[全般]材料など関係なしに円売り
週明けのオセアニア市場では先週のNY終り値から円売りが一気に進んで始まった。米雇用統計が予想を下回ったにもかかわらず円売りが進んだ。市場はせっかちなもので乗り遅れまいとする焦りもあったようだ。それにしても先週の日銀会合後から三日間で6円余り。ユーロ円は10円近い上昇となるなどスピード違反も甚だしく、まだ乗り遅れたところは多く見られる。これは輸入企業など実需筋も同様と考えられる。
昨日今日と欧米では殆ど材料らしい材料は発表されないものの、世界の株や債券は上昇。特にベルギーやフランス、オーストリアといった欧州債の上昇に対しドイツ債の下落が目立った。これはリスクオンの動きが強まったことを示すものだ。日本の異次元緩和が世界の景気をけん引する格好となった。円キャリーの動きはまだ始まったばかりで円安の流れは今後も継続するとみる。ドル円の1ドル100円という節目のレベル付近ではクロス円も含め一部利益確定の売りを出しておく。しかし、調整の下押しは小さいとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]損切やオプションも


週明けのオセアニア市場で円売りが進み東京市場が始まる頃は既にNY終値97円ミドルから1円上の98円ミドルから始まった。インターバンクの連中は何とかこの上昇に間に合ったものの個人や実需がこの動きについて行ったとは思えない。下押しを待っても結局届かずに短期筋はレベル感で売ったところもあったようだ。輸入筋のオプション絡みの買いや短期筋の損切を巻き込みながらドル円はNY市場で99円35銭まで上昇。高値圏での引けとなったことは市場が買い切れていないことを示すものだ。
テクニカル的にみるとストキャスティクス(逆張思考)は100に近づいたことで完全に買い過ぎのサインを示す。一方、MACDではゼロから放れシグナルとMACDがクロスしたばかりで上昇余地が大きいことを示す。短期では100円手まで一旦利食いを入れておき、基本的な円売りポジションは残しておく。この円安の流れは若く調整の動きは限定的とみる。
ドル円予想レンジ:99円90銭~98円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円/ユーロ米ドル]中盤の赤三兵


日足のユーロ円は三日連続で陽線となり、いわゆる赤三兵が現れた。三日目の昨日の陽線は高値で引けてきたが上髭はなく中盤戦のものとみられることからまだ上昇の勢いは残る。
対ドルでは1.30ミドル付近で2度跳ね返させられたことで目先は天井感がみられる。ドル円は100円を意識していることから1.3050×99円90銭の130円ミドルが天井とみる。ただ、上昇の勢いはまだ続いていることから押し戻されても128円台では買いが再び並んでくるとみる。135円台に向けた動きとみればまだ半ばの調整に留まる。
ユーロ円予想レンジ:130円40銭~128円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]13円の中期目標


南アランド円の上昇幅はクロス円の中で最も大きな通貨ペアの一つとなった。
対ドルでの南アランドがドル円に歩調を合わせるようにこの三日間下落したためだ。これはクロス円でのまとまった買いが出たことを表すもので、短期的な上昇ではないとみてよい。底は完全に切り上がり昨年3月に付けた高値とほぼ同レベルの面合わせとなった。
円キャリーの中でも金利差は相対的に大きいことから今後も追随するとみる。中期的には13円を狙ったポジションを持つ。ただし、10円を下回るようであれば潔く仕切り直すことだ。
南アランド円予想レンジ:11円15銭~10円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |