ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-04

[ユーロ米ドル]ECBへの利下げを促す発言

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20130419_jikanashi.jpg


前日のドイツ中銀のバイトマン総裁がECBの利下げの可能性を示唆する発言に引き続き、昨日はIMFリガルド専務理事がECBには緩和余地があると発言。ユーロはこの発言で下落。また、この日発表された米景気指標が悪材料となりNYダウが下落するとリスク回避の動きからユーロ売りが更に強まった。
一方、ECBメンバーのスロベニア中銀総裁は低金利政策が経済成長を刺激するとは限らないと発言。利下げに対する批判的な見方を示したことでユーロは一気に買いが強まるなど短期的に荒っぽい動きが目立った。全般に欧州債務に対する市場の懸念は後退しておりG20というイベントが終了し市場に落ち着きが戻れば再びユーロ買いが強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3130~1.3020

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]三角もち合い収束

(豪ドル円時間足)



金価格やCRBインデックスが上昇したことでこの日はオージーも底堅い動きとなったが上値も依然重い展開が続いている。今日のG20を控え日中は動きにくい展開が予想される。金価格はここにきて下げ止まり感が出たものの買い過ぎた反動は依然として残ることから大きな上昇は見込めない状況だ。世界的な金産出国である豪州もその影響は大きく、これら素材関連の指標が回復するまではオージーの本格的な買いは出にくい。
しかし、日本の金融政策に各国が理解を示し円安が再び強まる時には円キャリーによるオージー円の上昇は再びやってくることになる。
目先は三角もち合いが収束してきたことで50%戻しとなる102円付近を試す展開とみる。

オージー円予想レンジ:102円10銭(50%)~100円80銭

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[全般]G20を控え依然相場は不安定

一旦落ち着きを取り戻したと思われた為替や株式市場では昨日も再びリスクオフの動きが強まり円高株安が進んだ。
東京市場は前日の市場の回復基調を継続し円売りが先行。クロス円など底堅い動きで推移する中欧州市場に入り株価が軟調に始まったことで再び円の買い戻しの動きが強まった。特にこの時点では目立った材料はなく市場の不安感が依然燻り続けていることを示すものだ。この動きはNY市場に入り更に強まった。NY市場が始まりNYダウは大幅下落で始まった。バンクオブアメリカの決算が予想を大きく下回ったことやアップル株価が急落しダウは一時200ドル近い下落となった。ボストンマラソン爆破事件による不安感もあり市場はリスクに対し神経質な展開が続いている。
これを受けリスク回避の動きが強まり円やドルが上昇。また、バイトマンドイツ連銀総裁がECBは利下げを正当化できる情報が新たに出た場合には政策金利を調整すると発言。市場はECBの利下げ期待が高まりユーロが下落するとドルや円が更に買われた。
今日から米国ワシントンでG20財務相会合が始まる。明日未明からECB理事やG20メンバー、そしてIMFやFRB連銀総裁らの講演が相次ぐ。日本の金融や通貨政策に関する発言などには注意が必要だ。昨日はルー米財務官が日本の政策効果を注視すると発言。一方、カナダのカーニー中銀総裁は日本の政策はG20に沿ったものと日本に対し好意的な意見も聞かれる。IMFも既に日本の政策に対し賛同するなど一枚岩ではない。
市場の漠然とした不安感が収まるにはもう暫らく時間が必要でポジション的にはまだ大きく一方向に傾けないようにしたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

[米ドル円]振り落しされながら底が切り上がる

(米ドル円時間足)



東京市場は前日のNY株価上昇を受けリスクオンから始まり円安が先行。前日の高値98円15銭を上抜き98円43銭まで上昇した。しかし、欧米市場では株価の下落などから再びリスクオフの動きが強まり97円20銭まで下落。高値から1円余り下落した後は再び1円上の98円25銭まで上昇。市場のバラティリティーは高く短期筋を中心とした動きが目立つ。中途半端に損切を入れるとロングとショートの両サイドでやられることになる。G20財務相会合では中国など新興国からの円安に対する非難が高まると予想されるが、先進国からは日銀政策に対し好意的な見方が増えている。リスクイベントが終われば再び円安に向かうとみており97円ミドルから前半は買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:98円60銭~97円60銭

