[全般]市場には高値警戒感に対する恐怖が高まる
アジア時間に発表された中国1-3月GDPは7.7%と予想の8.0%を下回ったことで豪ドルが急落。先週末に米国半期為替報告で日本の通貨政策に対し批判的な内容が示された事で市場には円安に対する反動への警戒感が強まっていたこともありネガティブ材料に対しては敏感に反応しやすくなっていた。円も同時に買戻しの動きが強まりドル円だけではなくクロス円でも巻き戻しの動きが強まった。
NY市場でもこの警戒感は収まらずに株価や金、そしてコモディティー価格も利益確定の動きが強まり全面安。中国GDPが予想を下回ったニュースで世界的なコモディティー需要な低下するとの観測もある中で先週に引き続き米国住宅市場指数やNY連銀製造業景気指数が予想を下回るなど米景気回復への懸念が広がった。
中国GDPがここまで注目されるというのはそれだけ市場のセンチメントが弱気に傾いてきたことを示すものだ。そんな中でボストンマラソンでの爆破が起こったことで市場はポジションの巻き戻しが更に進むなど弱気ムードを更に強める結果となった。
先週後半から全ての市場で巻き戻しの動きが目立ち始めている。円安やNY株式市場の上昇の流れに変化はないとみるが、市場は一旦弱気に傾くと恐怖感が雪崩現象を引き起こす。
ポジションは出来るだけ小さくしておき、市場の反転を待つ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]4円の下落幅


先週末に発表された米半期為替報告で日本の通貨政策に対し批判的な内容が示された事で週明けの東京市場では警戒感が高まっていた。そんな中で中国GDPが予想を下回ると豪ドルを中心にクロス円の売りが強まるとドル円もじりじりと値を下げた。100円というレベルはこれまで本邦要人が何度か発言したこともあり市場は円安の終着点というイメージがあった。100円に近づいたことで利益確定の売りがドル円だけではなくクロス円、株式市場、金などコモディティー市場まで広がった。
この様な修正の動きは2月のキプロスショック時や日銀会合前にも同様にみられ、その時の下落幅はそれぞれ4円程度となった。今回も99円95銭から95円80銭と4円余りの下落となったことで修正の動きは一先ず終了したとみる。市場の弱気センチメントが収まれば再び上昇に転じるとみるが、G20まではまだ不安が燻ることになりそうだ。
ドル円予想レンジ:97円40銭~96円30銭
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[ユーロ円]半値戻し達成


週明けの東京市場では円安に対する警戒感が高まったことでクロス円は全般に上値の重い展開で始まった。欧州市場にかけては大きな変動はみられなかったがNY市場では株式市場だけではなく金などコモディティー価格なども全面安となった。中国GDPが予想を下回ったことで世界的な需要低下につながるとの見方が強まった。やや反応し過ぎという観もあるがそれだけそれぞれの市場が買い過ぎた反動が出たとみてよい。市場が弱気なセンチメントに偏り過ぎておりこの動きは長くは続かないとみる。半値戻しの125円前半まで下落したことで調整は終わったとみるが、再び上昇するにはもう暫らく時間が必要だ。
ユーロ円予想レンジ:127円30銭(38.2%)~126円00銭(前日NY終値)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA議事録に注目


朝方発表された豪州2月住宅ローン件数は2.0%と予想の1.5%を上回ったことで買いからスタート。しかし、その後発表された中国1-3月GDPが予想を下回ったことで急落。
NY市場に入ると再び中国GDPの低下が世界的な金やエネルギーの需要が低下するとの見方が広がりコモディティー価格が全面安。NYダウも大幅な下落とありリスク回避の動きが強まった。中国GDP自体はそれ程大きな材料ではないものの、それだけ市場全体が買い過ぎ状態になっていたとみる。シカゴの爆破事件に関してもテロとの噂もあるが、事実が明らかになるにつれて買戻しの動きが強まるとみる。オージー円は円キャリーの代表通貨の一つでもあり、100円割れというのは買い遅れた人にとっては絶好の買い場となる。97円ミドルを割り込まない限り、このレベルからは中長期ポジションとして仕込んでおきたい。
オージー円予想レンジ:100円80銭~99円60銭(NY終値)
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