[全般]キプロスショックで過剰反応
先週末行われたEU首脳会議では債務問題を抱えるキプロスに対し救済支援の条件として預金に対し課税することを決定した。これを受け朝方の参加者の少ないところでユーロが一気に下落すると安全通貨である円やドル買いが進んだ。ここまで市場が反応するとは思わなかったが、先月イタリア選挙結果が発表された後の週明けにユーロが急落し円やドルが買われた。この動きが記憶に新しいことから市場は過剰反応したとみてよい。欧米市場に入り徐々にショックが緩和し始めるとポジションの巻き戻しの動きが強まった。
銀行預金に対する課税をキプロス議会での採決は19日に延期し、その他関連法案が可決できればデフォルト懸念は後退することになる。そうなればリスクオフの動きは後退することになるが、今回のショックは暫く影響が残ることになるだろう。
今日から始まるFOMCや明日の黒田新日銀体制のスタートもキプロスショックで影が薄くなった。ドル主導からユーロ主導に短期的に市場の注目は移ったが、円安やドル高株高の大きな流れに変化はないとみる。
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[米ドル円]やり過ぎの反動

早朝の薄商いの中でキプロスニュースが伝わったことでドル円はザラ場で93円半ばまで下落。実際にはここまで下落するまでほとんど出合はなかったとみてよいだろう。システム売買などでは損切を自動的に付けてしまう事もあり売らなければいけない玉が残り結果的に東京市場が始まると95円付近から再び売りが強まった。キプロス問題の実態がよくわからずに取りあえず嵐が過ぎるまでは円を買っておこうという動きで売られたとみる。
この動きはイタリア選挙ごと同じで回復するまでは数日少なくとも時間が必要だ。
明日のFOMCでは再びドル主導の動きが強まることになるとみる。今日は95円付近の底固めに入り徐々に買戻しの動きが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:95円80銭~94円80銭
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[ユーロ円]欧州危機再燃はない


キプロスという小さな国の問題がユーロ圏全体に波及するとの懸念からユーロは大きく下落した。
ユーロ圏首脳会議ではキプロスへの救済条件として銀行預金10万ユーロ超に対し9.9%、それ以下に6.75%を課徴することで合意。キプロス議会は決定を延長した。殆どの預金は非居住者ということから影響は国内に止まらないとの見方もあった。しかし、この日の欧州市場ではイタリアやスペインなどの国債への影響は少なく周辺諸国への影響は限定的となった。ユーロは徐々に買戻しが強まり円も売られた結果ユーロ円は再び123円台に戻された。ここまで市場に大きな影響を与えるとはEU首脳も考えなかっただろう。ECB理事会が21日に行われるが何らかの対処を講じる可能性がありユーロショートは短期に留めた方がよい。
ユーロ円予想レンジ124円20銭(61.8%)~122円60銭
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[豪ドル米ドル/豪ドル円]絶好の買い場


寝耳に水とはこのことかと思わせる週明けの東京市場だった。キプロス問題がここまで反応するとは意外だったが、結果的に世界を一周すれば先週のNY終値近辺にオージー円は戻ってきた。リスクオフから円買いとドル買いが進んだことで特にリスク通貨のオージーの売りが集中した。しかし、結果的にみると寧ろ絶好の買い場を与えてくれたとしか思えない動きとなった。どれだけ、オージーの買いポジションが少なかったかという裏返しとみてよいだろう。先週は100円の大台を意識し過ぎて結局抜けずに押し戻されたところでキプロスショックが更に下押しした。しかし、これで目先のポジションがはけてしまい上値を狙いやすくなった。今日明日はまだ警戒感が強いことから慎重な動きとなりそうだが、下げたところでは買いを入れておく。
オージー円予想レンジ:99円50銭(76.4%)~98円50銭
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