ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-02

[全般]イタリアショックも後退

イタリア選挙で大きく市場が揺れたショックもやっと落ち着きを取り戻し始めた。
イタリア選挙では上院で過半数が取れなかったのはある程度予想されたもので、市場はこの結果に対し過剰に反応した。最終的に財政緊縮路線を歩むようにEU首脳はイタリアに対し圧力をかけ始めている。また、選挙後初のイタリア国債入札は前回よりも利回りは高まったものの倍率は前回を上回り65億ユーロの上限を達成。これを受けユーロ買いが強まった。また、NY時間に発表された米国耐久在受注や中古住宅販売は予想を上回る好調な結果となったことでNY株式市場は大幅高となった。バーナンキ議長の議会証言では前日と同様に緩和策継続の姿勢を示したものの市場の反応は殆ど見られなかった。昨日の欧米の株価上昇をみても全体的に悲観論は台頭せず依然として楽観的な雰囲気は残る。
それでも今後のイタリア政局をみる必要もありユーロやドル円の上昇が始まるのはもう暫らく時間がかかるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]91円の底値確認

(米ドル円時間足)



イタリアショックも時間の経過とともに落ち着きを取り戻しておりリスク回避からの円買いの動きは収まり始めている。また、バーナンキ議長の議会証言でFRBが量的緩和策を今後も継続するとの姿勢が示された事でのドル売りも既に織り込んだ。今日は日本政府が日銀の正副総裁人事案を提示する予定だ。市場は新人事による大胆な金融緩和策期待から円売りが強まるとみる。しかし、市場にはまだ円安修正が継続するとの見方もあり戻ったところでは売りが待ち構えているとみる。
昨日も再度91円前半を試して跳ね返された事で大分底値感が出始めた。半値戻しの92円後半から93円を上抜くことが出来れば下落リスクが後退し、再び94円台を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:92円80銭(50%)~91円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]1.3ドルのダブルボトム形成

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20130228_hiashi2.jpg


懸念されたイタリア選挙後初の国債入札が実施されたが、結果は無難に終わった。利回りは4.83%と上昇したものの需要は前回を上回り上限の65億ユーロを調達。10年債利回りも低下するなどイタリアショックが大分後退。ショック後の高値を更新するなど安心感が広がり始めている。日足では1月初旬に付けた安値1.3ドルを今回もその手前で跳ね返された事でダブルボトムを形成。一目の雲の下限でも跳ね返された。また、雲の下限は急角度の上昇トレンドに入ることからそろそろ買い意欲が再び強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3280(38.2%)~1.3100

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円/豪ドル米ドル]各国中銀がオージードル保有

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130228_jikanashi.jpg


NY時間にオージー円は前回の安値93円05銭を下回ると損切を巻き込んで92円95銭まで下落。しかし、92円台では新たな買いも待ち構えていた模様で跳ね返された。目先の下落リスクはこれで一旦後退し、再度上値を試す展開とみる。RBAは朝方オージーが4-15%過大評価していることをモデルが示していると発表。しかし、同時に最大34の中央銀行がオージーを準備通貨として保有していることを明らかにした。過大評価されているのはそれだけオージーの需要が高いという事を示している。今日は日銀正副総裁人事が発表されることから円安の動きが強まれば週初の急落後の高値である95円前半を試す展開とみる。

オージー円予想レンジ:95円20銭~93円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する