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[ユーロ米ドル]雲の中へ突入

(ユーロ米ドル日足)



ユーロは1.32ドルを二度試したが超えられずに反落。前日の上昇幅をほぼ解消し往って来いとなった。欧州時間にドイツ中銀のバイトマン総裁がECBによる利下げの可能性を示唆したことで下落。1.31前半では一旦サポートされたもののNY株式市場が再び反落したことからユーロは更に下落。1.31前半に置いてあった損切を巻き込んで1.3ドルまで売り込まれた。タカ派と称されたバイトマン総裁が利下げの可能性を示唆したことは市場には驚きがあった。しかし、ここまで売り込まれる程の材料ではなくそれだけ市場が神経質な状態にあるということだ。今日から始まるG20財務相会合ではECB理事や委員らの講演が行われ利下げの可能性が示されるか注目。今回の会合では財政再建目標が中心とみられ、ユーロに対する影響は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3130~1.2970

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[豪ドル米ドル]金や株価下落が上値を抑える

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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前日雲の上限を上に抜けたオージーは再び雲の中に突入。
前日に一旦は持ち直したと思われたNY株式市場は再び大幅な下落に転じたことでリスクオフからのオージー売りが強まった。前日の上昇幅を解消し更に安値を更新して引けてきた。金価格も上昇の勢いは弱く昨日は前日の終値に対し5ドル安で終了。一目の雲に再度突入したことで下値リスクが高まった。ただ、1.0275ドルがサポートされるようであれば短期的なダブルボトムを形成することになる。
今日のNY時間に発表される新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が好結果となりNYダウが上昇に転じればオージーの買い安心感が広がる。
反対に、1.0275付近を下回るようであれば雲の下限の位置する1.02ミドルが次のサポートとなる。

オージードル予想レンジ:1.0350~1.0250(雲の下限)

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[全般]市場のパニックは一先ず収まる

先週末から始まった各市場の修正局面も一先ず収まりをみせた。
中国のGDPが予想を下回ったことをきっかけにNY株価の急落が始まると金価格も暴落。あらゆる市場に高値恐怖感が台頭し利益確定の売りが強まりリスク回避からのドルや円に買いが入った。そこに、ボストンマラソン爆破事件が加わり市場の不安感が拡大した。
しかし、中国GDPは一つのきっかけに過ぎず市場の流れを変えるものではない。また、ボストン爆破事件も組織的なテロかどうかは依然判明せず規模も9.11と比べても小さい。たまたま恐怖心が高まった時だけに過剰に反応したものと思われる。時間の経過とともに市場は落ち着きを取り戻し安全通貨としての円やドルから資金が離れリスク通貨に戻りつつある。しかし、前日に140ドル下落した金価格の戻しは26ドルと小さく金産出である豪州やカナダ、南アフリカなどの通貨の戻しはユーロやポンドなどと比較しても小さかった。NYダウは265ドルの下落に対し昨日は157ドルと60%程度の戻しとなった。
ユーロ円は61.8%、ポンド円は50%戻したのに対しオージー円や南アランド円、カナダ円は38.2%程度とまだ低い。金価格の回復が強まれば出遅れ感からもこれらリスク通貨に注目が集まることになる。

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[米ドル円]下落一巡で

(米ドル円時間足)



高値から4円余り下落したことで投げの動きはほぼ一巡したとみる。下髭を伸ばして98円台まで上昇に転じたもののNYの引けにかけ再び押し戻されたことで本格上昇にはまだ時間がかかりそうだ。終値の97円60銭付近というのは先週末のNY終り値であり意識される。
明日から始まるG20を控えることやボストン爆破事件が組織的なテロかどうかがある程度判明するまではドル自体がまだ買いにくい。ただ、昨日発表され田米消費者物価や住宅着工件数、鉱工業生産など予想を上回る結果となったことでドル売りの動きは徐々に収まり始めている。また、昨日実施された日本の5年物入札が無難な結果となったことで債券相場が落ち着きを取り戻していることからドル円上昇の流れに戻る下地はでき始めている。

