[全般]イタリアリスクで一気に巻き戻し
朝方には次期日銀総裁に黒田元財務官、副総裁に岩田学習院教授が起用される人事案が固まったことが報じられたことで円が全面安で始まった。ドル円は94円後半まで上昇しクロス円も全面高となった。しかし、その後は達成感もあり徐々に売りが強まり利益確定の円の買い戻しが入った。この日は注目のイタリア総選挙が始まり欧州時間にはその途中結果が報じられる中でユーロが上昇する場面も見られた。しかし、その後上院で過半数を獲得する党がいないとの報道で不透明感が広がりユーロが急落。リスク懸念が一気に広がり円も全面高となった。ここまでユーロや円の巻き戻しが入ると当面は市場のセンチメントは悲観的なムードが強まることになるだろう。結局イタリアはハングパーラメントとなり今後政治空白が続く可能性が高まった。
今日は円売りやユーロ買いが強まる場面もありそうだが、当面は昨日付けたクロス円やドル円の高値を超えることはなくなったとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]円安の流れがストップ

朝方は黒田元財務官が次期日銀総裁、副総裁に岩田学習院教授が起用されることが報道された事で円全面安となりドル円は今年高値となる94円77銭を付けた。週明け早朝という事もあり流動性が低く殆ど出会いのない中での上昇となったことで売り注文が付き日中は寧ろ上値の重い展開となった。欧州時間にはイタリア総選挙の途中結果が随時発表され、上院では過半数を獲得する政党がないとの見方が広がると一気に市場にはリスクオフの動きが高まった。ドル円はNYの午後に入ると断続的に損切の売りを巻き込みながら一時90円85銭まで下落。一日で5円近い下落幅となった。この下落はこれまでの円安の流れを変えるまでには至らないとみるが、それでもショック度は大きく今後は戻し場面では売りが並んでくることになるだろう。中長期では買い場とみるが暫く様子を見ないともう一段の下落の可能性もあり買いを入れても安値である90円85銭を下回ったら一旦は切ることをお勧めする。
ドル円予想レンジ:92円50銭~91円50銭
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[ユーロ米ドル]イタリア選挙結果に過剰反応

週明けからユーロは堅調な地合いで始まったがNY時間にイタリア選挙結果が徐々に明らかになるにつれて大幅な下落となった。
イタリア総選挙は先週からベルルスコーニ率いる中道右派が躍進するとの見方が強かったが、実際にその勢力を伸ばした。下院ではベルサニ中道左派が過半数を獲得する見込みとなった。しかし、上院では過半数獲得する政党がいないとの見通しから再選挙の可能性が高まった。そうなると、一時的に政治空白が出来ることから市場には不安が拡大しリスクオフの動きからユーロが急落。高値から300ポイント近く下落した。ここまでユーロ売りが出るのは過剰反応としか思えないがユーロポンドやユーロ円などクロスの纏まった巻き戻しが予想以上の下げに繋がった。やり過ぎではあるが、それでも売りが遅れたところが戻しの上値を抑えてくることになるだろう。選挙が終わり最終的な結果が明らかとなれば市場も落ち着きを取り戻すだろう。
1.3ドルは今年初めのレベルであり、ここがサポートされればダブルボトムを形成し再び上昇に転じるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3200~1.3000
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[豪ドル円]買いのチャンス

朝方は黒田元財務官の次期日銀総裁に起用されることが固まったことで円売りが進み一時97円ミドルの高値を付けた。このレベルは今月初旬に二度跳ね返されたレベルでもありかなりの強いレジスタントとなった。結局、NY時間にはイタリア総選挙で財政改革への期待が後退しリスクオフの動きが強まり95円80銭や95円付近の損切を断続的に巻き込んで93円ミドルまで下落。一日で4円近い下落は昨年の5月以来となる大幅なものとなった。
これまでオージー円のクロス買いが殆ど見られなかったことから下落はドル円だけによるものとなった。市場が落ち着きを取り戻せば再びオージー円に買いが戻ることになる。大きな調整ではあったが寧ろ買いのチャンスと捉えた方がよさそうだ。
オージー円予想レンジ:95円50銭~94円20銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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