[全般]イタリアショックも後退
イタリア選挙では上院で過半数が取れなかったのはある程度予想されたもので、市場はこの結果に対し過剰に反応した。最終的に財政緊縮路線を歩むようにEU首脳はイタリアに対し圧力をかけ始めている。また、選挙後初のイタリア国債入札は前回よりも利回りは高まったものの倍率は前回を上回り65億ユーロの上限を達成。これを受けユーロ買いが強まった。また、NY時間に発表された米国耐久在受注や中古住宅販売は予想を上回る好調な結果となったことでNY株式市場は大幅高となった。バーナンキ議長の議会証言では前日と同様に緩和策継続の姿勢を示したものの市場の反応は殆ど見られなかった。昨日の欧米の株価上昇をみても全体的に悲観論は台頭せず依然として楽観的な雰囲気は残る。
それでも今後のイタリア政局をみる必要もありユーロやドル円の上昇が始まるのはもう暫らく時間がかかるだろう。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]91円の底値確認

イタリアショックも時間の経過とともに落ち着きを取り戻しておりリスク回避からの円買いの動きは収まり始めている。また、バーナンキ議長の議会証言でFRBが量的緩和策を今後も継続するとの姿勢が示された事でのドル売りも既に織り込んだ。今日は日本政府が日銀の正副総裁人事案を提示する予定だ。市場は新人事による大胆な金融緩和策期待から円売りが強まるとみる。しかし、市場にはまだ円安修正が継続するとの見方もあり戻ったところでは売りが待ち構えているとみる。
昨日も再度91円前半を試して跳ね返された事で大分底値感が出始めた。半値戻しの92円後半から93円を上抜くことが出来れば下落リスクが後退し、再び94円台を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:92円80銭(50%)~91円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]1.3ドルのダブルボトム形成


懸念されたイタリア選挙後初の国債入札が実施されたが、結果は無難に終わった。利回りは4.83%と上昇したものの需要は前回を上回り上限の65億ユーロを調達。10年債利回りも低下するなどイタリアショックが大分後退。ショック後の高値を更新するなど安心感が広がり始めている。日足では1月初旬に付けた安値1.3ドルを今回もその手前で跳ね返された事でダブルボトムを形成。一目の雲の下限でも跳ね返された。また、雲の下限は急角度の上昇トレンドに入ることからそろそろ買い意欲が再び強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3280(38.2%)~1.3100
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円/豪ドル米ドル]各国中銀がオージードル保有


NY時間にオージー円は前回の安値93円05銭を下回ると損切を巻き込んで92円95銭まで下落。しかし、92円台では新たな買いも待ち構えていた模様で跳ね返された。目先の下落リスクはこれで一旦後退し、再度上値を試す展開とみる。RBAは朝方オージーが4-15%過大評価していることをモデルが示していると発表。しかし、同時に最大34の中央銀行がオージーを準備通貨として保有していることを明らかにした。過大評価されているのはそれだけオージーの需要が高いという事を示している。今日は日銀正副総裁人事が発表されることから円安の動きが強まれば週初の急落後の高値である95円前半を試す展開とみる。
オージー円予想レンジ:95円20銭~93円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]欧州不安と米国景気期待
一方、米国では新築住宅販売件数やケースシラーなどが予想を上回る好結果となったことでユーロからドルへ資金が移動。また、バーナンキ議長の議会証言では資産購入プログラムを擁護する発言から株式市場で好感され前日の急落から一転して反発。欧州不安と米景気期待とが重なり昨日の混乱は後退。これまでの円中心の動きは後退し欧米中心の相場展開となった。今日はドラギECB総裁の講演であり、債券購入や欧州景気への言及に注目が集まる。また、米国経済指標への注目度が高まり始めており今日の耐久財受注や中古住宅販売など指標が予想を上回れば株高からのリスクオンの動きが強まるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]円安の修正局面継続


次期日銀総裁と副総裁人事が安倍首相の意向にあった人物が選ばれたことで市場はご祝儀的な円売りが進んだが、その後はイタリア選挙結果により一気にリスクオフの動きから円の買い戻しの動きが強まった。これは日本サイドの問題ではないもののこれまで進んだ大幅な円安の修正を引きずり出した。これまでは1-2円程度の修正が断続的に入っていたが、今回はこれまでとは違い4円近い下落となった。先週は円安を更に加速する手段の一つであった外債購入の可能性が後退した。ここにきて、材料出尽くし感もみられることから目先は円安の修正が継続しもみあいに入るとみる。もみ合いレンジ幅は月曜日の上昇と下落の幅が当面の目安となった。
ドル円予想レンジ:92円70銭~91円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言に注目

イタリア総選挙でねじれ国会が生じたことで市場はイタリア国内だけではなくユーロ圏全体に悪影響を与えるとの懸念が広がった。今後、イタリアが再選挙を行えば政治空白が乗じることになり不安が高まる。かといって、理念の大きく異なる右派との連立を組むようであれば議会運営に支障をきたすことにもなりかねない。このリスクは当面継続することになるだろう。イタリア国債利回りも上昇するなど債券や株式市場でもリスクオフの動きが強まった。今日はドラギ総裁講演がありこれまで年前半には景気減速など下振れリスクを再度示すか、或いは、イタリア国債を下支えするような発言が出るか注目。
一目をみると雲の下限で下げ止まりがみられる。この下限レベルは今年1月でも跳ね返されていることからダブルボトムを形成することが出来れば上昇に繫がる。
ユーロドル予想レンジ:1.3160~1.3000
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル/ユーロポンド]マイナス金利も視野に


キングBOE総裁はポンドの下落は英国のリバランスの必要性を示すものと発言。また、実質マイナス金利は持続可能な成長と矛盾するとした。前日に大幅下落となったポンドの買い戻しがこの日は徐々に入り堅調な動きとなった。しかし、その後BOE副総裁が議会で追加の資産購入を依然として排除しないと発言。また、BOEではマイナス金利も話し合われていたことも明らかとなりポンドは再び上値の重い展開となった。しかし、ポンドの悪材料もほぼ出尽くし感があり、ユーロポンドもここにきて下げ止まり感が出始めている。イタリア選挙後の混乱も徐々に収まり始めてくれば対ドル対ユーロ、そして対円でもポンドの巻き返しの動きが期待出る。1.50ミドルがサポートできるか注目。
ポンドドル予想レンジ:1.5250(50%)~1.5060
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]イタリアリスクで一気に巻き戻し
朝方には次期日銀総裁に黒田元財務官、副総裁に岩田学習院教授が起用される人事案が固まったことが報じられたことで円が全面安で始まった。ドル円は94円後半まで上昇しクロス円も全面高となった。しかし、その後は達成感もあり徐々に売りが強まり利益確定の円の買い戻しが入った。この日は注目のイタリア総選挙が始まり欧州時間にはその途中結果が報じられる中でユーロが上昇する場面も見られた。しかし、その後上院で過半数を獲得する党がいないとの報道で不透明感が広がりユーロが急落。リスク懸念が一気に広がり円も全面高となった。ここまでユーロや円の巻き戻しが入ると当面は市場のセンチメントは悲観的なムードが強まることになるだろう。結局イタリアはハングパーラメントとなり今後政治空白が続く可能性が高まった。
今日は円売りやユーロ買いが強まる場面もありそうだが、当面は昨日付けたクロス円やドル円の高値を超えることはなくなったとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]円安の流れがストップ

朝方は黒田元財務官が次期日銀総裁、副総裁に岩田学習院教授が起用されることが報道された事で円全面安となりドル円は今年高値となる94円77銭を付けた。週明け早朝という事もあり流動性が低く殆ど出会いのない中での上昇となったことで売り注文が付き日中は寧ろ上値の重い展開となった。欧州時間にはイタリア総選挙の途中結果が随時発表され、上院では過半数を獲得する政党がないとの見方が広がると一気に市場にはリスクオフの動きが高まった。ドル円はNYの午後に入ると断続的に損切の売りを巻き込みながら一時90円85銭まで下落。一日で5円近い下落幅となった。この下落はこれまでの円安の流れを変えるまでには至らないとみるが、それでもショック度は大きく今後は戻し場面では売りが並んでくることになるだろう。中長期では買い場とみるが暫く様子を見ないともう一段の下落の可能性もあり買いを入れても安値である90円85銭を下回ったら一旦は切ることをお勧めする。
ドル円予想レンジ:92円50銭~91円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]イタリア選挙結果に過剰反応

週明けからユーロは堅調な地合いで始まったがNY時間にイタリア選挙結果が徐々に明らかになるにつれて大幅な下落となった。
イタリア総選挙は先週からベルルスコーニ率いる中道右派が躍進するとの見方が強かったが、実際にその勢力を伸ばした。下院ではベルサニ中道左派が過半数を獲得する見込みとなった。しかし、上院では過半数獲得する政党がいないとの見通しから再選挙の可能性が高まった。そうなると、一時的に政治空白が出来ることから市場には不安が拡大しリスクオフの動きからユーロが急落。高値から300ポイント近く下落した。ここまでユーロ売りが出るのは過剰反応としか思えないがユーロポンドやユーロ円などクロスの纏まった巻き戻しが予想以上の下げに繋がった。やり過ぎではあるが、それでも売りが遅れたところが戻しの上値を抑えてくることになるだろう。選挙が終わり最終的な結果が明らかとなれば市場も落ち着きを取り戻すだろう。
1.3ドルは今年初めのレベルであり、ここがサポートされればダブルボトムを形成し再び上昇に転じるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3200~1.3000
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]買いのチャンス

朝方は黒田元財務官の次期日銀総裁に起用されることが固まったことで円売りが進み一時97円ミドルの高値を付けた。このレベルは今月初旬に二度跳ね返されたレベルでもありかなりの強いレジスタントとなった。結局、NY時間にはイタリア総選挙で財政改革への期待が後退しリスクオフの動きが強まり95円80銭や95円付近の損切を断続的に巻き込んで93円ミドルまで下落。一日で4円近い下落は昨年の5月以来となる大幅なものとなった。
これまでオージー円のクロス買いが殆ど見られなかったことから下落はドル円だけによるものとなった。市場が落ち着きを取り戻せば再びオージー円に買いが戻ることになる。大きな調整ではあったが寧ろ買いのチャンスと捉えた方がよさそうだ。
オージー円予想レンジ:95円50銭~94円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]日米首脳会談で見えたもの
日米首脳会談では強固な日米同盟を確認し、懸念されたこれまでの円安の動きに対して米国からの言及はみられなかった。TPPや沖縄基地問題は残るものの米国が日本の立場を理解していることがこれで確認されたとみてよい。ただし、当局者による極端な円安誘導の姿勢を示すようであれば欧州だけではなく米国側から今後出かねない。逆に言えば、それがなければ自然な円安に対しては大きな障害はないとみることもできる。今週は本格的に日銀総裁人事を巡り思惑が交錯しそうだ。今のところ、最も有力な候補としては元財務官で緩和に前向きな黒田氏が挙げられている。予想通りであれば大胆な緩和期待から円売りが進むことになるだろう。
一方、欧州市場ではイタリア総選挙が始まりリスクが高まりそうだ。
モンティ首相が進める改革路線に対しベルルスコーニ元首相率いる中道右派が政権をとるようであれば修正が余儀なくされ、再び債務危機に火がつく恐れもある。また、2013年のユーロ圏経済見通しが下方修正された事もありユーロ下落を加速させることになる。しかし、イタリア選挙の結果だけでこれまでの行き過ぎた悲観論に再び戻ることはない。全体的に見てユーロ不安はかなり解消されてきており、イタリアも最終的には改革路線を歩まざるを得ない。市場はイベントを前にすると悲観的になり過ぎる傾向がある。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]95円を再び目指す展開


日米首脳会談では円安に対する発言は一切見られず米国が日本の政策を支持しているという事が確認されたとみてよい。市場が徐々にそれを感じ始めてくれば円売りの流れが再び強まるとみる。現時点で財務省による外債購入の可能性は後退したものの、円高に戻るような時には再び外債購入の可能性をちらつかせることでドル円の底値は限られてきた。日足のボリンジャーバンドの中心線が92円70銭付近にありその手前で先週もサポートされた事で上昇トレンド継続が確認された。
日銀人事では安倍首相の意向に最も沿った人物と考えられる黒田元財務次官が候補の筆頭とされている。今週中にははっきりすることから、そうなれば円売りのきっかけになるだろう。その間にイタリア総選挙など下落リスクはあるものの、下値は限定的とみる。
今週のドル円予想レンジ:95円50銭~92円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル/ユーロポンド]イタリア総選挙でひと波乱


先週末発表されたドイツの2月Ifoが予想を上回りそれまで上値の重いユーロがやや買い戻された。ところが、その後欧州委がユーロ圏の2013年経済見通しがマイナス0.3%に下方修正されたことを発表。ユーロの売りが再び強まりこの日のローソク足は流れの転換を示す寄り引同時線が表れた。今週は週初からイタリア総選挙が始まることからそのイベントリスクからのユーロ売りは先週ほぼ一巡したとみてよい。ユーロ圏の経済は今年後半にかけて緩やかに回復する見通しであることを市場はそろそろ見直してくる頃だ。イタリア選挙で中道派が勢力を伸ばしたとしても改革を止めれば自分の首を絞めることになる。前回のギリシャと同じように最終的にイベントが終われば下落リスクは後退する。
メルケル首相が1.3から1.4は正常の範囲と発言したことで市場はこのレンジを意識し始めている。ユーロポンドの上昇トレンドも継続していることからユーロ円同様に資金はユーロに再び流れ込むとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3500(61.8%)~1.3070
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]ダブルボトムを形成


RBA総裁は「中国経済の減速は終わった」「豪州は鉱業以外の一部の経済で活動が加速可能」とした中で「為替介入のハードルは高い」と発言。それまでの弱気のセンチメントから一転してオージー買いが急速に進んだ。
先週末にNYダウが再び1万4千ドルに乗せるなど世界的にも株価の上昇が目立つ。市場に安心感が漂い始めておりオージーの下落が終わり上昇に転じる週になるとみる。
前週付けた安値1.02前半を先週の半ばに再度下落。結果的に押し戻された事でダブルボトムを形成した。イタリア選挙の結果が出てユーロへの不安感が後退する時がオージーの再び上昇に転じる時とみる。
オージードル予想レンジ:1.0450(61.8%)~1.0280
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]クロス円など利益確定の動き
今日は日米首脳会談が行われることから、もし為替に関する発言が出ればそのリスクが高まることになる。しかし、これまでの米国の日本に対する姿勢をみると寧ろ好意的なものが多く、今回はそのリスクは低いとみるが円売りのタイミングにはまだなり難い。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]95円は目先遠のく

FOMC議事録公開でドル買いが一斉に強まり94円台を付けたのがドルのピークとなった。その後はクロス円を中心に売りが強まり円は全面高。ドル円は92円台に入るなど全般に弱気のセンチメントが漂う。特に材料はないがコモディティー関連のファンド破たんの噂も流れたこともあり安全通貨としての円が買い戻された格好だ。日足チャートでは円安の流れが始まり始めて長い時間天井圏でもみ合いが続いていてソーサートップを形成するようにも見える。20日移動平均線の位地する92円75銭で下落は一旦サポートされたがまだ底値感がみられない。今日もこのレベルを下回らないようであれば当面もみ合いが継続。或いは、このレベルを下回るようであれば2月の安値となる92円前半を再び試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:93円50銭~92円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円/ユーロ米ドル]ドイツ経済指標に注目


ユーロ円は三日続落。FOMCでは資産購入の停止や縮小といった話が中心となったことで出口は近いという観測からユーロは対ドルで下落傾向が強まった。また、この日発表されたドイツやユーロ圏製造業2月PMIが予想を下回ったこともユーロ売りを加速させた。
ECBが長期に渡り低金利政策を継続するとの見方も強まり利益確定の売りが目立っている。今月初旬に付けた127円70銭を高値に下降チャネルが始まりその下限となる122円前半まで下げてきた。一旦は上限に戻る動きが強まるとみるが上値の重さは依然残る。122円25銭を下回ると121円前半までサポートはない。今日はドイツのGDP改定値やIfo景気動向が発表されるが、昨日と同様に景気縮小を示す様な下落リスクに対し敏感に反応するとみる。
ユーロ円予想レンジ:123円30銭~121円20銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]売り一巡

