[ユーロ円]キプロスの第2案は

キプロスショックも緩和され窓埋めの動きが進んだがそれもつかの間。キプロス議会が預金への課徴に対する法案を否決したことで再びユーロは下落。不安は依然として燻ぶる。ECBはキプロスに対し既存のルール内で流動性を提供するとしたが市場の反応はみられなかった。
ルクセンブルグ財務相はユーロ圏の安定を補修する必要があるとして直ちにキプロス協議開催を呼びかけるなど銀行預金への課徴以外の代替案を巡る動きが始まればユーロショートの巻き戻しが入り前日の高値付近までの上昇はありそうだ。
ユーロ円予想レンジ124円10銭~121円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[南アフリカランド円]SARB政策金利発表

キプロスショックでランド円は2月以来の安値付近まで下落した。先週は今年の高値圏である10円60銭付近まで上昇したことで利益確定の売りも出やすかったところでのキプロスショックで下落が加速した。しかし、そろそろ買いが入るタイミングを探り始めてもいいだろう。一目の雲の上限がサポートとなっている。雲は緩やかな上昇トレンドに変わってきていることから大きな上昇は期待できないが金利差確保の動きは4月に入り更に強まるとみる。今日は南ア中銀SARBが政策金利を発表する。市場は現状の政策金利5%を維持すると予想される。通貨安はインフレを招くとして財務相は自国通貨の上昇を期待する発言もみられることから利上げという選択肢も考えておきたい。
ランド円予想レンジ:10円40銭~10円20銭
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[全般]キプロスショックで過剰反応
先週末行われたEU首脳会議では債務問題を抱えるキプロスに対し救済支援の条件として預金に対し課税することを決定した。これを受け朝方の参加者の少ないところでユーロが一気に下落すると安全通貨である円やドル買いが進んだ。ここまで市場が反応するとは思わなかったが、先月イタリア選挙結果が発表された後の週明けにユーロが急落し円やドルが買われた。この動きが記憶に新しいことから市場は過剰反応したとみてよい。欧米市場に入り徐々にショックが緩和し始めるとポジションの巻き戻しの動きが強まった。
銀行預金に対する課税をキプロス議会での採決は19日に延期し、その他関連法案が可決できればデフォルト懸念は後退することになる。そうなればリスクオフの動きは後退することになるが、今回のショックは暫く影響が残ることになるだろう。
今日から始まるFOMCや明日の黒田新日銀体制のスタートもキプロスショックで影が薄くなった。ドル主導からユーロ主導に短期的に市場の注目は移ったが、円安やドル高株高の大きな流れに変化はないとみる。
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[米ドル円]やり過ぎの反動

早朝の薄商いの中でキプロスニュースが伝わったことでドル円はザラ場で93円半ばまで下落。実際にはここまで下落するまでほとんど出合はなかったとみてよいだろう。システム売買などでは損切を自動的に付けてしまう事もあり売らなければいけない玉が残り結果的に東京市場が始まると95円付近から再び売りが強まった。キプロス問題の実態がよくわからずに取りあえず嵐が過ぎるまでは円を買っておこうという動きで売られたとみる。
この動きはイタリア選挙ごと同じで回復するまでは数日少なくとも時間が必要だ。
明日のFOMCでは再びドル主導の動きが強まることになるとみる。今日は95円付近の底固めに入り徐々に買戻しの動きが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:95円80銭~94円80銭
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[ユーロ円]欧州危機再燃はない


キプロスという小さな国の問題がユーロ圏全体に波及するとの懸念からユーロは大きく下落した。
ユーロ圏首脳会議ではキプロスへの救済条件として銀行預金10万ユーロ超に対し9.9%、それ以下に6.75%を課徴することで合意。キプロス議会は決定を延長した。殆どの預金は非居住者ということから影響は国内に止まらないとの見方もあった。しかし、この日の欧州市場ではイタリアやスペインなどの国債への影響は少なく周辺諸国への影響は限定的となった。ユーロは徐々に買戻しが強まり円も売られた結果ユーロ円は再び123円台に戻された。ここまで市場に大きな影響を与えるとはEU首脳も考えなかっただろう。ECB理事会が21日に行われるが何らかの対処を講じる可能性がありユーロショートは短期に留めた方がよい。
ユーロ円予想レンジ124円20銭(61.8%)~122円60銭
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[豪ドル米ドル/豪ドル円]絶好の買い場


