[全般]イベントを控え神経質な展開
朝方は前日の堅調なNY株式市場の流れを受けリスクオンから円売りドル買いの動きから楽観的な見方も出始めていた。しかし、NY時間に発表された3月ADP雇用者数が15.8万人増と予想の20万人を下回りドルが下落。明日発表の雇用統計でも予想を下回るとの見方が強まったためとみられるが、実際には統計の取り方が民間ベースと異なることからそれ程関連性はないが反応。また、3月ISM非製造業が54.4とこちらも予想の55.5を下回ったことで前日最高値を更新したNY株式市場は下落に転じた。市場は今日の日銀会合やECB理事会、そして明日の雇用統計発表を控え株式や為替市場でポジションを縮小しているとみられる。イベントリスクが終わるまでは昨日の様な神経質な展開が続くことになるだろう。日銀会合では期待が先行した分だけ失望感からの円買戻しが強まるとの観測が高まる。また、ECB理事会では前日の失業率の悪化などから利下げ期待も出始め全般に悲観的な見方が多くみられ弱気の材料に反応しやすい状況が続いている。
一方、EUやIMFはキプロスに対し100億ユーロの支援が実務レベルで合意され、昨日発表されたユーロ圏消費者物価も予想を上回るなど好材料も見られたが市場の反応は限定的。いずれ、この結果を市場は見直すことになるだろう。
日銀に対する期待が先行したものの、実際にこれからレジームチェンジに踏み切ることから実際の効果をみるまでは円安の流れに変化はないとみる。
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[米ドル円]円高というよりドル安


いよいよ待ちに待った日銀会合結果が本日発表される。金融緩和の強化を打ち出すことを市場は120%織り込み済みという事から既に円の買い戻しが進んでいる。昨日はNY市場でドルが全面安となったことでドル円は再び92円台に突入。前日の92円55銭までは届かなかったものの市場では円安の修正が更に進むとの見方が根強い。しかし、円安の修正は既に進んでおり、昨日のNY市場での動きはドル安が主導したものだ。今日の日銀会合では一時的に円買いの動きが強まる場面もあるとみておいた方がよい。しかし、下げ方の勢いがなければ寧ろ再び円安への勢いが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:94円00銭~92円50銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ユーロ安の分水嶺


今日はユーロ円にとって大きな分水嶺になるかもしれない重要な日になりそうだ。
日銀政策会合後の黒田氏の発言とECB理事会後のドラギ総裁記者会見が今後のユーロ円の動向を見極めるうえで注目される。ユーロ相場はキプロスやイタリア政局不安により2月から対ドルで下落が続いている。また、3月に入り日銀の大胆な緩和政策への過度な期待からの修正もユーロ円の下落を促した。その流れがここにきて変わる可能性が高まる。対ドルでは既に上昇チャネルに入る一方で対円では下降チャネルが続いている。これはドル円の下落の勢いがユーロの上昇を上回っているという事になる。ドル円の修正売りは大分進んだことからも底値は近いとみる。また、ドラギ総裁が利下げを示唆したとしてもこちらも織り込んできたことで、寧ろキプロスへの支援合意が下値を支えるとみる。
ユーロ安の流れが終わり上昇に転じる可能性が高いとみるが、結果を見極めるまでは極力ポジションは縮小しておきたい。
ユーロ円予想レンジ:120円80銭~118円75銭(2月25日安値)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]日銀会合の結果次第で100円を目指す展開


朝方発表された豪州2月の貿易収支は赤字額が1.8億豪ドルと予想の10億豪ドルを大きく下回ったことでオージー円は98円台に乗せてきた。しかし、その後NY市場に入り米景気指標が予想を下回り株式市場が下落に転じたことでリスクオフからの売りが強まり97円を一時片足下回った。今日の日銀会合やECB理事会を控えロングポジションの投げが入ったとみる。実際には赤字縮小や中国の景気回復、そして各国中銀による準備預金としての豪ドル購入が拡大するなどオージーの買い需要は寧ろ整いつつある。ドル円の下げが止まる時はオージー円の投資が強まる時となる。日足のストキャスティクスは%Kと%Dが10台まで低下しており売られ過ぎのサインが示されている。今日の日銀会合の結果次第では再び100円を目指す展開の始まりになる。
オージー円予想レンジ:98円40銭~96円50銭
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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