[全般]民主党の日銀副総裁就任への抵抗は限定的
前日に黒田日銀総裁候補が所信聴取において日銀臨時会合を前倒しする可能性を示唆したことから追加緩和期待の高まりから円売りが先行して始まった。この日は岩田・中曽日銀副総裁候補が所信聴取し前日に引き続き期待された。内容的には先週と殆ど変らず市場への影響は限られたものの、民主党が緩和に積極的な岩田氏辞任に反対の意向を示すとの報道で円は一気に買戻しの動きが強まった。15日に採決が行われる予定だが民主党が反対したとしてもみんなの党など他の野党は賛成に回り過半数に達する見込みだ。民主党は野党として意地を見せようとするもので、結果的に影響は一時的なものとなりそうだ。いつものように高値更新時における利益確定のタイミングにされただけでガス抜きから再び円売りドル高の流れに変化を及ぼすものではない。万が一、岩田氏が就任できなかったとしても日銀の積極的な緩和政策にそれ程影響はない。
ユーロやポンドもこの日は神経質な展開となった。
英国の鉱工業や製造業生産指数が予想を下回ったことで利下げ期待が高まりポンドは急落したがその後は買い戻された。ユーロもNY市場でアップダウンの激しい動きがみられたが結果的に行って来いの動きが目立った。この様な動きは短期筋中心の相場展開で、損切を付けるとすぐに戻るパターンだ。
今日はNY時間に発表される小売売上が前回から大きく上昇する見通しだが、これでNYダウ上昇が継続するとなれば再び円安ドル高が強まるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]岩田氏就任人事懸念で

朝方から日銀の臨時会合前倒しの観測から円売りが先行。この日は前日の黒田総裁候補に引き続き岩田氏や中曽氏の所信聴取が行われることもあり期待が高まった。結果的に先週の内容と同様なもので市場への影響は薄く寧ろ利益確定の売りがみられた。欧州市場が始まったところで民主党政調会長が黒田・中曽氏人事は賛成だが岩田氏には反対する意向を示したことで円は一気に買戻しの動きが強まった。欧州勢からみると岩田氏が特に緩和政策に積極的な人物ということで失望感が高まった。しかし、15日の採決ではみんなの党など他の野党が賛成の意向を示していることから過半数の賛成を得られることになる。結果的に、いつもの調整が入っただけで再びガス抜きされた。しかし、徐々にここにきて上昇速度は減速していることから今日は底堅い動きの中でもみ合いが続くとみる。
NYダウは昨日も辛うじてプラスで引けこれで8日連続の上昇となった。ダウも調整の動きが入りやすく時間調整に入るとみる。
ドル円予想レンジ:96円50銭~95円70銭
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[ポンド円]利下げ観測から乱高下


岩田日銀副総裁人事を巡りドル円が下落するとポンド円も上値の重い展開で欧州市場は始まった。その後1月英国鉱工業生産指数が-1.2%と予想の+1.0を下回り、同時に発表された製造業生産指数も-1.5%と予想の横ばいから大きく下回った。この結果を受けポンドは143円ミドルから142円まで下落。ちょうど円高に振れていた時だけに短期筋が売りを仕掛けたとみられる。結果的にNY市場では買戻しが入り50%戻しのところで上昇は一服。BOEの利下げ観測が高まったことから弱気のムードが漂うもののクロス円からみると上昇のトレンドは継続。
一目の雲の上限に沿った動きには変化はなく雲のトップである145円付近を目指す展開は継続。
ポンド円予想レンジ:143円60銭(76.4%)~142円50銭
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[南アフリカランド円]経常収支の悪化から下落


この日発表された南アフリカの第4四半期経常収支がマイナス2126億ランドと予想のマイナス2031億ランドを上回ったことで纏まったランド売りが出た。また、その後岩田日銀副総裁候補に対し民主党が反対の意向を示したことで更に対円で下落した。その後買い戻しの動きも入ったがNY市場で再び売りが強まるなど上値の重い展開が続いている。
今日は小売売上の発表を控え発表前に一旦は買い戻しが入るとみる。この通貨は流動性が低く、ちょっとした纏まった動きが出ると数日を影響が残るが最終的にこの程度の材料であれば元に戻ることが多い。中期的に見ても10円40銭付近では買いを入れていく。
ランド円予想レンジ:10円52銭(61.8%)~10円40銭
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