ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-05

[全般]ドル円4年ぶりの100円台乗せ

ドル円はNY市場で4年ぶりの100円台に乗せてきた。特に100円を突破する時には材料はみられなかったものの、ドルが全面高になった勢いから仕掛け的な買いが入った模様。
この日はアジア時間に豪州雇用統計が予想を上回る雇用増や失業率の低下でオージーが上昇。しかし、ニュージーランド中銀が自国通貨を押し下げる為替介入を行ったことを発表したことからオセアニア通貨全般に上値は抑えられた。各国の緩和政策強化による自国通貨安競争が激化する中で余剰マネーがこのようなマイナー通貨に流れ込んできたことを示すものとなった。日経平均や欧米株式市場の上昇を背景にリスク志向が高まる中でドル買いの動きのなかで円売りを仕掛けようとする動きがこの日のNY後場に強まった。
週末のG7を控え日銀の量的緩和の効果に対する議論が行われるとの報道などから100円突破は先延ばしになるかと思われところだけに油断もあったようだ。
100円手前のオプションの防戦売りを意識した実需売りなどは売りレベルを下げたことで意外にすんなりと突破した。一先ず達成感もあるものの、新たな幕開けとなった円安の動きは更に加速することになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]買い遅れが目立つ

(米ドル円日足)


(米ドル円月足)

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予想外にドル円はすんなりと100円台に乗せてきた。三角もち合いが予想以上に早く上に放れた。特に円安の材料があったわけではないが100円手前の売りが減少したところを狙って仕掛けてきたようだ。
ユーロやポンドなどのトレンドが見えにくい中でトレンドがより明確な円に対する海外勢の意識がいかに高いかを表すものといえる。NYの午後の薄商いになるところで仕掛けが入った。99円90銭付近に売りが並んでいたものの、100円を抜けると纏まった損切の買戻しの動きが入り100円50銭まで上昇。
結局NYの終値は高値引けとなった。ドル円の買いポジションはゴールデンウイークを挟んで減少していることから買い遅れたところが目立つため100円割れには買い遅れのビッドが並んでくると予想される。次の上値目標は月足からみると61.8%戻しとなる105円付近となる。

ドル円予想レンジ:101円50銭~100円20銭

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[ポンド米ドル]BOE政策会合に注目

(ポンド米ドル日足)



BOEはこの日の政策会合で政策金利0.5%と資産買入れ規模の据え置きを決定。市場はECBが先週利下げを行ったこともあり一部で緩和期待があったことから発表後上昇する場面も見られた。会合前に発表された英国3月鉱工業生産は0.7%と予想の0.2%を上回った。先日発表のGDPなど英国の景気回復基調がみられることもありポンド上昇期待は高まった。しかし、NY市場に入り米国債利回りの上昇に伴いドルが強含むとポンドに売り圧力が高まった。NYの引けにかけてドル円が100円を突破するとポンドはこの日の安値1.5425まで売り込まれた。パラボリックは買いから売りへと転換したが、英国景気の動向からみて短期間で再び上昇サインに変わるとみる。ボリンジャーバンドの中心線が1.54ドル付近にありこのレベル付近では買いを入れたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.5500~1.5400

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]雇用改善でも上値重く

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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この日発表された豪州4月雇用者数は5.01万人と予想の1.1万人を大きく上回った。また、失業率も5.6%から5.5%に低下したことでオージーは上昇。発表前には雇用者数が予想を下回るとの悲観的な見方もあり売りが強まった。また、ニュージーランド中銀が自国通貨の上昇を抑えるために売り介入を実施したことも伝わるなど弱気のムードが広がっていた。その反動もあり100円ミドルから101円35銭まで上昇した。これで底堅い動きが続くかと思われた。しかし、NY市場ではドルが全面高となり対ドルで当面のサポートとみられた1.0150を下抜け1.0050まで下落。ドル円が100円を超えて上昇したことでオージー円も一時的に102円台に乗せたもののクロス円の売りなどで押し戻された。
NY株式や金相場がこの日弱含んだことも上値を抑える結果となったが、昨日の売りはドル安が主な要因。
ドル円の更なる上昇が確認できれば時間差はあるものの出遅れ感のあるオージー円は再び上昇向かうとみる。

