[全般]日米金融政策の違いが鮮明に
昨日はドル円だけではなくユーロやポンドなど上下に何度か振らされながら荒っぽい動きがみられたものの、最終的にドルの上値の重い展開となった。
昨日発表された米国新規失業保険申請件数は予想を下回ったもののドル買いは一時的で、ポジション調整的な売りがこの日は目立った。しかし、この日行われた30年債入札では利回りが3.248%と1年ぶりの高水準となるなど長期金利はドルの押し上げ要因となっている。
NYダウは昨日も上昇しこれで10日連続の上昇となるなど株式市場では米国経済への期待が強まる。来週は注目FOMCが開かれ、これだけの株式上昇に対しこれまでの緩和政策の見直しを強いられることになりかねない。一方、日本は月内にも臨時会合を開くとの観測などから日米金融政策の違いが鮮明になる。
また、この日発表の豪州雇用統計が予想以上の増加となったことでクロス円全般に円売りの動きが強まる兆しが見え始めた。今日は米国消費者物価、鉱工業生産などの指標が前月から更に改善傾向を示すと予想されることからドル高、円安の流れが更に強まるとみる。
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[米ドル円]参院で日銀人事案採決に注目

ドル円は荒っぽい動きながら96円を挟んでのレンジ内での動きが続いている。
朝方は96円台で利益確定の売りが出たものの、この日発表された豪州雇用統計が予想以上の雇用増となったことで欧州市場にかけクロス円を中心に全般に底堅い動きがみられた。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどから瞬間的に買いが強まりこの日の高値96円58銭を付けた後は再び利食い売りに押されて95円68銭まで押し戻された。その後、ルー財務長官が強いドルが我々の政策であるとあらためて示したこともありドルが全般に買戻しの動きがみられた。
今日は参院での日銀正副総裁人事案採決が行われる。昨日の衆院では過半数獲得となったが今日は岩田副総裁人事案で民主が反対に回ることから注目。みんなの党などが賛成に回ることから可決される可能性が高いものの、それでも可決されれば一時的に円安への弾みがつくとみる。
ドル円予想レンジ:96円70銭~95円70銭
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[ユーロ米ドル]EU首脳会議に注目


昨日発表のユーロ圏就業者数はマイナス0.3%となり売りが強まった。
今日から2日間の予定で始まるEU首脳会議では今年マイナス成長になると予想されることから財政健全化だけではなく経済成長も重視する方針が確認されるとの観測が高い。そうなれば欧州危機の後退に繋がることからユーロ買いに繋がるとみる。
日足のボリンジャーバンドは下向きのトレンドを示しており依然として上値は重い。しかし、昨日も1.29ドルを割り込めず短期的にダブルボトムを形成したことで目先もう一段上値を試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ1.3070~1.2950
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[豪ドル円]予想外の雇用増で利下げ観測後退

朝方発表された豪州2月雇用統計は雇用者数がプラス7万1500人と予想のプラス1万人を大幅に上回ったことでオージーは対円第ドルで上昇。特に鉱業が盛んな北西部での増加が目立ち、これまでの利下げが効果を表し始めたことを示すものだ。これにより、利下げ観測は後退しオージーへの投資マネーが入りやすくなった。
時間足の三角もち合いが収束し、それが上昇トレンドに沿った形で上に放れたことでもう一段上のレベルを試す展開とみる。
昨日は心理的なレジスタンスである100円の壁がありその手前で何度か跳ね返されている。目先の利食い売りは大分解消されてきておりそろそろ100円を超えていく頃だ。
ただし、クロス円の買いがまだ本格的に見られず上昇幅も限定的とみる。
オージー円予想レンジ:100円30銭~99円40銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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