寝耳に水とはこのことかと思わせる週明けの東京市場だった。キプロス問題がここまで反応するとは意外だったが、結果的に世界を一周すれば先週のNY終値近辺にオージー円は戻ってきた。リスクオフから円買いとドル買いが進んだことで特にリスク通貨のオージーの売りが集中した。しかし、結果的にみると寧ろ絶好の買い場を与えてくれたとしか思えない動きとなった。どれだけ、オージーの買いポジションが少なかったかという裏返しとみてよいだろう。先週は100円の大台を意識し過ぎて結局抜けずに押し戻されたところでキプロスショックが更に下押しした。しかし、これで目先のポジションがはけてしまい上値を狙いやすくなった。今日明日はまだ警戒感が強いことから慎重な動きとなりそうだが、下げたところでは買いを入れておく。
オージー円予想レンジ:99円50銭(76.4%)~98円50銭
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[全般]FOMCと日銀新体制でひと波乱
今週は黒田新日銀総裁体制が20日から始まる。4月の会合を待たずに月内にも臨時会合を開くとの観測もあり再び積極的な緩和政策への期待の高まりから円売りの動きが強まるとみる。ただ、ここにきて円主導の相場からドル相場に変わりつつあることから円売りが進んだとしても緩やかな動きになるとみる。
今週最も注目されるのが19-20日のFOMC会合だ。これまで発表された雇用統計など米国経済の底堅さを示す指標が続いたことで市場は量的緩和の出口戦略を主張するメンバーが増加するとの観測が高まる。ただ、バーナンキ議長はこれまでの緩和政策維持を主張するとみられ、その前後ではドルが乱高下するものと思われる。
また、先週末のNYダウは11日ぶりに下落に転じ、今週も軟調な地合いが継続すればドルの上値は一旦抑えられそうだが、米国経済の底固さに変わりはない。もし、株やドルが抑えられたとしてもFOMCが終われば再び上昇に転じるとみる。
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[米ドル円]円安一服でもドル主導で底堅い動き

懸念された岩田氏の参院での人事案も結果的に過半数を獲得し安倍首相の意向通り正副日銀人事は国会で同意を得た。これまで期待感で円売りが続いていたがこれでやっと本番の日銀金融政策が20日から始まる。一部で月内にも臨時会合が開かれるとの見方があり期待が先行しやすいものの大分織り込んできたことも確かだ。寧ろ、今週はFOMC会合でこれまでの緩和政策に何らかの変化が出るか注目。今週のFOMCは4半期に一度の経済予測や政策の見通しも示され、その中で量的緩和時期を前倒しにするとの話が示されればドルの上昇に繫がる。今週は上下どちらも大きく振れる可能性が高くポジションも短期に絞り無理をしないようにした方がよさそうだ。
今週のドル円予想レンジ:97円50銭~93円80銭(50%)
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[ユーロ米ドル]下落リスク依然燻る

一時1.29ドル前半まで下落したもののその後反発。EU首脳会議でキプロス救済策への合意の道が開かれた事や米国緩和政策継続期待からドル売りが強まったことでユーロは上昇に転じた。先週は特にユーロを売っていく材料があったわけではなく寧ろドル買い材料で売りが強まっていたことから、ユーロショートカバーが週末に出たとみる。この動きが一巡すれば再びユーロは上値の重い展開が始まるとみるが、1.29ドル付近では売りが続かず底値の硬さが確認された。パラボリックのSAR1.31ドルをワンタッチしたことで買いサインが点滅し1.32ドル付近の上昇があったとしても長続きはしないとみる。
結果的に1.3ドルを挟んだ動きが継続するとみる。
今週のユーロドル予想レンジ1.3210(38.2%)~1.2950
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[豪ドル米ドル]RBA議事録や指標に注目