オージー円予想レンジ:102円30銭~101円20銭

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[全般]世界全面株高でリスクオンは

東京市場では日経平均が一時450円高と4年11か月ぶりの高値を更新。
欧州市場でもロンドンFTやドイツ・フランスなどの株価が軒並み上昇。この日発表されたドイツの鉱工業生産が+1.9%と予想の-2.2%を大きく上回ったことも買いの勢いを加速させた。一方、NY市場は軟調な地合いで始まり長期金利も低下するとドルが全面安の展開となった。また、週末に行われるG7では日本の量的緩和政策の影響について議論されるとのニュースが流れたことも円高ドル安の動きもみられた。
しかし、その後株価が持ち直すにつれて長期金利も下げ幅を縮小したことでドルも買戻しの動きが活発となった。NYダウも史上最高値を小幅ながら更新するなど世界的な株高が進む中リスクオンの動きは徐々に強まりつつある。
先日のECBやRBAといった各国追加緩和の動きが世界的な余剰資金の拡大となり本来であればもっとリスク通貨などに買いが入りやすいが今のところ慎重な動きが目立つ。
慎重な原因としては今回の世界的株高が予想以上に高まっている反動を懸念しているためと思われる。しかし、この余剰マネー状態が継続する間は少なくとも下げは限定的とみる。
今日はBOE政策会合でも一部で他の国と同様に追随利下げの可能性も指摘される。また、豪州の失業率や中国CPIとPPIが発表されるが、方向感は乏しく一時的な動きに抑えられそうだ。
今日注目は米新規失業保険申請件数で、先日の好調な雇用市場が継続するようであれば更なる株価押し上げに繋がりリスクオンが更に強まることになる。

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[米ドル円]G7で日本の量的緩和を議論

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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ドル円は動意が乏しく99円を挟んでの小動きが続いている。
各国の追加緩和により日銀の緩和政策の勢いが抑えられたことでドル円はこう着状態が続き三角もち合いが収束に向かい始めている。NY時間には米長期金利の利回り低下による日米金利差縮小によるドル売りが強まった。しかし、全般に株式市場は好調な地合いが継続しており余剰マネーは債券よりも株式に流れやすい状況は変わらない。結果的に株価上昇に伴い長期金利も下げ幅を縮小したことでドル円も99円台に押し戻された。
週末に行われるG7では日本の量的緩和による内需などへの影響が米国を中心に話し合われるとのニュースが流れたが影響は限定的になるだろう。4月から始まったばかりの異次元緩和の結果はひと月では結果が出ることもなく、その途中経過を説明するにとどまるとみる。三角もち合いが上に放れるのはもう少し先になりそうだ。

ドル円予想レンジ:99円40銭~98円60銭(38.2%)

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[ポンド米ドル]BOE政策会合に注目

(ポンド米ドル日足)



本日20時に発表されるBOE政策会合の発表では現行の0.5%の政策金利と3750億ポンドの資産買入れプログラムは据え置かれるとの見方が強い。先日のECB利下げに引き続きBOEも何らかのアクションを起こすとの観測もあり一時的に売りが強まったが昨日はその買戻しが入りニュートラルに近い状態に戻した。GDPの伸びが強まり7月には新BOE総裁が誕生することもあり現状維持という予想は堅そうだ。
テクニカル的にみると日足の20日移動平均線が90日を下から上に数日後には抜くことになりそうだ。そうであればゴールデンクロスという事から上昇トレンドが再確認することになる。1.54ミドルをバックに買い持ちをキープ。

