[全般]グッドフライデーの中最終調整
東京市場では黒田日銀総裁が参院財政金融報告委員会で残存年限の長い長期国債やリスク資産の購入を示唆したものの、新鮮味に欠けたことで失望。また、中国が金融商品規制強化で上海株式市場が下落し今年最安値を付けたことでリスクオフの動きが強まり円を買う動きが強まった。
しかし、欧州市場が始まりキプロスの銀行が2週間ぶりに大きな混乱がなく再開したことを好感。キプロス金融危機が封じ込まれたとの見方からユーロは上昇に転じるとリスク回避の動きが後退し円売りが再開。NY市場では新規失業保険申請件数やGDP確定値が予想よりも良くなかったこともありややドルが弱含む場面も見られたが月末特有の動きや連休前のポジション調整なども絡みNYダウやS&Pが最高値を更新。最終的にリスク後退によりクロス円などが底堅い動きとなった。
今日は日本の期末最終日ということやグッドフライデーで海外の多くが休場となるため値動きは限られる。その流動性が低下したなかでNY時間には米個人消費支出やミシガン大消費者信頼感指数が発表される。昨日の流れを継いでNY株式市場が高値を更新するようであればリスクオンからの円安やドル高が進む可能性が高くなる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]来週への期待感


黒田日銀総裁の発言には新鮮味がなかったことやアジア株が下落したことを受けドル円は一時94円を割り込んだ。来週はいよいよ黒田総裁の初めての日銀会合が行われることから、今回円買いの動きが強まった分だけ円安に対する反動が大きくなった可能性が高い。
また、来週は日本の新年度がスタートすることから新規の外債投資への期待が高まりそうだ。今日は欧米市場が休場となる中値動きは徐々に狭まるとみるがNYダウなどが高値を更新するなど米国景気への期待が円安に向かいやすいとみる。ただ、イタリア不安も燻ることから最終的に94円台でのもみ合いが継続することになるだろう。
ドル円予想レンジ:94円70銭~94円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]イタリア不安とキプロス危機後退で


ドイツの2月小売売上が予想を上回ったものの同国失業者数が予想以上に増加したことで売りが強まりこの日の安値1.2755まで下落。イタリアの連立政権が困難となり大統領が暫定政権の発足や再選挙の可能性を示したものの政局の混乱は当面継続。一方、この日はキプロス銀行が2週間ぶりに混乱なく再開したことで危機封じ込めに成功したとの観測からユーロの買い戻しが活発となった。今日から欧米がイースター連休に入ることからポジションの巻き戻しが入ったものとみられる。日足ではボリンジャーの下限バンド内に終値ベースで戻したことなどから今日はやや底堅い動きになるとみる。ただ、2月1日の高値を付けた後から2か月近く下降トレンドが続いておりトレンドの替わる兆しはまだ見えない。全般に軽いユーロショートポジションをキープするところが多くみられる。
ユーロドル予想レンジ1.2870~1.2760
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]指標による乱高下後は底堅い動き


南アフリカの重要な経済指標の発表が相次ぎランドは上下に激しい動きを見せたが最終的に底を上げて引けた。
2月のマネーサプライは7.71%と予想の7.2%を上回った。また、18時半には卸売物価指数PPIが0.6%と前回の0.5%を上回ったものの予想の0.8%を下回った。ドル円が上値の重い展開であったことから下振れする場面も見られた。しかし、NY時間に発表された貿易収支は95億ランドと前回の245億ランドの赤字が大きく減少。予想された125億ランドも大幅に下回る改善がみられたことを好感し上昇。しかし、上値では利益確定の動きもあり押し戻されたもののNYダウが最高値を更新するなどリスク回避の動きが後退し引けにかけて買いが強まった。一目の雲の中で不安定ではあるが底固い動きがみられる。10円25銭のレジスタンスを抜けることが出来れば雲の上限であり基準線の位置する10円34銭が視野に入る。
ランド円予想レンジ:10円24銭~10円15銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |