.0400

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[全般]軒並み円安材料

ドル円は再び90円台に乗せるなど円売りの動きを加速させる材料が軒並み出揃った。
朝方発表された日本の貿易収支は6415億円の赤字と予想の5228億円を上回り6カ月連続の赤字となった。また、北朝鮮が核実験の実施を警告したことで円売りが強まった。中国のPMIが予想を上回り世界の景気回復期待が高まった。円売りが再び強まる中で午後には西村内閣府副大臣が1ドル100円は問題ないが、110円120円となれば輸入物価が上がり問題があるとしたことで更に円安は加速した。欧州時間にはユーロ圏1月PMIが予想を上回り、NY時間には失業保険申請件数が5年ぶりの低水準にまで下がったことなどからリスクオンからの円売りが強まった。一方で、ドイツのメルケル首相は円安政策に対する懸念発言をしたが市場の反応は殆ど見られず、いかに円安の動きが強いかを示す。日銀会合後に調整の円買戻しが入ったものの、二日目で再び戻すなどこれまでのパターンが続いている。米国財政の崖問題などが次の懸念材料となるが、日本側の強い円安受け入れ姿勢を市場は意識し、その前に円安は更に進むとみる。

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[米ドル円]リスクオンからの円安

(米ドル円日足)



日本の12月貿易赤字額が6カ月連続の赤字となり恒常的な赤字体質に変わった。これを受け、市場は前日の中尾財務官の発言通り貿易赤字が拡大し円安になるのは自然なことで他国から批判を受ける筋合いではないとの意見が強まった。また、西村副大臣がドル円は100円に上昇しても問題ないと発言。先日の浜田エール大学教授と同様な発言を繰り返したことで、再びドル円は上昇に転じた。また、中国やユーロ圏、NY市場でも景気回復の兆しを示す指標が相次ぎリスクオンの動きが円安を更に加速。前回の高値を超えて90円ミドルまで上昇。ドイツからの執拗な円安けん制発言があるものの、日本の当局者は全く動じる様子もないことから市場は更に円売りに向かうとみる。ただ、90円後半には依然オプションの噂もあり今日は一旦押し戻されるとみる。

ドル円予想レンジ:90円70銭~89円50銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]もう一段の上値トライ

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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日本の当局者の円安容認発言が相次ぎ円安の動きが活発したことでユーロ円は再び高値を超えてきた。ユーロは対ドルでもNY時間に上げ足を速めたが1.34ドルのレジスタンスは予想以上に強く今回も届かなかった。ユーロ圏の1月PMIは予想を上回ったもののスペインの失業率が上昇するなど依然として欧州問題は根強く燻る。ドル円の上昇がユーロ円を押し上げて、それがユーロを後押しする格好となっている。対ドルで1.34ドルを超えて昨年の高値1.35ドルを目指す展開がなければもう一段のユーロ円の上昇は難しいだろう。対ドルで1.34ドルを超えるか注目。

ユーロ円予想レンジ:122円30銭(BB上限)~120円00銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]対ドルでの下落を円が上回る

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円月足)

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(豪ドル米ドル日足)

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中国1月のPMIが5か月連続上昇となったことで豪州経済にとってプラス材料と受け止められ発表後上昇。しかし、対ドルでこの日は一貫して下落が続いた。1.06の強いレジスタンスを意識したことで対ドルでは上値の重い展開になった。しかし、ドル円の上昇がそれを上回ったことで対円では上昇に転じた。かなり無理な上昇にも見えるが、対ドルのロングポジションが軽くなってきている。1.06ドルを超えていく時が次のステージへ上昇するタイミングとみる。一先ず95円手前では利食いの売りを出しておく。フィボナッチ76.4%戻しの95円30銭抜けたところで再び買いを入れていく。

オージー円予想レンジ:95円30銭~93円90銭

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[全般]円安の次の一手は

日銀の政策会合を終えたことで一先ず達成感からの円買戻しの動きが強まり、荒っぽい動きが続いた。しかし、その動きもそろそろ落ち着きを取り戻しつつある。
ドル円やクロス円も昨日は上値の重い展開となったものの最終的に下髭を伸ばしてほぼ行って来い。韓国の財務相やドイツ連銀総裁などからは円安に対する批判的な発言があったが、一方ではIMFやドイツの報道官などからは一定の理解を示す発言もあった。また、中尾財務官や甘利再生相などからは円安は急激な円高への修正であるといった日本の立場を示した。今回の円安に対してはこれまでのような海外からの批判的なものが強まらないのは介入で無理やり円安に誘導しているものではないためとみる。IMFの言うように持続可能は財政構造確率に取り組む姿勢を示していることから、一方的な批判は今後も少ないとみる。ただし、インフレ目標などの実現性は低いといったような発言などで円安を阻止する動きが今後も強まるだろう。一先ず、円安に対する修正の動きにより市場は円だけではなく他通貨でも日中は荒っぽい神経質な動きがみられる。今回の日銀会合では超過準備の付利撤廃などに関しては触れられなかった。また、外債の購入に関するものの全くいれられず、今後追加緩和の余地を残した。次に本格的な円安の流れに戻るのは、次の日銀総裁人事などでこれらの話が出る時とみる。来週から始まる安倍内閣通常国会での発言なども注目される。