ポンドドル予想レンジ: 1.5630~1.5520

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]豪州雇用統計と中国経済指標で底値確認か

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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RBAの利下げ以来オージー円は上値の重い展開が続いている。世界的な株高を背景にリスクオンの動きが強まる中でオージーの買いが進まないのは更なる利下げ観測と通貨高への警戒感が要因。
今日は豪州4月雇用統計が発表され、失業率は5.6%、新規雇用者数は前回の3.6万人減から1.1万人増と予想される。上値の重い展開が続く中で予想を下回るようであれば更なる利下げへの期待からオージー売りに繋がりやすい状況だ。ただ、オージードルでは前日の安値1.0150でダブルボトムを形成した可能性が高く、下げも終わりに近いとみる。
中国のCPIやPPIも発表され結果如何にかかわらず下げ止まりを見せればオージーの底が確認される。

オージー円予想レンジ:101円20銭)~100円30銭

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[全般]利下げ競争

前日にECBが利下げをし、この日は豪州RBAが0.25%の利下げを実施するなど各国の利下げ競争が始まった。
連休明けとなる東京市場では先週連休前に円の買い戻しが強まりドル円は97円付近まで下落していたものが再び99円台に乗せて始まった。このレベルでは輸出など実需筋の円買いの動きが強まるなど円が全面的に上昇。また、豪州が予想外の利下げを行ったことでオージー円の売りにドル円も上値を抑えられた。欧州市場でもユーロの動きに円は振り回された。この日発表されたドイツ製造業新規受注が+2.2%と予想の-0.5%を大きく上回ったことでユーロは反発。前日ドラギ総裁発言で下落した反動ともみられた。
ところが、NY市場が始まり今度はポンドが急落。明日のBOE政策会合で利下げ観測が浮上したとの見方もあり先行して買われていたポンドの巻き戻しが入ったとみられる。
ここにきて、ECBやRBAが予想外の利下げを実施したことで世界的に利下げ傾向が強まってきた。景気減速への懸念や自国の為替を押し下げる目的で物価が抑えられていることもあり利下げを断行。日銀が異次元緩和策を打ち出したことが元々のきっかけを作ったことは間違いない。
静かな通貨競争は既に始まっていたことになる。市場はさざ波が立ち始めたことで、目先落ち着くまでは円安の動きも抑えられることになりそうだ。

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[米ドル円]リスクオンの動きは継続

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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東京市場では久しぶりの99円台という事で実需などの売りに押されて始まった。また、ECBやRBAの利下げ競争でクロス円の売りが上値を抑えており、せっかく高まり始めた100円トライも一先ずお預けとなっている。しかし、欧米の株式市場は堅調な地合いが継続しておりリスクオンの動きが高まるなかで円安ドル安の動きは今後も続くとみてよい。一方、各国利下げ競争でクロス円が上値を抑えるため、目先は99円付近でのもみ合い継続。
米国株高が更に進むようであれば長期金利が上昇しドル高期待が高まる時が100円を試す展開になる。

ドル円予想レンジ:99円50銭~98円70銭(50%)

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[ユーロポンド/ポンド円]BOE利下げ期待

(ユーロポンド日足)


(ポンド円時間足)

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ECBが利下げを実施し、今後もマイナス金利も含め更なる追加緩和の可能性を示唆したことでユーロポンドは上値の重い展開が続いた。RBAもこの日は予想外の利下げを実施したことで市場では明日のBOE政策会合で何らかの追加利下げを行うのではという期待が高まった。欧州時間にまとまったユーロポンドの買いが入りポンドは対ドル対円でも下落。ポンド円はクロス円の中で最も買いが進んだ通貨ペアの一つであったこともあり利益確定の売りが散見。売りそびれた玉が戻しを抑えるとみられ、先週の米雇用統計発表前のレベルとなる152円ミドル付近までの下げ余地がある。
ただ、1-3月GDPは予想を上回ったことやポンド自体相対的に低いレベルに位置することから今回の会合で利上げに切羽詰まっているわけではない。また、7月には新中央銀行総裁に変わることから、それまで政策変更はやり難い。下げたところでは買いを入れておきたい。