今月に入りコモディティー価格の下落が強まった。一部で商品ファンドの破綻の噂も流れたことでオージーも上値の重い展開が続いた。また、昨日のFOMC議事録公開ではドルが全面高になったこともオージーを押し下げるきっかけとなった。これでほぼ売り材料が出尽くした観もある。時間足でみるとダブルボトムを形成したこともありそろそろ上昇に転じる用意が出来たとみる。
オージードル予想レンジ:1.0300~1.0220
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]円もドルも思惑が先行
朝方発表された日本の1月貿易収支が予想を上回る赤字拡大で円売りの動きが強まった。しかし、日銀総裁人事で外債購入に積極的と言われる武藤氏が候補から外されたとの一部報道で円は上昇。また、安倍首相が外債を購入する必要性が薄まったとの発言で更に円高が進むなどここにきて一時的にせよ円安の動きに変化がみられた。
欧州時間にはドイツのメルケル首相がユーロの現在のレベルに対し1.3から1.4ドルは歴史的に見て正常のレベルであるとし為替政策には反対の意を示した。しかし、ユーロの上昇には至らなかった。
一方、注目されたFOMC議事録では複数のメンバーが雇用改善の前に債券購入の縮小や停止が必要になる可能性があると発言していたことが明らかとなった。これを受けドルが全面高となりユーロやポンドが大きく下げた。
日銀総裁人事は安倍首相のいうように財務省出身者がいけないという事はないと発言するようにまだ流動的で思惑だけが先行し過ぎる。FOMC議事録でも一部のメンバーは緩和縮小に警告を示すなどタカ派とハト派が入り混じる状況でどちらとも言えない状況。円もドルも思惑が先行し過ぎた動きが目立ったが、最終的に方向感を見いだせずに短期的な動きで終わるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]円高とドル高で綱引き

日本の1月貿易収支が1兆6294億円と過去最大の赤字に拡大した。円安で輸出は拡大したものの燃料などの輸入額がそれを上回った。元々1月は貿易赤字が膨らみやすいこともあるが、円安のデメリットが示されたことになる。市場はそれ程円売りには反応せず、寧ろその後の日銀総裁人事や外債購入に否定的な意見が首相から出たことで円買いが進み93円円半までドル円は下落した。その後、FOMC議事録で量的緩和の縮小や停止の可能性が示された事でドルが全面高となり結局ドル円は93円台でのもみ合いが続いている。明日は日米首脳会議が始まり、日銀総裁人事もそろそろ絞られてくる頃だ。思惑だけの取引では一方向にポジションを偏らせずに短期取引に徹する。
ドル円予想レンジ:94円20銭~93円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]BOE議事録で売り加速


ポンドの下落が止まらない。
1.54前半で下げ止まるかと思ったがポンドは対ドルだけではなく対ユーロなどからの売りが強まった。BOE議事録が公開され資産購入枠が6対3で維持が決定。3人のメンバーが量的緩和拡大を主張していたことが明らかとなったことで纏まったポンド売りが出た。本来であればそれ程インパクトのある材料とは思えないがそれだけポンド売りの勢いがあったという事だ。また、FOMC議事録が公開され量的緩和解除が予想以上に早まるのではといった思惑からドルが上昇しポンドはもう一段下落。損切を巻き込みながら1.5190まで売り込まれた。このレベルは2010年7月以来の安値水準となる。ただ、1.52ドル付近というのは過去何度も底値になったこともあり、そろそろ売りも一巡した可能性が高い。週足のフィボナッチでみると61.8%戻しがちょうどこの安値レベルでもある。このレベルにストップを入れておき買いを入れてみる。
ポンドドル予想レンジ:1.5320~1.5190(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[NZドル円]介入警戒感で売られたが


オージーの利下げ期待もあり市場はオージーよりもこれまでキウイに買いが入りやすかった。キウイ円は2008年7月以来の高値を更新するなどここ数か月での上昇速度が際立った。
RBNZのウイラー総裁はキウイが過大評価されていると発言。キウイが一方向だけに動くわけではないと投資家に知ってもらいたいと語った。その上で「必要となれば為替市場に介入する用意がある」としたことでキウイは1円近く下落した。FOMC議事録が公開されると更にその下げ足を速めた。何とか買い手を振り落したいという中銀の意図が示されたものの投資家はそう簡単に魅力的な通貨から離れることはない。78円付近は61.8%戻しのレベルであり20日移動平均線のサポートラインでもある。このレベルがサポートされれば再び高値を目指す展開とみる。もし抜けた場合には77円付近まで強いサポートはみられないがキウイ円の上昇トレンドに変化はないとみる。
キウイ円予想レンジ:78円80銭~78円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]FOMC議事録公開
麻生財務相が閣議後の記者会見で日銀による外債購入に否定的な見解を示したことで円が全面高となった。前日には安倍首相が日銀による外債購入や日銀法改正もありうると言及したことで円安が進んだ。しかし、財務相との見解が一致していないことから市場は失望感からの円買戻しに走った。市場は今後日銀人事待ちという事もありそれまでは円買い戻しの動きは限られるだろう。また、22日には日米首脳会談が行われ、その中で日本が米国との強い協調体制を維持することが明らかとなれば円安が更に進むとみる。反対に、TPP交渉や沖縄問題などで不協和音が聞かれるようであれば一時的に円買戻しの動きが強まることになるだろう。
今日はNYの午後にFOMC議事録が公開される。前回のFOMC議事録発表で市場は大きくドルが上昇したが、円の動きが一服する中でドルの動きが次の波乱材料となりやすく注目される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]日本の貿易赤字

