ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-03

[全般]リスクオンで株高円安ドル高

ドル円はNY市場で一時95円台を付けるなど市場にはリスクオンによるリスク通貨や株などへ資金流入が加速してきた。
昨日は日銀やBOE,そしてECBの政策会合が開かれ最終的に市場に安心感が広がった。日銀は既に退陣の決まった白川日銀総裁の最後の会合という事もあり次期日銀会合への期待が強く殆ど今回は市場への影響はみられなかった。市場の注目は来週の参院での新正副総裁の所信表明と最終的な合意に集まる。
BOE政策会合では政策金利と資産購入プログラム規模の据え置きを発表。一部で更なる追加緩和への期待があったことからポンドは上昇。ECB理事会でも政策金利据え置きが決定。その後のドラギ総裁の記者会見では利下げも話し合われたが今回は見送ったことを明らかにした。また、ユーロ高にかけても否定的な言及がなかったこともユーロ買いに繋がった。NY市場では新規失業保険申請件数が予想以上に低下したことで明日の雇用統計への期待の高まりからNYダウが上昇。
結果的に欧米の株価上昇などからリスクオンの動きが進み円は全面安となった。先日のADP雇用統計なども含めてみると今日の雇用統計は予想通りかそれ以上の結果が期待できそうだ。NY株高の牽引する世界的なリスクオンの動きは雇用統計が少し下振れしたとしても大きな変化を及ぼすことはない。円安とユーロ高の流れが再び戻ってきた。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]95円の次のレジスタンスは

(米ドル円週足)



白川日銀総裁の最後の日銀会合が行われ追加緩和への動きはなかったものの市場の注目は既に来月の新総裁による会合に移っており反応は限定的だった。欧米ではECBやBOEの政策会合が行われたがどちらも現行の政策金利維持を決定。市場の利下げ観測も後退したことからユーロやポンドが上昇。これらに攣られてクロス円が上昇したことでドル円も底堅い動きとなった。NY市場では新規失業保険申請件数が予想を下回る好結果となったことで本日の雇用統計への期待が高まりリスクオンからの円売りが加速。雇用回復はFRBの出口戦略にもつながり、これまでは株価下落に繋がったが株価は上昇。金融緩和期待の上昇から実体経済へと市場の焦点が移り始めている結果とみる。世界的な株価上昇は円安を招くものとなればドル円は95円台で終わりではなく寧ろこれから第2弾の上昇が始まるともいえる。次の上値目標は週足ボリンジャーバンドの上限でもあり2009年8月の高値である97円ミドルが意識される。
今日は雇用統計発表までは95円を挟んでのもみ合いとみる。週末という事もあり上値も95円ミドルまでで一旦は利食い売りが出やすい。

ドル円予想レンジ:95円50銭~94円40銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ高に言及せず

(ユーロ米ドル日足)



結果的にユーロドルは1.3ドルを何度か割り込んだものの底割れ状態は回避し押し戻されてきた。これでダブルボトムを形成した可能性が高い。昨日はECB会合を前にスペイン国債入札が実施され目標額50億ユーロを上回り利回りも低下するなど好調な結果となった。
市場には安心感が広がる中でECB理事会が行われ政策金利を現行の0.75%に据え置くことを決定。一部では利下げ観測もあったことからユーロ買いも見られたが一時的なものとなった。その後ドラギ総裁の記者会見では今年のユーロ圏経済は安定するとしたことやユーロ高への言及もなかったことでユーロは一気に1.31ドルに押し戻された。これによりパラボリックは売りから買いのサインに転換。ただし、ドルも全般に上昇方向にあることから上昇速度は限られることになるだろう。一先ず底割れを回避したことで買い安心感が漂う中でショートの炙り出しからもう一段上値を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3200(50%)~1.3070

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[豪ドル円]本格的な上昇にはまだ遠く

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20130308_hiashi.jpg

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20130308_hiashi.jpg

オージー円は昨日のNY時間に97円57銭まで上昇。2月から何度かこのレベルを試しても押し戻されてきたレベルでもあります。しかし、高値を超えたものの市場の勢いは未だ感じられないのは対ドルでの上値の重さにある。ドル円が上昇したことでオージー円は上昇しただけという事になり、本格的な上昇にはまだほど遠い。ただし、対ドルでのオージーは底打ち感が出始めていることから下振れリスクは後退。世界的な株価上昇によるリスクオンの動きがオージー円の買い安心感につながるようになれば本格的な上昇が期待できるのだが。

オージー円予想レンジ:98円00銭~96円90銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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