ポンド円予想レンジ: 153円40銭~152円40銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBAの利下げで行って来い

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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RBAは政策会合で0.25%の利下げを実施。声明ではオージーの為替相場が高い事をあらためて表明。今後更に利下げ余地があることを示したことで、オージーは対ドルで強いサポートとみられた1.3220を1.1050付近まで下落。対円でも売りが強まりNY時間には100円ミドルまで売り込まれた。このレベルは先週末の米雇用統計の発表前のレベルであり完全に行って来い。市場は年内にも0.25%の追加緩和を見込んで売り込んできた。
RBA会合の前日から既に売りが強まっていたこともありほぼ売りは出尽くしたとみる。
対ドルでも1.01ミドルは昨年中盤から強いサポートとなっておりこのレベルを下回るには材料的に出尽くしている。欧米の株価上昇もリスクオンの動きを促すものでオージー円は再び買いやすいレベルに戻ってきた。

オージー円予想レンジ:101円40銭(50%)~100円40銭

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[全般]ドル全般に底堅く推移

ドルは先週末に発表の米雇用統計が改善基調を示したことで全般に底堅い動きが目立った。
週明けの東京市場はこどもの日の振り替休日となりアジア市場は動意が乏しく目立った動きはみられなかった。
欧州市場が動き始める3時過ぎにドル円で欧州勢とみられる纏まった買いが入り上昇。今週はドル円で100円を上抜けするとの予想が多いこともあり買い仕掛けが入りやすいのだろう。その後は利益確定の売りに押されるなど投機筋中心の動きが目立った。
この日は英国が休場という事もあり市場全体の取引が少なくその後は静かな展開が続いた。
NY市場も静かに始まったがECBのドラギ総裁が今後もデータ次第で再度利下げの可能性を示唆したことでユーロが急落。クロス円も全般に売りが強まったが引けにかけては全般にポジション調整の動きが強まった。
米国雇用統計の好調な結果を受け市場には全体に安心感が広がる。欧州もECBの再度利下げ観測は高いものの景気回復への手段としての利下げという事から市場全体からみるとリスクオンにもつながる。ドル円はじりじりと底堅い動きが続き100円を再び意識し始めており、買い仕掛けのタイミングを探る展開が続く。

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[米ドル円]100円を狙うチャンス探る

(米ドル円日足)



週明けのアジア市場でのドル円は99円前半でウナギの寝床状態の様な閑散相場が継続。しかし、3時過ぎにまとまった買いがドル円に入り99円05銭から45銭まで40銭近く上昇。3時という事からオプションの満期となり時間切れで買ってきたような動きにもみえる。
結果的に提灯がついたのかその後は短期筋の利益確定の売り戻しが入った。NY時間には再度99円45銭を試す展開となったものの買いは続かずに頭を抑えられたものの底堅い動きは変わらない。米国雇用統計が好調な結果となったことでNY株式市場は高値を更新するなどリスク志向が高まる。昨日は先週末の上昇の反動もあり慎重な動きとなったものの上値更新のチャンスを狙う動きは為替市場も変わらない。きっかけは何という事もないもので始まる。

ドル円予想レンジ:99円80銭~98円95銭

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[ユーロ円/ポンド円]ECB再利下げ期待

(ユーロ円日足)


(ポンド円日足)

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アジアから欧州市場にかけて比較的底堅い動きで推移したユーロ円もNY時間に入ると一転して下落。ECBドラギ総裁がECBは今後数週間の経済統計を注視、再度行動する準備があると発言。これを受けユーロ売りが強まったが引けにかけては買戻しの動きが入り大きな下落にはつながらなかった。既に先週もマイナス預金金利の話が出るなど利下げ余地があることを示唆していたこともあり影響は限定的となった。再利下げも徐々に市場に織り込む動きもあり下落リスクは今後後退していくとみる。
日足チャートでは三角もち合いが徐々に収束してきており上に放れるのも時間の問題とみる。パラボリックは既に先週末から売りから買いに転換している。ポンド円は一足先に今年高値を更新していることかユーロ円には出遅れ感が漂う。

ユーロ円予想レンジ:131円00銭~129円60銭(前日安値)

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[豪ドル米ドル]RBA会合前のポジション調整売り

(豪ドル米ドル日足)



週明けからオージー売りで始まったアジア市場はその後も売りが止まらず欧米市場にかけて更に下落。今日のRBA会合を前にポジション調整と思われるロングの投げが目立った。
今日はRBA会合前にも3月貿易収支や1-3月住宅価格指数が発表される。貿易収支は前月のマイナス1.78億豪ドルからゼロへ、住宅価格指数も1.6%から1.8%に改善される見込みだ。RBAは今回政策金利を3%据え置くと予想されることからオージーにとっては買い要因とみる。ただし、声明文で更なる利下げを示唆する可能性もあり、それが昨日の売りに繋がったと考えられる。今日の会合でこれまでの利下げ効果が出始めているとの内容になればオージーの買いに繋がる。
1.0220付近は4月から3度跳ね返されており今回も抜けきれなければ大底を形成することになる。

オージードル予想レンジ:1.0320~1.0220

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[全般]円安の流れ再開

先週は日本の大型連休やメーデーで多くの市場が休場するなど市場参加者が少ない中で重要なイベントや経済指標発表で荒っぽい動きが目立った。
週明けからイタリア大連立の合意が信任されたことで市場に安心感が広がって始まったが、ユーロ圏の失業率が史上最悪を更新するなどECB理事会での利下げ期待が高まった。ECBは利下げに踏み切りマイナス預金金利の可能性まで示されたことでユーロは下落。結果的に週末にマイナス金利の話は否定され上昇。米国では経済指標が全般に景気回復への懸念を示すものであったことで量的緩和の継続期待が高まったがFOMC会合では特に目立った内容はみられなかった。ADP雇用統計が予想を下回ったことで週末の雇用統計への懸念から株や金原油などが下落。
結果的に非農業部門雇用者数は16.5万人と予想の14万人を上回り失業率も前月の7.6%から7.5%に低下したことでリスクオンの動きが一気に進み円も全面安の展開で終了。
リーマンショック後の大型連休の時期には欧州債務問題などを発端とした円高が毎年進んだ経緯から市場は神経質な展開となったが、その懸念も今年はその可能性は殆ど消えた。
これまでの円高が進む状況から日本が大きく転換したことを示すものであり、円安再開の始まりとみてよいのではないか。

今週は大型連休を終えた日本勢が返ってくる。休み前にはイベントリスクやアノマリーへの警戒感などから円絡みのポジションは大分解消されており円売りの動きが再開する可能性が高くなった。
特に米国雇用統計が4月だけではなく2月と3月も上方修正されたことでFRBの金融政策スタンスに変化が生じる可能性もあり、今後数か月の雇用指標次第では量的緩和の見直しも考えられる。
円もマネタリーベースが過去最大規模となり今年末の200兆円達成は確実とみられる。
また、欧州サイドでもECBが更なる利下げの可能性を示したものの、その後オーストリア中銀総裁がマイナス預金金利に関しては具体的な計画はないとあらためて否定。これは、市場に期待感を持たせ過ぎたことで火消しに回るなど、結果的にユーロの下落に歯止めをかけた。
勿論、米国の景気指標の減速や中国など新興国の景気懸念、イタリア政局の混乱など円高へ押し戻される懸念材料は燻るものの、それらは先週一週間でかなり払しょくされた観がある。
今週末はG7もあり円安が進むとけん制発言が出るとの見方もあるが、既にG20ではお墨付きをもたっているだけに影響は限定的とみる。慎重ながら今週は再度100円を試し上抜けする可能性が高まったとみる。
イベントリスクや米国雇用統計の結果を受け投資家のリスク志向は高まりクロス円も全般に底堅い動きが期待できそうだ。

