ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-02

[全般]クロス円など利益確定の動き

G20が終わり日本への名指しでの非難は避けられたものの大分為替に関する発言に対し釘を刺されたとみられる。外債の購入には否定的な姿勢を麻生財務相が示すと安倍首相もそれまでの主張を変えて現状では必要性が薄いと発言。新たな日銀総裁人事が注目されてはいるが次の日銀の大胆な政策手段がこれでかなり削がれたことになる。海外からみるとこれまでの円安で稼いだ分を一旦は利益確定したいところだろう。そのきっかけを作ったのがFOMC議事録だ。再び量的緩和政策の前倒しの議論が出始めていることが明らかとなりドルが全面高となったことでオージーやユーロ、そしてポンドなどが対ドルで下落。これによりクロス円で一斉に利益確定の動きが入り始めた。まだ本格的な動きではないものの、日本の政策の手詰まり感が更に強まるようであればもう一段の下落リスクもある。
今日は日米首脳会談が行われることから、もし為替に関する発言が出ればそのリスクが高まることになる。しかし、これまでの米国の日本に対する姿勢をみると寧ろ好意的なものが多く、今回はそのリスクは低いとみるが円売りのタイミングにはまだなり難い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]95円は目先遠のく

(米ドル円日足)



FOMC議事録公開でドル買いが一斉に強まり94円台を付けたのがドルのピークとなった。その後はクロス円を中心に売りが強まり円は全面高。ドル円は92円台に入るなど全般に弱気のセンチメントが漂う。特に材料はないがコモディティー関連のファンド破たんの噂も流れたこともあり安全通貨としての円が買い戻された格好だ。日足チャートでは円安の流れが始まり始めて長い時間天井圏でもみ合いが続いていてソーサートップを形成するようにも見える。20日移動平均線の位地する92円75銭で下落は一旦サポートされたがまだ底値感がみられない。今日もこのレベルを下回らないようであれば当面もみ合いが継続。或いは、このレベルを下回るようであれば2月の安値となる92円前半を再び試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:93円50銭~92円20銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ドイツ経済指標に注目

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20130222_hiashi.jpg


ユーロ円は三日続落。FOMCでは資産購入の停止や縮小といった話が中心となったことで出口は近いという観測からユーロは対ドルで下落傾向が強まった。また、この日発表されたドイツやユーロ圏製造業2月PMIが予想を下回ったこともユーロ売りを加速させた。
ECBが長期に渡り低金利政策を継続するとの見方も強まり利益確定の売りが目立っている。今月初旬に付けた127円70銭を高値に下降チャネルが始まりその下限となる122円前半まで下げてきた。一旦は上限に戻る動きが強まるとみるが上値の重さは依然残る。122円25銭を下回ると121円前半までサポートはない。今日はドイツのGDP改定値やIfo景気動向が発表されるが、昨日と同様に景気縮小を示す様な下落リスクに対し敏感に反応するとみる。

ユーロ円予想レンジ:123円30銭~121円20銭(61.8%)

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[豪ドル米ドル]売り一巡

(豪ドル米ドル時間足)



今月に入りコモディティー価格の下落が強まった。一部で商品ファンドの破綻の噂も流れたことでオージーも上値の重い展開が続いた。また、昨日のFOMC議事録公開ではドルが全面高になったこともオージーを押し下げるきっかけとなった。これでほぼ売り材料が出尽くした観もある。時間足でみるとダブルボトムを形成したこともありそろそろ上昇に転じる用意が出来たとみる。

オージードル予想レンジ:1.0300~1.0220

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