[全般]FOMC会合に注目
週明けからいきなり市場の注目を浴びることになったキプロスの預金課税問題は収拾がつかず市場の不安は依然としてくすぶり続けている。ECBは既存ルール内でキプロスに流動性を提供するとしたが市場に対する安心感を与えることはできなかった。21日のECB理事会への期待は残るものの手段としては限りがみえる。ルクセンブルク財務相はユーロ圏の安定を補修する必要があるとして直ちにキプロス協議開催を呼びかけた。
キプロス問題自体は市場にとってそれ程の問題ではない。欧州不安が本格的に拡大するとの懸念は全くないとは言えないが過剰反応し過ぎとみられ落ち着きを取り戻すのは時間の問題とみる。
今日のFOMC会合では緩和政策維持が見込まれているものの、このところの経済指標は米経済の底堅さをしめすものが多い。また、NY株式市場の連騰で過熱感が指摘されるようであれば市場は出口戦略への思惑からドル買いに動く可能性が高い。今のところ、キプロス問題で市場のFOMCへの関心が低下しているだけに意外に反応が強まる可能性が高く注目したい。
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[米ドル円]本日黒田新日銀誕生

今日は春分の日で日本は休場となるが日銀は黒田新総裁を迎える。昨日は白川総裁の退任で日中はやや円安に進んだがNY市場にかけて再び円は上昇。キプロス議会が法案を否決したことで安全通貨としての円が買われた。今日は休日でもあり新日銀総裁就任へのご祝儀的な円安が入りやすいものの市場の注目はキプロスと今日のFOMCに向いている。安全通貨としての円買いは一巡していることや、FOMCでの緩和政策維持は既に織り込まれていることで円高とドル安への振れ幅は限定的とみる。
日中は95円を挟んでの攻防が続くことになりそうだ。
ドル円予想レンジ:95円80銭~94円80銭
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[ユーロ円]キプロスの第2案は

キプロスショックも緩和され窓埋めの動きが進んだがそれもつかの間。キプロス議会が預金への課徴に対する法案を否決したことで再びユーロは下落。不安は依然として燻ぶる。ECBはキプロスに対し既存のルール内で流動性を提供するとしたが市場の反応はみられなかった。
ルクセンブルグ財務相はユーロ圏の安定を補修する必要があるとして直ちにキプロス協議開催を呼びかけるなど銀行預金への課徴以外の代替案を巡る動きが始まればユーロショートの巻き戻しが入り前日の高値付近までの上昇はありそうだ。
ユーロ円予想レンジ124円10銭~121円70銭
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[南アフリカランド円]SARB政策金利発表

キプロスショックでランド円は2月以来の安値付近まで下落した。先週は今年の高値圏である10円60銭付近まで上昇したことで利益確定の売りも出やすかったところでのキプロスショックで下落が加速した。しかし、そろそろ買いが入るタイミングを探り始めてもいいだろう。一目の雲の上限がサポートとなっている。雲は緩やかな上昇トレンドに変わってきていることから大きな上昇は期待できないが金利差確保の動きは4月に入り更に強まるとみる。今日は南ア中銀SARBが政策金利を発表する。市場は現状の政策金利5%を維持すると予想される。通貨安はインフレを招くとして財務相は自国通貨の上昇を期待する発言もみられることから利上げという選択肢も考えておきたい。
ランド円予想レンジ:10円40銭~10円20銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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