[全般]NYダウ史上最高値更新した割に
アジアでは中国の全人代が開幕し上海総合が三日ぶりに上昇に転じたこともあり、ロンドンやドイツの株式市場も軒並み5年ぶりの高値を更新するなど市場には明るいムードが漂う。その背景にはECBやFRBの緩和政策継続への期待が大きく影響したとみる。
昨日発表されたユーロ圏小売り売り上げやISM非製造業景況指数は予想を上回ったことも株価を押し上げた要因だ。しかし、指標が景気回復を示すことは欧米の緩和政策の出口戦略が前倒しになることでもありもろ刃の剣ともいえる。昔のNYダウが1万ドルに乗せた時も根拠なき熱狂と言われたが、今回も似たような動きにも見える。
明日はECB理事会が開かれ金曜には米雇用統計が発表される。これらが欧米の緩和継続期待に水を差した時にも株価が上昇するようであれば為替市場でもリスクオンの動きが強まることになるだろう。それでも為替市場では慎重な動きが目立つのはイタリアの政局不安からの欧州債務リスク、米国の財政の崖問題などが依然として燻ぶるためだ。株式市場は熱狂しやすいが為替市場は冷静な市場ということか。
今日はADP雇用統計が発表されるが予想を上回るかどうかで週末の雇用統計への期待に影響する。欧州時間にはユーロ圏GDPが前回と変わらない予想。また、カナダでは政策金利が発表され利上げ期待が再び高まるようであればFRBへの緩和政策にも変化を与えるものになる。
為替市場では株式市場に一歩遅れて慎重について行く。
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[米ドル円]日銀副総裁発言も上値限定的


前日の黒田時期日銀総裁候補に続いて昨日は岩田・中曽両副総裁候補の議会での聴取が行われた。特に岩田氏が積極的な緩和論者だけに注目された。岩田氏はマネタリーベースでの政策を強調するなど持論を繰り広げたが市場への影響は限られた。結局、前日の黒田氏と同様に市場では寧ろ利益確定の売りが強まり一時93円を割り込む場面もみられた。
結局、先週急落したレンジの範囲でのもみ合いが続いている。そのもみ合いも徐々に三角もち合いが収束に向かい始めておりそろそろどちらかに放れる時間が迫っている。欧米の株式市場では既に高値を更新し始めておりドル円もいずれ高値を試す展開とみる。
クロス円が全般に底値が切り上がってきていることから94円付近試す展開とみるがまだ超えていくほどの勢いは感じられない。
ドル円予想レンジ:93円80銭~93円00銭
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[ユーロ米ドル]悲観論も株式市場では無視

アジア市場の株価堅調な地合いの流れを継続しロンドンやドイツの株式市場は堅調に推移。5年2か月ぶりの高値を更新するなど市場にはイタリアショックなど既に消化し強気のセンチメントが漂う。
昨日発表されたユーロ圏小売売上が+1.2%と予想の+0.3%を大きく上回ったことが株価を押し上げた。今日はユーロ圏4四半期GDPが発表されることから更に株価を押し上げるか注目される。しかし、もし好調な結果が示されたとなると明日のECB理事会では利上げ観測が寧ろ後退するもろ刃の剣ともいえそうだ。市場にはどちらかといえば達観的なムードが強まり始めていることからユーロの下落リスクは一先ず後退。一目の雲の下限に沿って緩やかな上昇気流に入ったとみる。ただし、1.2970を下回るようなら下落リスクは急速に高まることになり注意したほうがよい。
ユーロドル予想レンジ:1.3100(雲の下限)~1.3010
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[豪ドル米ドル]底値確認し買いシグナル


朝方発表された豪州10-12月経常収支は-146.8億豪ドルと予想の-153億ドルを下回りオージーは上昇。しかし、午後にはRBA政策会合を控えていたことから徐々に押し戻された。
RBA会合では政策金利が予想通り3%で据え置かれたが声明文ではインフレ見通しで必要なら緩和余地があるとの文章から一時下振れした。しかし、中国の成長の力強さや世界成長の下振れリスクが後退しているとしたことで買いが優先した。声明文は全体的にみてややハト派からニュートラルに近付いたとみる。NYダウが史上最高値を更新したことでリスクオンの動きがオージーの下支えとなるだろう。
日足は前日に長い下髭を伸ばして昨日は陽線となった。パラボリックも売りから買いのサインに転換したことで当面の底値を売ったとみる。今日は豪州10-12月GDPが発表され前年同期比で3.0%増と予想される。予想を上回るようであれば買いが更に強まるだろう。
オージードル予想レンジ:1.0290~1.0220
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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