ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-04

[全般]G20財務相会合イベント後は円安再び

いよいよG20財務相中央銀行総裁会合が米国ワシントンで開催される。
その中で初参加となる黒田日銀総裁がいかに他の国に対し日本の金融政策が為替誘導を目的としたものではないといった各国から理解を得て円安批判を回避できるか注目される。2月のG20での声明では輸出競争力を高めるために自国通貨安に誘導しない姿勢を示した。この時のG20前にはそれまでに急ピッチに進んだ円安が変わるのではといった見方が広がったものの結果的に円高に向かう事はなく寧ろ週明けの東京市場では円安が進んで始まった。今回のG20でも円安への懸念から既に円買戻しの動きが強まっており、今日のG20後の結果次第では前回同様に週明けの東京市場は円安が進む可能性が高い。
いずれにしても、円中心の相場展開が再び始まりそうだ。
昨日は米国経済指標によるNY株価や長期債利回りなどが為替市場に影響を与え方向感の定まらない動きとなった。
NY市場前にはダウ先物が底堅く推移したことや長期債利回り上昇などからリスクオンの動きが強まり円は売られやすい地合いとなった。しかし、NY市場が始まり新規失業保険申請件数が予想をやや上回ったことや、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、そして景気先行指数が予想を下回り米国景気への懸念から円が買い戻された。
ユーロも欧州市場では金や商品相場が持ち直していたことから底堅い動きが続いた。しかし、その後IMF専務理事がECBの利下げ余地があると発言で下落するなど短期中心の荒っぽい動きとなったが動意は乏しく前日の終値と殆ど変らず引けてきた。
G20というイベントリスクが過ぎ去れば再びユーロ高円安の動きに戻るとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]黒田総裁発言に注目

(米ドル円時間足)



NYダウの先物や米長期債利回りの上昇などからリスクオンの動きが強まりアジアから欧州市場にかけてドル円は底堅い動きが目立ち一時98円ミドルまで上昇。しかし、NY市場では米景気指標が予想を下回りNYダウが下落して始まったことでリスクオフの動きが強まりドル円は再び97円台に突入。しかし、アジア市場での安値97円80銭に届かなかったことから下落リスクは後退。底値感が徐々に出始めている。G20では黒田日銀総裁が日銀の量的緩和の理解を各国にどこまで訴えることが出来るか注目される。デフレ脱却を目的とした緩和策は既にECBやIMF,そして米財務相などが理解を示しており中国などの新興国による批判的な発言などの円への影響は限定的とみる。寧ろ、中国の為替政策が批判される可能性が高い。市場のドル円の買い持ちポジションは既に軽く下値リスクは低下している。

ドル円予想レンジ:99円00銭(76.4%)~97円40銭

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[ユーロ米ドル]ECBへの利下げを促す発言

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20130419_jikanashi.jpg


前日のドイツ中銀のバイトマン総裁がECBの利下げの可能性を示唆する発言に引き続き、昨日はIMFリガルド専務理事がECBには緩和余地があると発言。ユーロはこの発言で下落。また、この日発表された米景気指標が悪材料となりNYダウが下落するとリスク回避の動きからユーロ売りが更に強まった。
一方、ECBメンバーのスロベニア中銀総裁は低金利政策が経済成長を刺激するとは限らないと発言。利下げに対する批判的な見方を示したことでユーロは一気に買いが強まるなど短期的に荒っぽい動きが目立った。全般に欧州債務に対する市場の懸念は後退しておりG20というイベントが終了し市場に落ち着きが戻れば再びユーロ買いが強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3130~1.3020

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[豪ドル円]三角もち合い収束

(豪ドル円時間足)



金価格やCRBインデックスが上昇したことでこの日はオージーも底堅い動きとなったが上値も依然重い展開が続いている。今日のG20を控え日中は動きにくい展開が予想される。金価格はここにきて下げ止まり感が出たものの買い過ぎた反動は依然として残ることから大きな上昇は見込めない状況だ。世界的な金産出国である豪州もその影響は大きく、これら素材関連の指標が回復するまではオージーの本格的な買いは出にくい。
しかし、日本の金融政策に各国が理解を示し円安が再び強まる時には円キャリーによるオージー円の上昇は再びやってくることになる。
目先は三角もち合いが収束してきたことで50%戻しとなる102円付近を試す展開とみる。

オージー円予想レンジ:102円10銭(50%)~100円80銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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