[全般]欧米の金融緩和姿勢で円売抑制
米国ではバーナンキ議長の量的緩和継続の姿勢を示したことでドルが弱含む展開となったが、昨日はECBのドラギ総裁も金融政策を近いうちに引き締める考えはないと言及。ユーロは上値の重い展開が続いた。日本政府は黒田氏を日銀新総裁として起用することを国会に提出し民主党も同意する方向を示したが、ほぼ織り込み済みという事もあり市場での反応は殆ど見られなかった。結果的に、これまで欧米が緩和政策転換の時期が近いとの観測もあり日本が大胆な緩和政策を示したことがこれまでの円売りの背景にあった。しかし、ここにきて欧米が当面緩和政策の解除はないことを示したのは円安に対抗する動きとも受け止められる。しかし、実際には日本が大胆な緩和政策を今後打ち出すことになれば円売りの流れは再び強まることになるだろう。円安とユーロ高の修正の動きが続く中で今回のECBやFRBの動きに反応しているものの、その効力は長くは続かないだろう。
米国財政強制削減の発動が目前にもかかわらず欧米株価は高値を更新するなどリスクオンの動きを示しているものの、為替市場では株式に比べ出遅れ感がある。いずれ為替も株価を追いかける動きになるとみる。
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[米ドル円]円高場面では実需などの円売り

ドル円が下げ止まりを示したことで朝方から輸入企業や投信などの買いが入りドル円は底堅い動きで始まった。また、政府が黒田ADP総裁を日銀新総裁に起用する案を国会に提示する事なども買いを促した。しかし、イタリアの政局不安や米国の財政強制削減がこの日の発動されることがほぼ決まったこともありドル円の上昇幅は限定的となった。
しかし、NY市場で発表された第4四半期GDPがプラス0.9%に上方修正された事や新規失業保険申請件数が予想を下回るなど景気回復を示すものが相次ぎ株価も高値を更新。リスクオンの動きからドル円は底堅い動きとなった。今日は財政強制削減発動で一時的に株価やドルが下落する動きがみられたとしてもドル円は底堅い動きが続くとみる。週末と言いう事もありもう一段のショートカバーが入りやすい。
ドル円予想レンジ:93円20円(61.8%)~92円20銭
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[ユーロ米ドル]金融引締め時期後退

ドラギ総裁はユーロ圏のインフレ率が来年2%を大幅に下回りそうな中で金融刺激の解除を検討は程遠いと発言。これまで金融緩和解除が早まるとの市場観測が後退した。イタリアやスペインといった国債は上昇しイタリアショックの影響は大分後退。しかし、ユーロ圏消費者物価が予想を大きく下回ったことやドイツの失業率が上昇。また、オランダの今年と来年の財政赤字がEU協定の上限を上回ることが明らかとなったことでユーロは上値の重い展開となった。前回ドイツのメルケル首相が1.3~1.4は問題ないと発言したこともあり、1.3付近では買いが並ぶとみる。また、このレベルは一目の雲の下限でもありこのレベルでは買いを入れてみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3180(23.6%)~1.3030(雲の下限)
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[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]1月貿易赤字額拡大で急落


ランドは対ドルで比較的堅調な地合いが続いたが昨日発表された1月南アフリカ貿易収支がマイナス245億ランドと予想のマイナス97億ランドを大きく上回ったことを受け急落した。鉱山のストや政治不安などが数字として表れた格好だ。通常貿易収支では大きな動きを見せない南アランドだが纏まった投げ売りが出たとみる。週初イタリア選挙結果後のリスクオフの動きによるランド円の下落によるショックが尾を引いていたのだろう。今回の貿易赤字拡大で中長期のポジションの調整が入ったとみる。ただし、このような急激に一方向に動いた後は、時間が経てば調整の動きが入るパターンがこれまで何度もみられた。
逆にみれば、戻るとしてもまだ時間がかかるという事だ。10円20銭付近はこれまで何度か跳ね返された強いサポートだけに戻しがみられるようであれば買いを入れておきたい。
ランド円予想レンジ:10円30銭~10円20銭
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