先週1週間でオージーは200ポイント余り上昇するなど他の通貨と比較しても大幅な上昇となった。先週発表の雇用統計が予想を大きく上回ったことでオージーへの見方に変化が現れた。これまで低金利政策を続けたことで景気回復の兆しが見え始め政策転換への期待が高まり始めている。1年物国債利回りは2011年以来初めて主要政策金利であるキャッシュレートを上回った。今週発表されるRBA議事録ではこれまでの景気に対する慎重な見方に変化がみられるか注目。今週はまたNAHB住宅市場指数が発表され雇用への期待が更に強まりそうだ。ただ、これまでの上昇が急速だっただけにその反動もあり上値も限定的とみる。一目の雲に突入したものの61.8%戻しのレベルで抑えられた。雲の上限も抜けるようであれば76.4%もどしの1.0480が次のレジスタンスになるとみる。
今週のオージードル予想レンジ:1.0480~1.0360
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[全般]日米金融政策の違いが鮮明に
昨日はドル円だけではなくユーロやポンドなど上下に何度か振らされながら荒っぽい動きがみられたものの、最終的にドルの上値の重い展開となった。
昨日発表された米国新規失業保険申請件数は予想を下回ったもののドル買いは一時的で、ポジション調整的な売りがこの日は目立った。しかし、この日行われた30年債入札では利回りが3.248%と1年ぶりの高水準となるなど長期金利はドルの押し上げ要因となっている。
NYダウは昨日も上昇しこれで10日連続の上昇となるなど株式市場では米国経済への期待が強まる。来週は注目FOMCが開かれ、これだけの株式上昇に対しこれまでの緩和政策の見直しを強いられることになりかねない。一方、日本は月内にも臨時会合を開くとの観測などから日米金融政策の違いが鮮明になる。
また、この日発表の豪州雇用統計が予想以上の増加となったことでクロス円全般に円売りの動きが強まる兆しが見え始めた。今日は米国消費者物価、鉱工業生産などの指標が前月から更に改善傾向を示すと予想されることからドル高、円安の流れが更に強まるとみる。
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[米ドル円]参院で日銀人事案採決に注目

ドル円は荒っぽい動きながら96円を挟んでのレンジ内での動きが続いている。
朝方は96円台で利益確定の売りが出たものの、この日発表された豪州雇用統計が予想以上の雇用増となったことで欧州市場にかけクロス円を中心に全般に底堅い動きがみられた。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどから瞬間的に買いが強まりこの日の高値96円58銭を付けた後は再び利食い売りに押されて95円68銭まで押し戻された。その後、ルー財務長官が強いドルが我々の政策であるとあらためて示したこともありドルが全般に買戻しの動きがみられた。
今日は参院での日銀正副総裁人事案採決が行われる。昨日の衆院では過半数獲得となったが今日は岩田副総裁人事案で民主が反対に回ることから注目。みんなの党などが賛成に回ることから可決される可能性が高いものの、それでも可決されれば一時的に円安への弾みがつくとみる。
ドル円予想レンジ:96円70銭~95円70銭
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[ユーロ米ドル]EU首脳会議に注目


昨日発表のユーロ圏就業者数はマイナス0.3%となり売りが強まった。
今日から2日間の予定で始まるEU首脳会議では今年マイナス成長になると予想されることから財政健全化だけではなく経済成長も重視する方針が確認されるとの観測が高い。そうなれば欧州危機の後退に繋がることからユーロ買いに繋がるとみる。
日足のボリンジャーバンドは下向きのトレンドを示しており依然として上値は重い。しかし、昨日も1.29ドルを割り込めず短期的にダブルボトムを形成したことで目先もう一段上値を試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ1.3070~1.2950
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[豪ドル円]予想外の雇用増で利下げ観測後退