ドル円予想レンジ:98円20銭(50%)~97円20銭

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[ユーロ米ドル]雲の中へ突入

(ユーロ米ドル日足)



ドル円の下落により対ドルでもユーロが売られた事で上昇はしばらく時間がかかるかと思われたが回復力は他の通貨以上に強かった。目先の天井となっていた1.3130付近を超えるとストップ注文を巻き込んでこの日は1.32ドルまで上昇。2月25日以来の高値を更新した。日足チャートでは一目の雲に突入し流れが加速する可能性が高まる。ただ、ドルの下落が今回はユーロの上昇をけん引していることから、金や今日のNYダウの上昇が加速すればリスクオンからのドル売りが強まりユーロの上昇に拍車がかかることになる。1.32ドルでは利益確定の売りが並ぶもののそれ程大きな抵抗にはならない。下値はこれまでの天井とみられていた1.3120付近が強いサポートとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3230(50%)~1.3120

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]金の上昇で持ち直す

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

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前日に金価格が急落したことで世界的な金産出国であるオージーの売りが加速した。金の下落はキプロス中銀が売りを出したことから他の国にも同様な動きが始まるとの警戒感が先行したことがきっかけとなった。これまで何年もかけて大幅に上昇してきたことから警戒感も他の市場に比べて高い。オージーも円安の流れが始まりこの半年で20円余り上昇。黒田日銀が始まり円キャリーの動きが始まると8円近く短期間で上昇。金の下落とともにオージーでも利益確定の売りが先行した。日銀の会合前のレベル97円ミドル近辺が強いサポートとなり、そこまで下げると完全に往って来いとなる。しかし、昨日のNYダウの上昇などから一先ず恐怖心は後退しリスクオンの動きが戻ってきた。後は時間の経過とともにいずれ高値を更新することになるとみる。明日のG20開催前という事もありそれまでは完全復活とはいかないが、短期的な三角もち合いがみられる。もち合い中期的な上昇の流れに沿って上に放れるとみる。

オージー円予想レンジ:102円60銭(76.4%)~100円70銭

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[全般]市場には高値警戒感に対する恐怖が高まる

円の買い戻しの動きが予想以上に強まっている。
アジア時間に発表された中国1-3月GDPは7.7%と予想の8.0%を下回ったことで豪ドルが急落。先週末に米国半期為替報告で日本の通貨政策に対し批判的な内容が示された事で市場には円安に対する反動への警戒感が強まっていたこともありネガティブ材料に対しては敏感に反応しやすくなっていた。円も同時に買戻しの動きが強まりドル円だけではなくクロス円でも巻き戻しの動きが強まった。
NY市場でもこの警戒感は収まらずに株価や金、そしてコモディティー価格も利益確定の動きが強まり全面安。中国GDPが予想を下回ったニュースで世界的なコモディティー需要な低下するとの観測もある中で先週に引き続き米国住宅市場指数やNY連銀製造業景気指数が予想を下回るなど米景気回復への懸念が広がった。
中国GDPがここまで注目されるというのはそれだけ市場のセンチメントが弱気に傾いてきたことを示すものだ。そんな中でボストンマラソンでの爆破が起こったことで市場はポジションの巻き戻しが更に進むなど弱気ムードを更に強める結果となった。
先週後半から全ての市場で巻き戻しの動きが目立ち始めている。円安やNY株式市場の上昇の流れに変化はないとみるが、市場は一旦弱気に傾くと恐怖感が雪崩現象を引き起こす。
ポジションは出来るだけ小さくしておき、市場の反転を待つ。

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[米ドル円]4円の下落幅

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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先週末に発表された米半期為替報告で日本の通貨政策に対し批判的な内容が示された事で週明けの東京市場では警戒感が高まっていた。そんな中で中国GDPが予想を下回ると豪ドルを中心にクロス円の売りが強まるとドル円もじりじりと値を下げた。100円というレベルはこれまで本邦要人が何度か発言したこともあり市場は円安の終着点というイメージがあった。100円に近づいたことで利益確定の売りがドル円だけではなくクロス円、株式市場、金などコモディティー市場まで広がった。
この様な修正の動きは2月のキプロスショック時や日銀会合前にも同様にみられ、その時の下落幅はそれぞれ4円程度となった。今回も99円95銭から95円80銭と4円余りの下落となったことで修正の動きは一先ず終了したとみる。市場の弱気センチメントが収まれば再び上昇に転じるとみるが、G20まではまだ不安が燻ることになりそうだ。

ドル円予想レンジ:97円40銭~96円30銭

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[ユーロ円]半値戻し達成

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円30分足)

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週明けの東京市場では円安に対する警戒感が高まったことでクロス円は全般に上値の重い展開で始まった。欧州市場にかけては大きな変動はみられなかったがNY市場では株式市場だけではなく金などコモディティー価格なども全面安となった。中国GDPが予想を下回ったことで世界的な需要低下につながるとの見方が強まった。やや反応し過ぎという観もあるがそれだけそれぞれの市場が買い過ぎた反動が出たとみてよい。市場が弱気なセンチメントに偏り過ぎておりこの動きは長くは続かないとみる。半値戻しの125円前半まで下落したことで調整は終わったとみるが、再び上昇するにはもう暫らく時間が必要だ。

ユーロ円予想レンジ:127円30銭(38.2%)~126円00銭(前日NY終値)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA議事録に注目

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20130416_hiashi.jpg


朝方発表された豪州2月住宅ローン件数は2.0%と予想の1.5%を上回ったことで買いからスタート。しかし、その後発表された中国1-3月GDPが予想を下回ったことで急落。
NY市場に入ると再び中国GDPの低下が世界的な金やエネルギーの需要が低下するとの見方が広がりコモディティー価格が全面安。NYダウも大幅な下落とありリスク回避の動きが強まった。中国GDP自体はそれ程大きな材料ではないものの、それだけ市場全体が買い過ぎ状態になっていたとみる。シカゴの爆破事件に関してもテロとの噂もあるが、事実が明らかになるにつれて買戻しの動きが強まるとみる。オージー円は円キャリーの代表通貨の一つでもあり、100円割れというのは買い遅れた人にとっては絶好の買い場となる。97円ミドルを割り込まない限り、このレベルからは中長期ポジションとして仕込んでおきたい。

オージー円予想レンジ:100円80銭~99円60銭(NY終値)

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[全般]100円トライ失敗で調整

ドル円は100円の大台を何度か試しに行ったが失敗。結局99円95銭を高値に折り返してきた。
99円後半では実需の売りだけではなくオプション絡みの防戦売りが出たことでポジション的にはクロス円も含め短期的に積み上がっていたと思われる。週末という事もあり利益確定の売りなどが出て反落。また、NY時間に発表されたミシガン消費者物価指数や3月小売売上高などが予想を下回ったことで米国景気回復期待が後退。株式市場などにも調整の動きが強まったことでリスクオフの動きから円の買い戻しが更に進んだ。
NYの引け間際には米国半期為替報告書で「日本の通貨政策を注意深く監視する」「日本は通貨安戦争を避けるべきだ」など円安をけん制する内容となったことで薄商いのなかで円安が加速して終了。週明けの東京市場ではもう一段の円高が進むリスクが高まった。
100円を達成出来なかったことで日銀会合後の円安の反動が強まると市場は不安感が漂う。そんな状況下で今週は米国住宅関連指標やベージュブックなど米国景気が予想を下回るような材料に対し敏感に反応しやすい。週の後半にはG20財務相会合が開かれるがここで日本の通貨政策が取り沙汰される可能性が高いものの、影響が低いとなれば底打ちのサインとなるか注目される。
市場のセンチメントは変わりやすく、調整の動きが終われば再び円安の流れに戻るとみる。底値を確認したところで再度円売りポジションを仕込む。

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[米ドル円]前週末のギャップ

(米ドル円時間足)


(米ドル円週足)

USD_JPY_20130415_shuashi.jpg


100円手前の売りは予想以上に強く、目の前にして撤退を余儀なくされた。こうなると市場はこれまでの強気から一変して弱気の見方が強まり円買い材料に反応しやすい。NYの引け間際に報じられた米為替報告書では日本の通貨政策に対し批判的な内容が示された。この影響は週明けの東京市場で再度刷り直して反応する可能性が高い。また、今週発表されるベージュブックやCPIなど米経済指標が予想を下回る内容となれば円買戻しの動きを強めやすい。火曜日には黒田日銀総裁の講演があるものの内容的には既に織り込んでいることから円安には反応しにくい。
先週の週明けレベルと前週のNY終値となる97円ミドル付近とのギャップを意識し始めている。

今週のドル円予想レンジ:99円60銭~97円50銭

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[ユーロ米ドル/ユーロ円]キプロス問題なども限定的

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20130415_jikanashi.jpg


先週は円を中心とした動きの中でキプロスやギリシャなど欧州債務問題に対する懸念が陰に隠れてしまいユーロは堅調な地合いとなった。米国を中心とした株価の上昇は欧州株式市場も押し上げた。また、日本の機関投資家が円債を売って欧州債を購入するとの観測もあり特にユーロ円の買いを加速させた。ところが週末に円安の調整が始まるとユーロ円の利益確定の売りが入り下落。また、キプロス政府当局者の話として「キプロスは100億ユーロの追加融資を要請する計画がある」との報道で売りが加速した。市場が弱気に傾いていた時という事もあり一時的に反応したが、ユーロを揺るがすほどの問題とは思えない。
対ドルでは1.3130付近が上値を抑えているものの米ドル売り圧力もあり大きく崩れる気配はない。半値戻しとなる1.3240付近を試す展開となればドル円の調整売りが収まれば再び上値を試す展開とみる。

今週のユーロ円予想レンジ:131円10銭~127円20銭(前週のNY 終値)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]長期ポジションが下支え

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

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ドル円が100円を付けきれなかったことで週末という事もあり利益確定の売りが入り下落。
オージー円は円キャリーの象徴ともいえる通貨だけに中長期での買いが底を切り上げている。ドル円の調整売りが終われば再び投資目的からの買いが入るとみる。
ただ、今週の火曜日にはRBA政策会合議事録が公開され、利下げの可能性を示す内容となればもう一段の下落も考えられる。
先週はギラード首相が豪ドルは重力に逆らった動きをしているなど通貨高に対するけん制発言もあり警戒感は燻る。底値を確認するまではレベル感での買いは控える。

今週のオージー円予想レンジ:104円50銭~102円30銭(38.2%)

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[全般]投機筋中心の相場

ドル円が100円に近づいたことでユーロや豪ドルなどが短期的な投機筋の的となり上下に激しい動きが目立ち始めている。
朝方発表された豪州雇用統計では予想を大きく下回ったことで豪ドルが急落。その後欧州市場で買い戻されたもののNY市場で再度上下に大きく振れた。
ユーロも欧州市場が始まりイタリア国債入札が堅調な結果を示したことなどから急上昇。その後利益確定の売りに押されて行って来い。しかし、ロンドンフィクシングタイムに向け上昇したものの引けにかけて再び利益確定の売りに押された。ドル円もNY市場で23時のオプションカットオフタイムに向けて利益確定の動きが強まり99円付近まで下落。23時を過ぎると急激に買いが強まり199円94銭まで上昇し100円まで後6銭まで迫った。しかし、100円には届かずに再び押し戻されてNY市場は引けた。
ドル円だけではなくユーロや豪ドルといった通貨に対しても短期を中心とした投機筋が仕掛けているとみられる。市場がそれだけ神経質になっているという事もあり結果的に投機筋に市場が動かされやすいということだろう。しかし、ドル円が100円を付けた後はこのような荒っぽい動きも一先ず後退することだろう。
昨日は新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで次回の雇用統計への期待が高まった。今日の米国小売売上げも含め米国の景気回復が継続されるかどうかを見極めようと神経質な動きは継続。

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[米ドル円]100円前後でオプション攻防

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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100円手前にはバリアオプションがあるとの話がかなり市場には浸透しているようだ。
東京市場では99円75銭付近になると利益確定の売りが増え、99円前半では再び買いを入れるといった動きが目立った。NY市場ではオプションの満期を迎えるカットオフタイムとなる23時に向けてドル円の売りが強まり99円11銭まで売り込まれた。23時を過ぎたところで再びドル円の買いが入り99円65銭まで上昇。その後もじりじりと買いが強まりこの日の高値99円94銭まで上昇。しかし、100円手前では依然としてオプション絡みと思われる防戦売りが並んで誰も100円を買っていこうとはしない。実際にどれだけ売りがいるのかはわからないが買いのエネルギーが溜まるのを待つしかない。
このレベルでドル円を買い入れて100円前半で利食いを入れるというのはリスクが高いだけだ。最小限の買いポジションを持ちながら99円ミドル下で買いを入れ100円手前で売る方が効率は良い。

ドル円予想レンジ:100円60銭~99円30銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]アップダウン繰り返し上昇

(ユーロ円時間足)


(ユーロ米ドル時間足)

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東京市場でユーロは堅調な地合いで推移。欧州市場ではユーロが堅調な地合いのなかでイタリアの3年4年5年の3種類の国債入札が実施され好調な結果となったことから投機筋を中心にユーロ買いが強まった。しかし、130円後半では利益確定の売りが強まり損切を巻き込みながら129円台まで1円余り下落。そこからはクロス円のまとまった買いが入り再び上昇。ドル円も23時のオプションカットオフタイムを超えたところで100円を目指す動きが強まるとユーロ円もじりじりと底値が切り上がった。短期の投機マネーにより上下に激しく揺さぶることで損切を付けさせながら上昇している。中途半端な損切レベルを入れると付けさせられることになる。高値を買わずに下押ししたところから戻し始めたところで買いを入れていく。

ユーロ円予想レンジ:131円50銭~130円00銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]ドル円100円越えで安心感高まる

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル週足)

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この日発表された豪州3月雇用統計で雇用者数が3万5100人減少と予想の750人減を大きく上回ったことでオージー円は105円付近から104円34銭まで下落した。対ドルでも1.0540付近のもみ合いが長く続いていたが1.04台に突入。しかし、オージーの買い意欲は強く下げたところでは新規の買いが待ち構えていたとみられ欧州時間にかけて前日の高値を更新。NY時間にはドル円がオプション絡みで売りが強まり104円ミドルまで売り込まれたが東京の安値までは届かずに反発。この日の高値となる105円40銭まで上昇したものの引けにかけて利食い売りに押された。早朝の薄商いのなかでギラード豪首相がRBAの利下げを容認する発言が出ると更に下落したが104円台では買いが並んだ。
NY株価は連日高値を更新する中でリスクオンの動きは豪ドルにとっては追い風となる。
ドル円が100円を超えてくるようであれば投資家のオージー円の買い安心感が更に高まることになる。

