[全般]日銀正副総裁にも反応薄まる
期待されていた黒田次期日銀総裁の発言だけに市場の注目度は高く、期待感が寧ろ先行したなかで同氏は「デフレ脱却のためにやれることは何でもやる」「2%物価目標を2年程度で達成」と発言。具体的には国債の期限延長し無期限緩和も前倒しで行うといったことで安倍首相の意向に沿った形でのスピーチとなった。しかし、これらの内容は市場にはほぼ織り込み済みということもあり一時的に円が売られる場面があったがその後寧ろ円高に進むなど利益確定の売りが目立った。今日は黒田氏よりも寧ろ緩和政策に積極派と言われる岩田日銀副総裁候補の所信表明が行われる。既に昨日は都内で講演していることから市場の反応は昨日と同様にそれ程円安に反応するとは思えないが、昨日既に利益確定の売りが出ているだけに意外に反応しやすいとみる。円高に進んだ一つの要素として中国株価の急落が挙げられる。不動産投資規制などで不安定な状況下で発表された非製造業PMIが落ち込んだためとみられるが、市場が神経質になっていることを示している。豪ドルやポンドなどもそれ程反応するとは思えないものに大きく反応してきている。3月に入りポジション調整も含めこのような動きはまだ出やすく取引は短期に徹したほうがよい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]底堅さと利食い売り


黒田日銀候補の所信表明は安倍総裁の意向に沿った形での内容となり一時ドル円は上昇。しかし、その後は利益確定の売りに押されるなど緩和政策による円安の流れの勢いが衰えてきたとも取れる動きだ。今日は副総裁候補の岩田氏が議会で表明するものの、市場の期待はそれ程高まらない。しかし、昨日の利益確定の売りが既に入ったことで強気の発言が出れば円安に寧ろ反応する場面もありそうだ。ただし、94円台ではまだ利益確定の売りが並んでくるとみられ上値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:93円80銭~93円00銭
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[ユーロ米ドル]イタリアの政局不安


中国上海株の急落などから欧州景気への懸念も広がり欧州株価は軒並み売りで始まった。
また、イタリアではベルサニ民主党が年内に再選挙の可能性を示したことも政局不安などからのユーロ売りが強まった。しかし、市場ではかなりイタリアショックも収まり始めていることから影響は低下してきた。ユーロは1.3ドルの大台を挟んで神経質な展開が続いている。このレベルは1月初旬に付けた安値でもあり底固めができればダブルボトム形成となるなど微妙な段階といえる。一目の雲の下限を下回ったものの、下げ止まりもみられ再び雲の中に突入する可能性も残す。木曜のECB理事会までは1.3ドルを挟んでレンジ内での攻防が続くとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3060(50%)~1.2980
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[豪ドル米ドル]RBA会合、利下げ期待と中国


朝方発表された住宅建設許可件数がマイナス2.4%と予想のプラス2.8%を大きく下回ったことで本日行われるRBA政策会合で俄かに下げ期待が高まった。これを受けオージードルは急落。また、中国の非製造業PMIも前月から低下したことや不動産規制も打ち出された事で上海総合指数が急落。オージーの上値の重い中で中国株価が下落したことで強いサポートとみられていた1.0150をあっさりと下回り1.01前半まで下落した。その後はポジションの巻き戻しも入り結局この日は往って来い。日足でみると長い下髭を伸ばして終わったことで一先ず下げ止まり感も出てきた。今日のRBA会合では政策金利が据え置きと予想されるが、声明では為替のレベルに言及してくる可能性が高い。そうなれば再度下振れのリスクも残る。今日は中国の2月PMI指数が会合前に発表され、中国株価が上昇に転じるようであればオージーの強気の見方が広まり下値では買いが並ぶことになる。
オージードル予想レンジ:1.0240~1.0150
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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