[全般]海外ファンド勢が火付け役
市場は先週の日銀による異次元緩和への期待が予想以上に高まり思惑先行の動きが目立ち始めている。新聞では為替に関する記事がここにきて増えている。円安により日本企業の業績が上昇。生保は日本国債利回りの低下により彼らの300兆円の資産の一部を海外に投資を始める動きが今後強まるとの観測記事もある。実際に欧州各国の国債が買われ利回りも低下してきている。これは、ヘッジファンドなどが既に本邦機関投資家の動きを察知し先回りで買いを入れ始めているためとみられる。実際に日本の機関投資家が動いたわけではなく、火付け役が海外ヘッジファンド勢ということだが、いずれにしても日本からの資本の流出する動きは今後強まるとみてよい。
東京市場ではドル円が100円を目の前にして利益確定の売りが入ったがその下げ幅は限定的となった。再び欧米市場では欧州の株や債券の上昇などでNYダウが堅調に推移する中でリスクオンの動きから円売りが強まったものの、東京と同様に利益確定の売りが散見された。
ここまで円安が進んでも大きな下押しがないという事はそれだけポジション全体はそれ程偏りがないという事だ。しかし、流石に100円という大台を前にしては暫く時間調整に入ったとみる。特に円安を後押しするような記事が増えてきたことで市場は寧ろ慎重になっている。ポジション調整はほぼ終了したとみるが時間調整はもう暫らく続くとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]宵の明星


東京市場で99円67銭の高値を付けたものの、流石に100円という大台を前に利食い売りが目立った。下押し幅はちょうど1円下の98円70銭となった。NY市場でも99円代前半で再度利食い売りが強まりフィボナッチ50%戻しとなる98円58銭で下げ止まった。
先週の日銀による異次元緩和からドル円は7円近く上昇したものの、その調整の下落幅は1円程度でとどまった。市場はドル円の100円というのは上昇の一過程としかみていないということだろう。
日足チャートでは当面の天井を示す「宵の明星」が現れたが、ここからの値幅調整は既に昨日やってしまい急落のリスクは低い。99円を挟んでの時間調整に入ったとみる。
マーケットはせっかちな性格と同時に臆病でもあり誰が猫の首に鈴をつけるかといった状態だが、時間調整はそれ程長くは続かず100円を突破するのは時間の問題とみる。
ドル円予想レンジ:99円70銭~98円70銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]目先調整に入る


ドル円が100円を目の前に折り返してしまったことでユーロ円は130円付近で頭を抑えられた。対ドルでは階段を一歩ずつ登る格好で堅調な動きが継続。しかし、3月半ばに付けた高値1.31ドル付近が強いレジスタンスとなりこちらも上値を抑えられている。
日足では赤三兵の後に十字線が現れ所謂宵の明星ともみえることから、教科書的には一旦天井を付けた格好だ。しかし、ドル円の下押し調整も一巡し対ドルでも底堅い動きがみられることからユーロ円の下値の調整も限定的とみる。暫く129円付近を踏み固めた後に再度上値を試す展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:130円50銭~128円80銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]オージーが相場を牽引



これまでのオージー円はユーロの動きなどの影響を受けていたが昨日のNY市場ではユーロやポンドといった主要通貨の牽引役の様な動きを見せた。
円安が今後も継続するとみた投資マネーは円キャリーの代表格であるオージー円に入り始めたことからユーロなどの主要通貨にも影響を与えたと考えられる。
オージー円は2008年7月の高値104円40銭とほぼ同レベルまで上昇したことで一旦は利益確定の売りがみられた。
対ドルでも1.05ドル付近は先月も2度跳ね返されていることもあり今回も上値を抑えられた。ただ、今回はクロス円の買いが入り始めたことでこのレベルを超えるのも時間の問題とみる。時間足のボリンジャーバンドは上昇トレンドに入っており上昇は継続するとみられるが昨日の高値付近では再度利食い売りが入るとみる。
オージー円予想レンジ:104円50銭~103円70銭(BB)
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