オージー円予想レンジ:105円80銭~104円80銭

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[全般]熱気を帯びる円安株高

ドル円はいよいよ100円に迫りNY株式市場も史上最高値を更新するなど株式や為替市場では熱気を帯び始めている。
今週に入り特に目立った材料があったわけではないが先週からの円安の流れと共に米国景気回復期待から株価上昇への流れに乗り遅れまいとする動きが更に加速させる結果となった。
東京から欧州市場にかけて円安の動きが進む中、NY時間には黒田日銀総裁の発言で円は急速に買い戻された。総裁は「一般的に緩和策をとれば通貨が下落するが、いつまでも続くわけではない」と発言し、市場は「いつまでも続くわけではない」に反応。当たり前の内容であり過剰反応ではあるものの、それだけ100円の大台を前に神経質になっていたとみられる。その1時間後に発表されたFOMC議事録では複数のメンバーが年内にも量的緩和第三弾QE3の停止を想定していることが明らかとなった。ほぼ予想通りの内容ではあったが市場は金利上昇からのドル買いに反応。結局、ドル円が下げたところではすかさず買いが入るなど往って来い。黒田総裁発言にしてもFOMC議事録にしても特に目立った材料があったわけではないが市場は過剰に反応。結果的に株高や円安の流れを加速させるなど市場には活気とも言える熱気が漂う。期待が常に先行し、その後やり過ぎからの調整が入るなど3歩進んで2歩下がるような動きは長期的な流れの典型だ。
今日はもう一段の円安と株高が進むとみるが、急速に進行した後の調整に気を付けたい。

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[米ドル円]猫に鈴をつけるのは

(米ドル円月足)


(米ドル円時間足)

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前日に99円67銭の高値を付けた後の東京市場では実需や利食い売りなどから一時99円を割り込む場面も見られた。しかし、98円台では新たな買い注文も入りじりじりと底を切り上げる動きが強まった。NY時間には再び前日の高値に迫る99円60銭台に乗せてきたところで黒田総裁発言により下落。損切を巻き込み98円95銭まで下落。100円を目の前に神経質な展開が続くなかFOMC議事録が公開された。QE3の年内停止を想定する複数のメンバーがいたことでドル買いが強まりドル円は再び上昇。結局短期筋のロングを振り落しながら上昇が継続。100付近にはバリアオプションが設定されているとの話もあり手前では防戦売りが出るとの観測が高い。そうであれば100円を超えてくると損切の買戻しが入ることになり、それを狙う動きも想定される。タイミングをみながらいずれ誰かが猫の鈴を付けに行くのを期待するよりも同時に行けば怖くない。

ドル円予想レンジ:100円60銭~99円35銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ドル高がユーロを抑える

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

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欧州時間に入るとすぐに米系ファンドなどが欧州債の上昇に伴い纏まったユーロ買いを出しユーロ円は130円ミドルまで上昇。しかし、NY時間に黒田総裁発言で円高が進むと上昇前の129円ミドルまで押し戻されたが、その後FOMC議事録が公開されると再び高値130円ミドルまで戻すなど荒っぽい動きが目立った。結果的にドルが上昇したことでユーロは対ドルでは上値の重い展開になりユーロ円の上昇幅は抑えられているものの底堅い展開は継続し、上限ではボリンジャーウォークがみられる。ユーロ円は横這いが続くなかで突如として動くことから下値を上手く拾えるかがポイントとなる。

ユーロ円予想レンジ:131円50銭~130円00銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]今日の雇用統計に注目

(豪ドル円月足)


(豪ドル円時間足)

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(豪ドル米ドル時間足)

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朝方豪州スワン財務相が豪ドルは重力に逆らっていると発言。オージーの上昇に対し懸念を示したことで利益確定の売りが出たものの下値は103円70銭で跳ね返された。その後中国貿易収支が予想を大きく下回り赤字に転落したもののオージーはなぜか上昇。赤字額に転落したものの輸入が大きく拡大したことに反応するなど好材料に反応するというのはそれだけオージーの買い意欲が強いことを示す。結局、投資マネーなどの買いが入り始めているという事を示すものだ。対ドルではオージーが今週に入り上昇し、同時にドル円が上昇していることでもクロス円の買いが入っていることがわかる。今日は豪州雇用統計が発表され、雇用者数は前回から大きく減少すると予想される。しかし、昨日と同様に悪材料にはニュートラルで好材料に反応しやすい。