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[米ドル円]売りサイン点滅

(米ドル円日足)



ここにきてやっと下げ足のスピードが収まりつつある。パラボリックのSARの88円20銭を下回り88円05銭まで下落。買いから売りへの転換のサインが点滅した。しかし、それにしては下落の勢いは強まらず寧ろ反発してきた。このレベルではちょうど20日移動平均線が位置しており、このレベルが下値をサポートしたことでまだ完全に売りサインに転じたとは言えない。日足ローソク足では下髭を伸ばしたことで寧ろ下げ止まり感も出始めている。
昨日は米下院が債務上限の期限を一時的に無効にする法案を可決したことでリスクオンの動きからのドル円のサポートに繋がった。暫くは88円前後を底に円安に向かうきっかけを探る展開とみる。今日の貿易収支や明日の全国消費者物価指数などでは一時的な振れがあったとしてもまだ円安に向かうエネルギーはないとみる。

ドル円予想レンジ:88円80銭~87円80銭

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[ポンド円]EUからの離脱

(ポンド円日足)


(ポンド円時間足)

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下げ足がなかなか止まらない。昨日発表されたBOE議事録では金利据え置きを全員一致で決定したことで買いに転じた。また、キャメロン首相はこの日EU残留への是非を問う国民投票を実施することを決定したこともポンドを押し上げた。しかし,テクニカル的にみると20日の移動平均線を下回りパラボリックでも売りサインが点滅しており下げのトレンドに変化はみられない。ただ、EUからの離脱はポンドにとっては好材料であり反転のサインでもある。
1月9日に付けた安値139円40銭と昨日の安値139円25銭がダブルボトムになれば再び142円ミドル付近までの戻しも視野に入る。
今日の動きで底値を確認できれば買いに転じる。

ポンド円予想レンジ:141円00銭~139円60銭

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[カナダドル円]利上げ期待後退

(カナダドル円日足)


(カナダドル円時間足)

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カナダ中銀BOCは政策会合で現行の政策金利1%を据え置くことで一致。前回まで利上げの可能性を示していたが、今回の声明では利上げの必要性に対し緊急性が薄れているとした、これを受けカナダ円は89円25銭から一気に88円45銭まで下落。その後買い戻しが入ったものの上値は依然として重い。ちょうど円の買戻しの動きが続いていたこともあり売りの勢いはまだ残る。テクニカルでみるとフィボナッチの23.6%が88円50銭付近にあり、ボリンジャーバンドの中心線も88円40銭に位置する。このレベルを下回り1月9日の安値87円95銭を超えるようであればもう一段の下げに入る。今日明日とカナダ円にとっては正念場になる。

カナダ円予想レンジ:89円50銭~88円00銭

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[全般]乱高下の後は

日銀政策会合での発表は賛否両論でマーケットはドル円やクロス円が乱高下となった。
日銀の政策発表前の神経質な状況の時に麻生財政相が「円高は大分修正されつつある」と発言したことで円の買戻しの動きが強まった。政策会合発表では物価目途1%に対し目標2%へ、2014年から期限を定めず資産買い取りをするオープンエンド方式へ、ゼロ金利と資産買入れを継続、14年から毎月13兆円国債を買い入れることを明記した。市場はこれを受け円が一斉に売られたがその後は円買戻しが進んだ。内容をみると資産買入れが14年度からとだいぶ先になることや、超過準備の利付に関しては今回見送られた事で失望感が先行。一方では日銀が政府の意向に沿って大胆な追加緩和を実施したという評価もあり市場は混乱気味に荒っぽい動きが続いた。結果的に円の買戻しが先行した形となった。クロス円も激しい動きが続く中でユーロやポンドは特に乱高下が目立った。ドイツ連銀バイトマン辞任の噂でユーロの下落が進む中、ドイツのZEWが予想を大きく上回ったことで上昇。その後再び下落するなど神経質な展開となった。連休明けのNY市場では中古住宅販売が落ち込んでことでドル売りが強まったが、財政の崖問題なども影響したことですぐに回復。市場はちょっとした材料でも大きく反応する神経質な展開が続いた。これだけ乱高下が続いた後は暫く次の流れが出来るまでもみ合いに入るとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀政策への判断はまちまち

(米ドル円30分足)


(米ドル円日足)

