[全般]新年度入り、イースター明けは波乱含み
日本の機関投資家などは今月から新年度に入るため彼らの投資マネーの動向が為替に大きく左右する。また。海外勢の多くはイースター休暇が終わり再びポジションをどちらかに拡大する事から相場の流れが今週で出来上がる可能性が高い。
今週は日銀も含め各国金融政策会合が開かれることや、イタリアやキプロス不安が継続する中でNY株式市場の上昇が継続するか注目される。
黒田日銀総裁体制に変わり始めての日銀会合において市場は大胆な緩和政策を実施するとの期待がこれまで高まっていた。しかし、先週までの動きをみると黒田総裁の国会での答弁に対し寧ろ失望感からの円高の動きが目立った。既に具体的な策として市場はほぼ織り込んできた事もありそれ以上に大胆な具体策や強い姿勢が示されるか注目される。ただ、先週末の動きをみると大分円の買い戻しが入りポジション的にはニュートラルに近付いたことから、新体制に対する期待から再び円安の流れが始まる可能性の方が高いとみる。
一方、今週はRBAやBOE,そしてECBなどの政策会合も開かれる。全般に緩和策継続の期待が高まることから円安の流れを抑えることになる。また、キプロスの金融問題やイタリア連立政権協議難航など政局不安によるリスクオフの動きは安全通貨としての円買いを促してきたが、少しでも解決策が見いだされれば一気に円安ユーロ高に向かうことになる。
そして、週末には最も市場の注目を集める米国雇用統計が発表される。
NY株式市場の連日の高値更新など米国景気回復期待の高まりは欧州不安によるリスクオフに対しリスクオンの動きで押し戻してきた。今回の雇用統計では株価の上昇や好調な住宅や消費関連、そして新規失業保険申請件数の低下などの支援材料に対し歳出強制削減の負の影響もありこちらも波乱材料となる。
今週は日本の新年度入りによる機関投資家の動きや各国の金融政策、欧州不安、そして米国経済の動向と波乱材料が多く今後の動向を占う上で重要な週になる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]4月の円高パターンに変化

今週から日本の機関投資家などの新年度入りとなり新体制の日銀会合が開かれる。また、海外はイースター明けとなる中で各国金融政策会合が開かれると同時に米国雇用統計発表を週末に控える。円にとっては重要なイベントが続く中で円安の流れに再び戻るのか、或いはもう一段の修正の動きが強まるのか波乱含みの展開が予想される。
4月から5月にかけてここ数年は欧州債務問題などを機に円高が進むことが多く見られ、今年もそのパターンを繰り返すとの意見も多いがそうだろうか。2008年のリーマンショックからこのパターンがみられ、それはドル円の下降トレンドの始まりでもあった。
昨年末のアベノミクスによる円安の流れがこれまでのパターンを大きく変え始めている。また、欧州債務問題もESMなどセーフネットができ始めた。また、米国の株式市場はリーマンショック前のレベルを超え史上最高値を更新するなど大きな変化が表れ始めた。
今年も4月から5月にかけて円高になるといったパターンは明らかに変化したとみる。
欧州問題が燻ぶるなかで日銀会合や雇用統計など予想と異なる動きが出れば一時的に円買いを仕掛けるところは必ず現れるとみるが、大きな円安の流れに変化はないとみている。
今週ドル円予想レンジ:96円00銭~93円50銭
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[ユーロ米ドル]イースター休暇明けで下振れリスクも

今週はイースター休暇前にポジションを縮小した欧米勢の多く休暇明けから戻り再びポジションを作り始めることから相場は波乱含みとなる。イタリアでは暫定政権に各党が難色を示しておりこのまま難航すれば6月に再選挙の可能性が高まるなど政局不安は今週も継続。キプロス問題も後退したとはいえ不安は燻り続けている。海外勢は依然としてユーロ売りにポジションを傾けやすい状況と言える。今週開かれるECB会合ではドラギ総裁が緩和政策の継続姿勢を示す可能性が高く、そうなればもう一段のユーロ下押しがありそうだ。一目の雲の下限とフィボナッチ61.8%戻しとなるのが1.2680ドルで、このレベルは昨年11月に付けた安値1.2660付近とほぼ同レベルとなり意識される。
今週ユーロドル予想レンジ1.2870~1.2660(雲の下限、61.8%、12年11月13日安値付近)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA声明とNYダウ



100円を目の前にオージー円は足踏み状態が続いている。
対ドルではイースター休暇を控えこれまで上昇したロングの利益確定の売りが出て下落。直近の76.4%戻しまで下落するなどポジションは大分軽くなったとみる。ギラード率いる労働党の支持率が低下するなど政局不安も投資家からみるとマイナス材料となった。
しかし、国内景気はこれまでの低金利政策により回復の兆しを見せ始めており更なる利下げ期待は後退する中でRBAは政策決定会合での声明文に注目が集まる。為替レベルへの懸念や緩和継続姿勢が打ち出されるとみられるが既に市場は大分織り込み始めている。NY株価は史上最高値を連日更新するなどリスク通貨にとっては買い材料がみられる。
テクニカルからみるとオージー円はパラボリックやボリンジャーバンドが97円ミドルに控え何とか先週は支えられた。一時的に今週はこのレベルを超えて売りサインに転じる可能性が高いとみる。しかし、本邦勢は4月から新年度入りするなどリスク通貨に対しては買い意欲も高く安値付近では買いが並ぶとみる。下押しは騙しのサインになる可能性が高く、下値では寧ろ買いを入れていきたい。
オージー円予想レンジ:99円30銭~97円30銭
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