オージー円予想レンジ:106円20銭~104円80銭

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[全般]海外ファンド勢が火付け役

ドル円は一時99円67銭まで上昇。当面の心理的な壁でもある1ドル100円に近づいたことで利益確定の売りがクロス円などでもみられるなどポジション調整が入った。
市場は先週の日銀による異次元緩和への期待が予想以上に高まり思惑先行の動きが目立ち始めている。新聞では為替に関する記事がここにきて増えている。円安により日本企業の業績が上昇。生保は日本国債利回りの低下により彼らの300兆円の資産の一部を海外に投資を始める動きが今後強まるとの観測記事もある。実際に欧州各国の国債が買われ利回りも低下してきている。これは、ヘッジファンドなどが既に本邦機関投資家の動きを察知し先回りで買いを入れ始めているためとみられる。実際に日本の機関投資家が動いたわけではなく、火付け役が海外ヘッジファンド勢ということだが、いずれにしても日本からの資本の流出する動きは今後強まるとみてよい。
東京市場ではドル円が100円を目の前にして利益確定の売りが入ったがその下げ幅は限定的となった。再び欧米市場では欧州の株や債券の上昇などでNYダウが堅調に推移する中でリスクオンの動きから円売りが強まったものの、東京と同様に利益確定の売りが散見された。
ここまで円安が進んでも大きな下押しがないという事はそれだけポジション全体はそれ程偏りがないという事だ。しかし、流石に100円という大台を前にしては暫く時間調整に入ったとみる。特に円安を後押しするような記事が増えてきたことで市場は寧ろ慎重になっている。ポジション調整はほぼ終了したとみるが時間調整はもう暫らく続くとみる。

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[米ドル円]宵の明星

(米ドル円日足)


(米ドル円30分足)

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東京市場で99円67銭の高値を付けたものの、流石に100円という大台を前に利食い売りが目立った。下押し幅はちょうど1円下の98円70銭となった。NY市場でも99円代前半で再度利食い売りが強まりフィボナッチ50%戻しとなる98円58銭で下げ止まった。
先週の日銀による異次元緩和からドル円は7円近く上昇したものの、その調整の下落幅は1円程度でとどまった。市場はドル円の100円というのは上昇の一過程としかみていないということだろう。
日足チャートでは当面の天井を示す「宵の明星」が現れたが、ここからの値幅調整は既に昨日やってしまい急落のリスクは低い。99円を挟んでの時間調整に入ったとみる。
マーケットはせっかちな性格と同時に臆病でもあり誰が猫の首に鈴をつけるかといった状態だが、時間調整はそれ程長くは続かず100円を突破するのは時間の問題とみる。

ドル円予想レンジ:99円70銭~98円70銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]目先調整に入る

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

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ドル円が100円を目の前に折り返してしまったことでユーロ円は130円付近で頭を抑えられた。対ドルでは階段を一歩ずつ登る格好で堅調な動きが継続。しかし、3月半ばに付けた高値1.31ドル付近が強いレジスタンスとなりこちらも上値を抑えられている。
日足では赤三兵の後に十字線が現れ所謂宵の明星ともみえることから、教科書的には一旦天井を付けた格好だ。しかし、ドル円の下押し調整も一巡し対ドルでも底堅い動きがみられることからユーロ円の下値の調整も限定的とみる。暫く129円付近を踏み固めた後に再度上値を試す展開とみる。

ユーロ円予想レンジ:130円50銭~128円80銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]オージーが相場を牽引

(豪ドル円月足)


(豪ドル米ドル日足)

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(豪ドル円時間足)

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これまでのオージー円はユーロの動きなどの影響を受けていたが昨日のNY市場ではユーロやポンドといった主要通貨の牽引役の様な動きを見せた。
円安が今後も継続するとみた投資マネーは円キャリーの代表格であるオージー円に入り始めたことからユーロなどの主要通貨にも影響を与えたと考えられる。
オージー円は2008年7月の高値104円40銭とほぼ同レベルまで上昇したことで一旦は利益確定の売りがみられた。
対ドルでも1.05ドル付近は先月も2度跳ね返されていることもあり今回も上値を抑えられた。ただ、今回はクロス円の買いが入り始めたことでこのレベルを超えるのも時間の問題とみる。時間足のボリンジャーバンドは上昇トレンドに入っており上昇は継続するとみられるが昨日の高値付近では再度利食い売りが入るとみる。

オージー円予想レンジ:104円50銭~103円70銭(BB)

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