[全般]熱気を帯びる円安株高
今週に入り特に目立った材料があったわけではないが先週からの円安の流れと共に米国景気回復期待から株価上昇への流れに乗り遅れまいとする動きが更に加速させる結果となった。
東京から欧州市場にかけて円安の動きが進む中、NY時間には黒田日銀総裁の発言で円は急速に買い戻された。総裁は「一般的に緩和策をとれば通貨が下落するが、いつまでも続くわけではない」と発言し、市場は「いつまでも続くわけではない」に反応。当たり前の内容であり過剰反応ではあるものの、それだけ100円の大台を前に神経質になっていたとみられる。その1時間後に発表されたFOMC議事録では複数のメンバーが年内にも量的緩和第三弾QE3の停止を想定していることが明らかとなった。ほぼ予想通りの内容ではあったが市場は金利上昇からのドル買いに反応。結局、ドル円が下げたところではすかさず買いが入るなど往って来い。黒田総裁発言にしてもFOMC議事録にしても特に目立った材料があったわけではないが市場は過剰に反応。結果的に株高や円安の流れを加速させるなど市場には活気とも言える熱気が漂う。期待が常に先行し、その後やり過ぎからの調整が入るなど3歩進んで2歩下がるような動きは長期的な流れの典型だ。
今日はもう一段の円安と株高が進むとみるが、急速に進行した後の調整に気を付けたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]猫に鈴をつけるのは


前日に99円67銭の高値を付けた後の東京市場では実需や利食い売りなどから一時99円を割り込む場面も見られた。しかし、98円台では新たな買い注文も入りじりじりと底を切り上げる動きが強まった。NY時間には再び前日の高値に迫る99円60銭台に乗せてきたところで黒田総裁発言により下落。損切を巻き込み98円95銭まで下落。100円を目の前に神経質な展開が続くなかFOMC議事録が公開された。QE3の年内停止を想定する複数のメンバーがいたことでドル買いが強まりドル円は再び上昇。結局短期筋のロングを振り落しながら上昇が継続。100付近にはバリアオプションが設定されているとの話もあり手前では防戦売りが出るとの観測が高い。そうであれば100円を超えてくると損切の買戻しが入ることになり、それを狙う動きも想定される。タイミングをみながらいずれ誰かが猫の鈴を付けに行くのを期待するよりも同時に行けば怖くない。
ドル円予想レンジ:100円60銭~99円35銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ドル高がユーロを抑える


欧州時間に入るとすぐに米系ファンドなどが欧州債の上昇に伴い纏まったユーロ買いを出しユーロ円は130円ミドルまで上昇。しかし、NY時間に黒田総裁発言で円高が進むと上昇前の129円ミドルまで押し戻されたが、その後FOMC議事録が公開されると再び高値130円ミドルまで戻すなど荒っぽい動きが目立った。結果的にドルが上昇したことでユーロは対ドルでは上値の重い展開になりユーロ円の上昇幅は抑えられているものの底堅い展開は継続し、上限ではボリンジャーウォークがみられる。ユーロ円は横這いが続くなかで突如として動くことから下値を上手く拾えるかがポイントとなる。
ユーロ円予想レンジ:131円50銭~130円00銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]今日の雇用統計に注目



朝方豪州スワン財務相が豪ドルは重力に逆らっていると発言。オージーの上昇に対し懸念を示したことで利益確定の売りが出たものの下値は103円70銭で跳ね返された。その後中国貿易収支が予想を大きく下回り赤字に転落したもののオージーはなぜか上昇。赤字額に転落したものの輸入が大きく拡大したことに反応するなど好材料に反応するというのはそれだけオージーの買い意欲が強いことを示す。結局、投資マネーなどの買いが入り始めているという事を示すものだ。対ドルではオージーが今週に入り上昇し、同時にドル円が上昇していることでもクロス円の買いが入っていることがわかる。今日は豪州雇用統計が発表され、雇用者数は前回から大きく減少すると予想される。しかし、昨日と同様に悪材料にはニュートラルで好材料に反応しやすい。
オージー円予想レンジ:106円20銭~104円80銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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