[全般]円キャリートレードの始まり
円安が今後も継続するとの見方が強まったことで円キャリーの動きが本格的に始まるとみる。それは先週末に発表された米雇用統計後の動きが示している。
米雇用統計では非農業部門雇用者数が8.8万人と予想の19万人増を大きく下回り発表後リスクオフからの円買いが強まった。しかし、一方で失業率が7.6%と予想の7.7%を下回ったことや過去3カ月の雇用者数が上方修正された事で市場は反転。主要通貨でのクロス円は一気に全面高となった。同時にドルは豪ドルを除いた主要通貨すべてに対し下落。出遅れ感のあったユーロやポンドなどがドル円と同時に上昇。これはストレートのクロス円の買いであり円キャリーが始まったことを示すものだ。しかし、短時間に上昇し過ぎたこともあり今週は一時的に窓埋めの下振れが入りやすく注意したい。
もし、下振れ後に上昇し始めた時は絶好の買い場になる。長期の円キャリーポジションを持つ事は大きな利益を得るチャンスでもある。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]今週中に100円の大台も


一旦は円高に逆戻りするとの見方が広がったことで市場全体の円売りポジションはかなり解消された事から、ドル円の上昇余力は大きい。先週最後の2日間で5円余り上昇したもののほぼ高値圏での引けとなった。週末の東京市場で付けたドル円高値97円20銭から下落が始まり米国雇用統計前に95円95銭、発表直後に95円70銭の安値を付け再び上昇に転じている。前日の日銀会合で上昇した調整はこの時点で終了。米雇用統計が予想を下回ったにもかかわらず95円75銭から97円75銭まで2円上昇。相場はまだ若く今週中に100円を試す展開とみる。ただ、100円というのは心理的だけではなく安倍首相など過去の要人発言などで意識されることからその手前ではかなりの売りが並ぶことになる。一旦はその手前で利食いを出しておきたい。
今週のドル円予想レンジ:99円80銭(月足50%)~96円50銭(30分足50%)
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]出遅れ感からの上昇



キプロス問題やイタリア政局不安などから下落が続いたユーロもここにきて円安ドル安の動きが強まり一気に8円余り上昇。今年最高値付近までに迫った。元々出遅れ感のあったポンドやユーロに資金が一気に入り込んだ。ユーロは対ドルで1.7ミドルを何度か跳ね返された事で底値を固めて反発。先週のNY市場では1.3ドルに辛うじて乗せて引けてきた。円安の流れを再確認したことで円キャリーの動きが入り始めたとみてよい。ただ、この動きも始まったばかりでまだ短期筋の利食い売りなども所々で出やすく振れやすい動きに注意。
高値を試すには127円70銭を先ず超えなければならないが、それにはユーロドルも1.3070をクリアする事が必要。失敗すれば調整売りが先に入ることになりそうだがサポートは対ドルで1.29ドル、対円では124円ミドルが精々。ここは買いチャンスとみる。
ユーロ円予想レンジ:133円30銭(BB上限)~125円40銭
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[豪ドル米ドル/豪ドル円]対ドルでの上値抑えられる


オージー円は他のクロス円に比べて先行して上昇していたこともあり対ドルで1.0430付近からは利益確定の売りが目立った。一目の雲は今週に入り1.35ミドルで横ばいに入ることから底堅さは継続するものの1.05付近でダブルトップを形成。ドル円は依然として円安傾向が継続すると予想されることからオージー円の上昇は継続するが上昇速度は抑えられそうだ。ただ、円キャリーの動きは始まっており100円付近では中長期投資の買いが並ぶとみる。
オージー円予想レンジ:104円40銭(2008年高値)~100円00銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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