朝方発表された豪州2月雇用統計は雇用者数がプラス7万1500人と予想のプラス1万人を大幅に上回ったことでオージーは対円第ドルで上昇。特に鉱業が盛んな北西部での増加が目立ち、これまでの利下げが効果を表し始めたことを示すものだ。これにより、利下げ観測は後退しオージーへの投資マネーが入りやすくなった。
時間足の三角もち合いが収束し、それが上昇トレンドに沿った形で上に放れたことでもう一段上のレベルを試す展開とみる。
昨日は心理的なレジスタンスである100円の壁がありその手前で何度か跳ね返されている。目先の利食い売りは大分解消されてきておりそろそろ100円を超えていく頃だ。
ただし、クロス円の買いがまだ本格的に見られず上昇幅も限定的とみる。
オージー円予想レンジ:100円30銭~99円40銭
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[全般]株や為替に調整色残るものの
東京市場では前日から続く日銀正副総裁人事を巡り不透明感から株価が下落し円の動きも底堅く推移。今日の衆院での採決は与野党が合意することになるが明日の参院での結果は依然混とんとしていることが円買戻しを促した。また、アジア株式市場が全般に軟調な地合いとなったこともリスクオフの動きからドル円は95円44銭まで押し戻された。
欧州市場ではイタリア格下げ後初の中長期債入札が行われたが不調で終わりユーロ売りが強まった。
NY市場で発表された2月の小売り売り上げが+1.1%と予想の+0.5%を大きく上回った。この結果は米国消費や雇用の伸びを示すものでNYダウは最終的に連続9日上昇となった。
市場はFRBが出口戦略を見直しに入るとの期待もあり10年債利回りも2.02%で引けるなど日米金利差拡大からドル円は再び96円台に押し戻された。ユーロもドル高が進み1.29前半まで下落。
株価も円も決定的な材料がなく全般に調整色が残り次の上昇の機会待ちとなった。
今日のNY時間に発表される新規失業保険申請件数は先週の雇用統計での改善が継続するか試されることから注目度は高い。また、昨日の小売り売り上げに引き続き生産者物価が発表されるが予想が0.6%と前月から改善が見込まれる。
ドルの底固さとNYダウの上昇は継続する可能性が高まる。
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[米ドル円]明日の参院での日銀人事採決までもみ合い

アジア市場では各国株式市場が低調な動きとなったことからリスクオフが高まりクロス円も含め円の買い戻しの動きが目立った。また、日銀正副総裁人事を巡り与野党の攻防から明日の参院での採決に対する不透明感を高めたことも円買いに繋がった。今日は衆院で与野党合意に達するとみられ、明日もみんなの党などが賛成に回ることから最終的に採用されると予想される。それまではドル円は96円を挟んでのもみ合いが継続するとみる。
昨日もNYダウが9日連続の上昇となったことでアジア株式市場の調整が一足先に終わるようであればドル円も明日を待たずに上値を試す展開もある。時間足のボリンジャーバンドは横這いに入ったが中心線が下値を支える。
95円ミドル手前ではドル買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:96円50銭~95円60銭
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[ユーロ米ドル]下値サポートを下回る

1.3ドルを挟んでのもみ合いが続く中で昨日は強いサポートとみられた1.2960付近を下抜けて1.2922まで下落。もう一段の下値を今日は探る展開とみる。
昨日はイタリア格付け引き下げ後最初のイタリア中長期国債入札が実施されたが落札利回りが上昇。アジア市場ではユーロの買戻しの動きがみられていたもののこの結果を受けユーロ売りが強まった。また、NY時間に発表された米小売り売り上げが予想を上回ったことでドル高が進むとユーロは1.2960付近の損切を巻き込んで更に下落した。
イタリアへの懸念は既に浸透しており決定的なユーロ売りの材料があったわけではない。
しかし、ドル長期金利は上昇しドル買い圧力は依然として強くもう一段のユーロの下押しがありそうだ。昨年の安値と今年の高値から50%戻しとなる1.2880付近が次のサポートになる。
ユーロドル予想レンジ1.3010~1.2880(50%)
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[豪ドル円]雇用統計への期待