前日の安倍首相の外債購入への言及があり円売りの流れができ始めたところで麻生財務相がその可能性を否定。梯子を外された格好となったことでドル円は93円前半まで押し戻された。ドル円が70円台にいた頃には円を押し下げるための外債購入は有効と考えていたのだろうが90円ミドルまで上昇したことでその可能性は後退したとみる。逆にみれば、円高に向かう過程では再び外債購入の話が出てくることになるだろう。少なくとも円高に戻るという事は難しいとも言えそうだ。今日は日本の貿易収支が発表されるが、前月の6千400億円の赤字から1.4兆円近い赤字に拡大すると予想される。季節的な要因で赤字額が拡大するものの、一時的に94円台を試す動きとなりそうだ。
ドル円予想レンジ:94円00銭~93円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル/ユーロポンド]BOE議事録公開


ポンドはこの日も対ドル対ユーロで値を下げるなど上値の重い展開が続いていたがそろそろ一服感が出始めてきた。連休明けとなるNY市場では特に材料がないところでユーロポンドの纏まった買いが出たことでポンドは全面安となった。対ドルでは昨年7月以来の安値を更新。しかし、ユーロポンドの上値でもみ合いが始まり折り返し地点になりそうだ。
今日はロンドン時間に今月7日に行われたBOE政策会合の議事録が公開される。ECBの利下げ後退観測に対しBOEはカーニー次期総裁の更なる追加緩和への期待から金融政策の違いからのユーロポンド売りが強まっていた。それも大分織り込んできたことできょうの議事録の内容次第ではポンドの買戻しの動きが期待できそうだ。
ポンドドル予想レンジ:1.5520~1.5390
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル南アフリカランド/南アフリカランド円]新興国通貨の上昇


前日のランド円は昨年4月以来の高値を更新したが、昨日は利益確定の売りも出て戻された。ランドの上昇トレンドは依然として続いていることから下げたところでは買いが待ち構えている状況は変わらない。ドルランドも4時間足でみると下降チャネルが継続している。ここにきてブラジルレアルや韓国ウォンなど新興国通貨が上昇に転じている中でランドの存在は薄く、狙い目の通貨とみる。中長期でのポジションとして下げたところで少しでも買いを入れておきたい。
ランド円予想レンジ:10円60銭(76.4%)~10円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]G20前のポジションへ
安倍首相は議会予算案の答弁で日銀の外債購入や株式市場に直接影響を与える買い方もあると発言。結果を出せなければ日銀法改正も進めるといった強い口調が目立った。麻生財務相はG20では当局者が為替への言及を控えることとなったというものの、安倍首相の発言が直接円安に繋がるかどうかは微妙だが、この発言で円は再びG20前の調整分の動きの巻き戻しを加速させたことは確かだ。アジア勢が旧正月明けとなったことも円安の流れを強めたとみられる。
昨日はNY市場が休場となり欧州の午後には円の買戻しの動きも見られた。
連休明けとなるNY勢はポジションの軽くなったことでユーロ買いや円売りを仕掛けてくる可能性の方が高いとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]円売りも慎重


週明けの東京市場ではG20での声明で日本が名指しに非難されなかったことを受け円売りの動きで始まった。また、参院予算委員会で安倍首相が日銀の外債購入などに言及したことでドル円は94円20銭まで上昇。クロス円も全般に堅調な地合いで始まった。欧州市場では大きな動きはなかったもののNY市場が休場となるため午後には短期筋のポジション調整からのドル円の売りが強まった。薄商いという事もあり一方向に動きやすく、昨日の引けにかけてのドル円の下落で市場が弱気になることはない。目先は慎重な動きが続くとみるが円安の流れに変化はない。
昨日の安値となる93円70銭付近では買いを入れてみる。先週末のNY終値である93円50銭は強いサポートとなる。
ドル円予想レンジ:94円50銭~93円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |