[全般]流動性回復しNYはリスクオン
東京市場では黒田総裁が予算委員会で新日銀体制では期待を裏切らないような大胆な緩和策を打ち出すことを新たに明らかにした。しかし、市場はこの内容を織り込み済みとし目新しさに欠けるといった前日の悲観的な見方がそのまま引きずられドル円は更に下落。93円を割り込みひと月ぶりに92円66銭まで売り込まれた。流動性の低下の影響が残っていたこともあり一方向に売られ過ぎの観もあり、その後は買い戻しが入り上昇。
この日注目の一つであるユーロ圏失業率は予想通り過去最悪の12%に上昇。明日のECB理事会では利下げの可能性が高まるとの思惑から発表前から既にユーロ売りが強まった。利下げ観測は既に市場では織り込み始めていたことで、前日の薄商いの中で上昇した反動とみた方がよいだろう。イースター明けから欧州勢が戻り流動性が高まったためとみる。
NY市場では2月製造業が好調な自動車販売の伸びを受け3.0%と予想の2.9%を上回ったことでNYダウも上昇。NYダウやS&Pは最高値を更新するなど昨日までの悲観的な見方が後退。金価格も25ドル下落するなどリスクオンの動きからクロス円は全般に買戻しの動きが強まった。
ただ、市場は今日から始まる日銀会合や明日のECB理事会、そして週末の米雇用統計の発表などイベントに対する警戒感は強く、市場のセンチメントは日替わりのように変わりやすい。
昨日のドル高の動きもやや過剰な動きとみられドル売りに触れる場面もありそうだが、方向感は依然として定まらず短期売買に徹したほうがよさそうだ。
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[米ドル円]日銀会合前に底値確認


昨日は黒田日銀総裁が予算委員会であらためて大胆な緩和策を打ち出す姿勢を示したが市場はその内容には全く反応せず寧ろドル円は下落。93円付近を下回ったところではロスカットも発動され92円66銭まで売り込まれた。特にドル売りの材料があったわけではなく昨日からの下落の勢いがそのまま継続したと考えられる。欧州市場に入ると休暇明けの欧州勢が参加し流動性が高まったことで買戻しの動きが強まった。
日足をみると長い下髭を伸ばしたローソク足が安値圏で現れた。このレベルはボリンジャーの下限バンドでもあり当面の底値サインとみることが出来る。明日の日銀会合では予想通りの緩和策を打ち出したとしても織り込み済みという事でドル円が下落するとみるところが多い。しかし、昨日の下落で一先ずその動きも一巡したとみる。今日は再度93円付近で跳ね返されるようであれば底固めが終わり明日は寧ろ上昇に転じる可能性が高いとみる。
ドル円予想レンジ:93円70銭~92円90銭
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[ユーロ円]ECB理事会や日銀会合結果待ち


2月のユーロ圏失業率は予想通り過去最悪の12%に上昇し、同時に前月も11.9%を12%に上方修正した。市場はこの結果を織り込んでいたことで寧ろ買戻しの動きが強まった。前日はイースター休暇で殆ど欧州勢が不在の中でのユーロ売りとなったことで、その反動が出たとみる。しかし、明日のECB理事会では利下げは見送られるとみられるもののドラギ総裁の記者会見では今後利下げの可能性を示唆する可能性が高い。利下げ観測がユーロの上値を抑えるもののNY株式市場の堅調な動きが欧州不安を払しょくし底堅さも出始めている。
今日は明日の理事会や日銀会合の結果待ちとなり狭いレンジ内での動きとみる。
ユーロ円予想レンジ:120円20銭(50%)~119円40銭
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[豪ドル円]当面の利下げ観測後退

昨日のRBA会合では政策金利を50年ぶりの低水準である3%に据え置くことを決定。
声明では11年終わりから始めた大幅な金融緩和が豪経済に景気拡大効果をもたらしたことを強調。インフレ率で一段の利下げ余地はあるとしたものの、現行の金利水準に満足している姿勢が示された事で利下げ観測は当面後退したとみる。また、為替レベルに関しては最近上昇したことへの懸念を表明したが相場への影響はみられなかった。
イースター休暇前からオージー円は利益確定の売りが出始め週明けからも豪州勢不在のまま売り込まれていたこともありRBA会合後は寧ろ買戻しの動きが強まった。
結果的にイースター休暇によるポジション調整の動きに修正が入ったとみる。一先ず38.2%レベルとなる98円80銭まで戻したが、依然として買い意欲は残る。明日の日銀会合を控えまだ本格的な買いは出にくいものの、今日は半値戻しとなる98円前半付近までの調整は十分視野に入る。
オージー円予想レンジ:98円10銭~97円40銭
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