昨日発表された豪州3月消費者物価指数は110.5と前月の108.3を上回り2年ぶりの高水準となった。これを受け買いが瞬間強まったもののドル円の上値が重いことからオージー円は押し戻された。NY時間に発表された米小売り売り上げが予想を上回りドルが全面高となると対ドルで売りが強まった。ただ、NYダウは9日連騰となり全般にリスクオンの動きがオージーの底を支えている。時間足をみると三角もち合いが徐々に収束してきている。
今日発表の豪州雇用統計で新規雇用者数が予想の1万人を上回るようであれば上に放れる可能性が高い。
オージー円予想レンジ:99円60銭~98円60銭
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[全般]民主党の日銀副総裁就任への抵抗は限定的
前日に黒田日銀総裁候補が所信聴取において日銀臨時会合を前倒しする可能性を示唆したことから追加緩和期待の高まりから円売りが先行して始まった。この日は岩田・中曽日銀副総裁候補が所信聴取し前日に引き続き期待された。内容的には先週と殆ど変らず市場への影響は限られたものの、民主党が緩和に積極的な岩田氏辞任に反対の意向を示すとの報道で円は一気に買戻しの動きが強まった。15日に採決が行われる予定だが民主党が反対したとしてもみんなの党など他の野党は賛成に回り過半数に達する見込みだ。民主党は野党として意地を見せようとするもので、結果的に影響は一時的なものとなりそうだ。いつものように高値更新時における利益確定のタイミングにされただけでガス抜きから再び円売りドル高の流れに変化を及ぼすものではない。万が一、岩田氏が就任できなかったとしても日銀の積極的な緩和政策にそれ程影響はない。
ユーロやポンドもこの日は神経質な展開となった。
英国の鉱工業や製造業生産指数が予想を下回ったことで利下げ期待が高まりポンドは急落したがその後は買い戻された。ユーロもNY市場でアップダウンの激しい動きがみられたが結果的に行って来いの動きが目立った。この様な動きは短期筋中心の相場展開で、損切を付けるとすぐに戻るパターンだ。
今日はNY時間に発表される小売売上が前回から大きく上昇する見通しだが、これでNYダウ上昇が継続するとなれば再び円安ドル高が強まるとみる。
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[米ドル円]岩田氏就任人事懸念で

朝方から日銀の臨時会合前倒しの観測から円売りが先行。この日は前日の黒田総裁候補に引き続き岩田氏や中曽氏の所信聴取が行われることもあり期待が高まった。結果的に先週の内容と同様なもので市場への影響は薄く寧ろ利益確定の売りがみられた。欧州市場が始まったところで民主党政調会長が黒田・中曽氏人事は賛成だが岩田氏には反対する意向を示したことで円は一気に買戻しの動きが強まった。欧州勢からみると岩田氏が特に緩和政策に積極的な人物ということで失望感が高まった。しかし、15日の採決ではみんなの党など他の野党が賛成の意向を示していることから過半数の賛成を得られることになる。結果的に、いつもの調整が入っただけで再びガス抜きされた。しかし、徐々にここにきて上昇速度は減速していることから今日は底堅い動きの中でもみ合いが続くとみる。
NYダウは昨日も辛うじてプラスで引けこれで8日連続の上昇となった。ダウも調整の動きが入りやすく時間調整に入るとみる。
ドル円予想レンジ:96円50銭~95円70銭
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[ポンド円]利下げ観測から乱高下


岩田日銀副総裁人事を巡りドル円が下落するとポンド円も上値の重い展開で欧州市場は始まった。その後1月英国鉱工業生産指数が-1.2%と予想の+1.0を下回り、同時に発表された製造業生産指数も-1.5%と予想の横ばいから大きく下回った。この結果を受けポンドは143円ミドルから142円まで下落。ちょうど円高に振れていた時だけに短期筋が売りを仕掛けたとみられる。結果的にNY市場では買戻しが入り50%戻しのところで上昇は一服。BOEの利下げ観測が高まったことから弱気のムードが漂うもののクロス円からみると上昇のトレンドは継続。
一目の雲の上限に沿った動きには変化はなく雲のトップである145円付近を目指す展開は継続。
ポンド円予想レンジ:143円60銭(76.4%)~142円50銭
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[南アフリカランド円]経常収支の悪化から下落


この日発表された南アフリカの第4四半期経常収支がマイナス2126億ランドと予想のマイナス2031億ランドを上回ったことで纏まったランド売りが出た。また、その後岩田日銀副総裁候補に対し民主党が反対の意向を示したことで更に対円で下落した。その後買い戻しの動きも入ったがNY市場で再び売りが強まるなど上値の重い展開が続いている。
今日は小売売上の発表を控え発表前に一旦は買い戻しが入るとみる。この通貨は流動性が低く、ちょっとした纏まった動きが出ると数日を影響が残るが最終的にこの程度の材料であれば元に戻ることが多い。中期的に見ても10円40銭付近では買いを入れていく。
ランド円予想レンジ:10円52銭(61.8%)~10円40銭
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[全般]リスク志向の高まり
週明けの東京市場では先週末の米雇用統計の予想以上の好結果となったことで米国経済の底固さから円売りとドル高の動きが先行。OECDの1月景気先行指数は日本や米国がけん引役となったことで100.4と4カ月連続の上昇となった。14日に発表される米国2月消費者物価も4か月ぶりの上昇が見込まれておりNYダウは更に高値を更新するとの楽観的な見方が根強い。ただし、熱狂的に株価が上昇しているわけではなく上昇幅はそれ程大きくはない。S&Pの上昇速度をもっても遅いものの市場全体にすそ野が広がりながらの上昇がみられる。この動きはドル円やクロス円でも同様の動きであり、ガス抜きをしながら慎重な地合いで今後も上昇する動きを示しているといえる。
イタリアの政局不安や米国財政問題など不安材料はあるものの、米国経済の底固さや世界的な株高を背景にリスク志向からのドル買い円売りが本日も継続するとみる。
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[米ドル円]黒田日銀新総裁への期待から円安

週明けの東京市場では先週の米雇用統計が予想以上の雇用者数の増加や失業率の低下による円安ドル高の流れを継いでドル円は堅調にスタート。しかし、96円台では輸出や利益確定の売りが上値を抑え一時95円95銭まで下落。しかし、95円台では出遅れた個人の買いや輸入業者の買いが底を支えた。黒田新日銀総裁候補はこの日参議院で所信表明を行った。
2%物価目標への覚悟など先週の衆議院での表明よりもより強い緩和への姿勢を示したが円安への動きはそれ程見られなかった。今日は最も緩和政策に積極的とされる岩田副総裁候補が所信表明を行うが、副総裁としての人事に対し民主党が反対に回るとの見方もあり、今日の質問内容では円の買い戻しに繋がる可能性もあり要注意。ただし、みんなの党は賛成に回っており全般に総裁副総裁人事は合意に達すると考えられ円高への振れは一時的となるだろう。寧ろ、96円割れがあれば絶好の買い場とみる。
ドル円予想レンジ:96円60銭~96円00銭
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[ユーロ米ドル]ドル高で上値を抑えられるものの


先週はイタリア格付けが引き下げられたものの、ユーロへの影響は限定的で底堅さも見られた。しかし、米国雇用統計の発表でドルが全面高となったことでユーロは急落。それでも1.29ミドル付近の強いレジスタンスに阻まれたことで寧ろ底堅さが印象的だ。米国経済への楽観的な見方が強くドル高は今後も継続するとみるが、ユーロ買いの勢いも強い。昨日は先週の下落分の半値戻しとなる1.30ミドルまで回復。今日は一旦押し戻しがあっても買いの勢いは強く76.4%戻しとなる1.31ドル付近まで上昇するとみる。一目の雲は上昇トレンドを示して売ることから底堅い動きは継続するとみるが、当面は先週の高値でありパラボリックの位地する1.3130付近がレジスタンスとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3100(76.4%)~1.3010
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]100円の大台を試す


先週の米雇用統計が予想以上の景気回復を示したことでドルが全面安となったことでオージーも対ドルで急落した。しかし、結果的に米国景気回復期待はリスクオンの動きを強めることから昨日はその下落幅をほぼ解消。発表前のレベルである1.0280付近まで押し戻された。このレベルは日足でボリンジャーバンドが位置し上値を抑えられていることからオージー円の上昇も一服感が出始める頃だ。雇用統計直後に付けた高値99円10銭付近では利益確定の売りが出やすい。所々で利食い売りが出ていることから下値も限定的。
上昇トレンドには変化はなく、いずれ時間調整後は心理的なレジスタンスである100円の大台を試す展開とみる。
オージー円予想レンジ:100円00銭~98円40銭
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[全般]円安の第2ステージ
先週末の米国2月雇用統計では非農業部門雇用者数が23.6万人と予想の16万人を大きく上回った。また、失業率も前回の7.9%から7.7%に低下したことで米国経済が底堅く推移しているとの見方が高まりドルが全面高となった。また、株価が最高値を更新したことでリスクオンからの円売りも加速。クロス円も全面高となったがドル上昇がユーロやポンドといった主要通貨を押し下げたことで上昇幅は限定的となっている。
先先週にイタリアショックからの円高が進んだがその影響をほぼ解消し米国景気回復期待からのドル高が円安の第2ステージの幕を開けてくれた。
今週は週初に新日銀正副総裁の衆議院での聴取が行われ正式に採用されるに通しだ。既に織り込み済みとはいえこれで4月の日銀会合での追加緩和期待の高まりから決定後は一時的にも円安の動きが強まるだろう。米国側でも小売売上、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産やミシガン大消費者信頼感指数といった指標が先週に引き続き改善への期待感が高くリスクオンの動きが更に進みやすい。
これまでは景気回復が安全通貨としてのドル売りに反応していたが、今回は米金利上昇に反応するなど金利相場にシフトしてきている。金利相場の色が濃くなれば日銀の積極的な緩和政策が円安の動きを更に推し進めることになる。
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[米ドル円]95円の次のレジスタンスは

先週は予想外に円安が進みNY市場では雇用統計の結果を受けて96円60銭まで上昇。その後は利食い売りが強まり95円ミドルまで押し戻される場面がみられたが引けにかけて再び買いが強まった。買い余力が強いことを示している。週明けの東京市場では一先ず96円台ミドル手前では実需などの売りが出やすいものの、既に95円手前で大分手当していたことからそれ程強いレジスタンスにはならないとみる。3月の本邦のレパトリなどの円転も今週でほぼ終了。新日銀人事などから4月の日銀会合への期待とドル高が重なりドル円はもう一段上のレベルを試す展開とみる。
今週のドル円予想レンジ:97円70銭(週足BB上限、2009年8月高値)~94円70銭
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[ユーロ米ドル]ドル高がユーロの上値を抑える

米雇用統計が予想以上に改善したことからドル買いが進みユーロは前日の上昇幅を解消し往って来いとなった。1.2970付近の強いレジスタンスは依然キープしたもののドル高の勢いは強く、今週はもう一段の下値を探る展開とみる。ただし、ユーロ円の買いが強いことからユーロドルの下落にも限界が見えてくる。先週はスペイン国債入札が好調であったことなどイタリアの格付け引き下げなど依然政局の混迷がユーロの上値を抑える。
ECBは先週利下げを見送ったもののドラギ総裁は金融緩和継続の姿勢を示すなど米国との金融政策の温度差が残りユーロの下振れリスクは燻る。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3240~1.2880(50%戻し、200日MA)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]世界的な株高でリスクオンからのオージー買い



中国の2月貿易収支が予想を大幅に上回る黒字となった。また、堅調なアジアや欧州市場などから欧州市場にかけてオージーは対ドルでも堅調な動きを示した。しかし、米雇用統計が予想以上の伸びを示したことでドル円が急伸したところでこの日の高値99円10銭まで上昇。しかし、その後対ドルでオージー売りが強まるとオージー円も97円ミドルまで押し戻された。しかし、引けにかけてオージードルとドル円が同時に上昇し始めオージー円は98円前半で引けてきた。3月は本邦勢のレパトリや機関投資家の外債売りが出やすいといわれたが、結果的にオージー円は高値を更新。世界的な株高やイタリアショックも周辺国への影響が少なかったことからリスクオンの動きがオージー買いを促した。
今週は日銀正副総裁人事が合意される公算が高く円安が進みやすい。また、中国の全人代で周小川人民銀行総裁が講演し景気見通しを発表。また、木曜には豪州雇用統計が発表され、好材料に今のオージーは反応しやすい。日足でみるとパラボリックは売りから買いに先週後半で転換。20日移動平均線を上抜いたことから対ドルでは上値が依然重いものの、もう一段の上昇が見込める。
今週のオージー円予想レンジ:100円50銭~97円30銭
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