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日銀は2%の物価目標や毎月13兆円の国債購入を無期限で実施することを約束した。10兆円の債券購入規模が予想されたがそれ以上の規模となったことで円売りが進んだが、その後は失速。債券購入時期が14年からとあまりに先になったことで日銀の腰が引けているとの見方もある。また、超過準備への付利も今回は据え置いたことも失望感に繋がり円買戻しが強まった。結果的に、細かいことは別にして出尽くし感からの巻き戻しが入ったと考える。デフレ対策はこれからが始まりであり、それに対する評価は未知数でもある。しかし、ここまで政府と日銀が一体となって推し進めようとする限り円安の流れはこれからが本番。混乱が収まり底値が固まれば再び円売りが始まる。

ドル円予想レンジ:89円30銭~88円35銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ買いのチャンス

(ユーロ米ドル時間足)



日銀の政策会合では期待と失望が交錯し結果的に円の買戻しが強まるとドル安ユーロ高が進んだ。欧州市場に入るとドイツ連銀のバイトマン辞任の噂が広がりユーロは一転して下落。その後発表の独ZEWが31.5予想の12.0を大きく上回ったことやバイトマン辞任の噂が否定された事で上昇。また、スペインの入札も上限を上回ったこともユーロ買いに安心感を与えた。しかし、NY市場では再び売りが強まると1.3280付近まで押し戻されるなど不安定な動きが目立った。円の動きが不安定なことでユーロも神経質な展開となり振り回された格好だ。ECBのドラギ総裁は昨年の断固たる政策が奏功しソブリンリスクが終息したことを示唆するなどユーロ危機に対する不安は後退。前日にドイツ連銀がドイツ経済が既に回復の兆しを見せていると発表。市場が落ち着きを取り戻せばユーロ買いが再び始まる。

ユーロドル予想レンジ:1.3370~1.3280

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[ポンド米ドル]追加刺激への姿勢強まる

(ポンド米ドル日足)



ポンドは対ドル対円でも下落の勢いが止まらない。昨日の日銀会合後はドル売りの動きが強まり上昇。欧州市場に入り調整の売りが強まったもののNY市場に向けて再び買戻しが入った。米中古住宅販売が予想を下回りドル売りが強まったこともポンドの底を支えた。しかし、引けにかけてポンドは急落。BOEキング総裁が必要に応じて追加刺激の用意がある、金融政策体制の見直しは理にかなっているとの発言に反応した。20日線が90日線を上から下に抜けたことや200日移動平均線を下回った。また、昨年11月の安値1.5825を下回ったことで下落のサインが点滅したことで目先売りが先行しやすい。

ポンドドル予想レンジ:1.5850~1.5750

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[全般]日銀会合前に既に調整

週明けの東京市場ではこの日から二日間行われる日銀会合で積極的な緩和策が打ち出されるとの期待から先週の流れを継いで円売りの動きから始まった。しかし、ドル円が高値を更新したところで円の買戻しの動きが一気に入った。9時に纏まった売りが出たことで誘発された格好だ。日銀の2回連続の追加緩和となることは既に市場は織り込んでいるため、今日の会合後の発表で利益確定の円買戻しの動きが強まるとの懸念が円ポジションの巻き戻しを強めたことになる。先週も甘利再生相の発言で円買戻しが入ったこともあり今回の調整はそれ程大きなものではなかった。毎回これだけ振り落されていることから今日の会合後の円買戻しのリスクは大分後退したとみる。昨日はNYがキング牧師の記念日で休場の中で薄商いであったものの円売りが再び強まって終わった。中長期での円の先安観は根強いことを示している。しかし、短期的には今日の会合で材料出尽くしによる円買いのリスクは残り発表前後では荒っぽい動きになることも想定される。日銀や政府はまだデフレ対策に着手したわけではなくこれから始まる前に期待が先行している。
円ショートのポジションは普段よりも軽めに持って臨み、底を確認したところで再び増やしていく方がよさそうだ。

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[米ドル円]円ショートポジションは減少

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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日銀会合が始まることから朝方は追加緩和期待からの円売りから始まった。ドル円は先週の高値を更新し90円25銭まで上昇。しかし、2%の物価目標と10兆円の資産買入れの増額は既に織り込んでいるから発表を待たずにポジション調整が始まった。先週は甘利再生相や石破幹事長の発言などもあり既に円買戻しの動きが入っていたこともあり円ショートのポジションは大分減少していたとみる。日銀が予想通りの範囲で追加緩和を実施し、それ以上は何も出ないとすれば失望感からの円買い戻しが入るリスクは燻る。更に白川総裁が無制限に購入や不利撤廃などの策を打ち出せば円売りが再開するとの見方もある。しかし、ここで出し尽く感が高まると寧ろ今後の手詰まりになるとみられれば本格的に売りが強まることも考えられる。昨日は89円30銭で下げ止まった。このレベルはフィボナッチ38.2%でもある。88円割れにはパラボリックや20日移動平均線が位置し、ここを下回れば大幅な下落を伴う事になるというリスクも頭の片隅に置いておくことだ。

ドル円予想レンジ:90円50銭~89円00銭(50%)

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