[全般]出撃の時は近い
G20会合後からドル円が100円を超えて円安が進むとの期待が強まったものの、結果的に付けきれずに失速。ポジションの巻き戻しなどから損切を巻き込みながら神経質な展開が続いていた。通常では反応しないような指標などにも市場は敏感に反応し方向感の定まらない動きが目立ったが、ここにきて大分落ち着きを取り戻してきた。
特に、NY株式市場の動向は為替市場にとって影響を与えていた。昨日発表されたアップル決算では10年ぶりの減益となり、株価への影響が懸念されたが結果的にNY株式市場では大きな混乱はなく終えた。
また、この日発表されたドイツのIfoや米3月耐久財受注などが予想を下回り一時的な影響はみられたものの、これまでの様な乱高下はなく落ち着きを取り戻しつつある。
懸念されたイタリア政局不安も月内に中道大連立政権樹立の見通しが立つなど不安感が後退するなど全般にリスク後退の動きが進みクロス円も全般に底堅い動きになっている。
明日の日銀会合での展望リポートにおいて2015年の2%のインフレ目標を明確に示すとの期待が強まれば再びドル円の100円突破を狙う出撃の準備は整いつつある。
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[米ドル円]100円手前のショートはリスク

G20後に1ドル100円突破は確実かと思われたところが結果的に押し戻され、一時的に方向感を失った。100円手前で持たされたロングポジションは損切を巻き込みながら98円ミドルまで下落した。そこから再び盛り返したところでホワイトハウス爆破騒ぎが起こり短期筋のロングも振り落されたことでポジション的には大分軽くなった。
昨日は欧米ともに株価は底堅い動きとなり経済指標に対しても大きな混乱はみられないようになった。100円というレベルに対し市場は当面突破することが難しいという印象ができ始めているようだ。そうなると、手前では利食い売りだけではなく一時的なショートを作ろうとする動きが出やすい。しかし、そのような時こそ抜けるタイミングになることが多く、少なくとも今回は100円手前でのショートメークはリスクが高い。
99円手前では100円突破を狙って買いを仕込みたい。
ドル円予想レンジ:100円80銭~99円20銭
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[ユーロ米ドル]イタリア政局不安後退で

欧州時間に発表されたドイツIfoが104.4と予想の106.2を下回ったことでユーロは下落。強いサポートとみていた1.2970を割り込むと1.2951まで売り込まれたがすぐに買戻しの動きが強まった。短期筋が損切のレベルを敢えてつけようとする動きがあり、寧ろこの下落で目先の底を固めた可能性が高い。
イタリアでは中道左派連合のレッタ氏が首相として指名されたことで来週中にも中道大連立政権が誕生する見通しとなった。イタリア2年債利回りはユーロ導入後の最低を更新。
欧州各国の株式市場は全面高となるなどユーロに対するリスク懸念は後退してきた。
一目の雲の下限や転換線が1.30後半に位置することから一旦は上値を抑えられそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3080(雲の下限)~1.2970
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[豪ドル米ドル]下げ止まりから上昇へ

朝方発表された豪州1-3月CPIが+2.5%と予想の+2.8%を下回ったことでオージーは一気に1.0270から1.0230まで真空状態となり値を飛ばした。同時にドル円も下落したことからみるとオージー円で瞬間纏まった売りが入ったとみてよい。本邦機関投資家が今後外債投資を拡大するとの期待があるものの、ドル円が100円を突破できなかったことで円キャリーを狙った買いがかなり弱気になっているところもありそうだ。
しかし、対ドルでみるとオージーの下げは底値圏にありそろそろ上昇に転じる兆しが見えてきた。金価格も昨日は15ドル上昇しCRBも2ポイント上昇するなど堅調な地合いに入っている。NY株式市場もアップルなどの決算も終わりリスクは後退している。
一目の雲に再び突入し、雲の上限となる1.03ミドルを超えることが出来れば買い安心感が本格的な上昇になりそうだ。
オージードル予想レンジ:1.0340(23.6%)~1.0250
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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