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[米ドル円]大型連休明けにも100円トライ

(米ドル円日足)


(米ドル円30分足)

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連休中はFOMCやECB理事会、米雇用統計といった重要なイベントや指標が発表されることや、連休明けの円高へのアノマリーなどリスクが高まることからポジションは大分軽くなっている。しかし、先週末の雇用統計で既に円安が進んだことでこのレベルからは流石に買いにくい。雇用統計発表前の98円前半付近までの下げが期待できるが、出遅れた買いが並ぶことからかなり難しい。週末にG7を控えることから円安が進み過ぎればけん制発言がでやすいものの影響は小さいとみてよい。
100円というレベルは意識されるものの、99円後半と100円の差など実需の観点から言って意味はなく実際は達成しているのと変わらない。単なる心理的なものだけだ。
抜けてしまうと寧ろ100円がサポートとして意識されることになる。

今週のドル円予想レンジ:101円00銭~98円20銭(50%)

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[ユーロ米ドル]ユーロ円の買いに支えられ

(ユーロ米ドル日足)



ECBが0.25%利下げと共にマイナス預金金利の可能性を示したことに対しオーストリア中銀のノボトニー総裁は「具体的な計画はない」と否定。市場へのメッセージが強すぎことで火消しに回ったような発言と捉えられた。ECBにとって0.5%という政策金利が既に出尽くしたものであり、マイナス預金金利という言葉は市場へまだ手段が残っているという事をしめそうとしたのかもしれない。今週月曜日にはドラギ総裁の講演があり、マイナス預金金利に対しどのような発言をするか注目される。
利下げが行われた事やイタリア政局が一先ず連立を組んだことで落ち着きを取り戻しており、目先はユーロ売りのリスクは後退。市場は雲の上限の1.3230付近を意識していることから一旦は上値を抑えられそうだ。先週の円安の流れが継続されるようであればユーロ円の買いがユーロを支えることになる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3340(61.8%)~1.3030

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]イベントリスク終了で今週は山場

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円時間足)

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先週はFOMCやECB理事会のイベントや雇用統計など重要な指標発表が行われた事でリスク回避の動きでオージーは不安定な動きが目立った。また、日本が大型連休の狭間であることやメーデーで休場となる市場が多く見られたこともリスク通貨としてのオージーの上値を抑えた。先週の米雇用統計が予想以上の回復を示したこともあるがイベントリスクが終了したことからオージーは大幅上昇となった。
今週はRBA政策会合が開かれると同時に小売売上や貿易収支、雇用統計といった重要指標が発表される。また、中国も貿易収支やCPI,PPIなどオージーに影響を与えると予想される。また、ゴールデン休暇明けの東京市場で円安が更に進めばオージー円の買いが強まるとみる。NYの株式市場が高値を更新するなど世界的に楽観的なムードが漂う中でリスク通貨としてのオージーが本格的に上昇するか今週が山場となりそうだ。

今週のオージードル予想レンジ:1.0440(61.8%)~1.0280

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[全般]ECBの利下げでリスクオン?

ECBは予想通り利下げをしたことでNY株式市場が上昇しリスクオンの動きからクロス円が全面的に上昇した。
ECBはこの日の理事会で政策金利を0.25%引き下げ0.5%とした。瞬間的にユーロ売りが出たもののすぐにユーロ円の買いが強まり上昇。ECBの利下げにより余剰資金が株式市場などへ流れ込みリスクオンに繋がるとの見方が高まったためとみられた。しかし、それにしてはユーロがここまで買われる程のものではなく、短期筋のユーロ買いの仕掛けが入った可能性が高く後講釈的な動きといえる。結果的に、その後ドラギ総裁が更なる利下げ余地を示したことで最終的にユーロは下落して引けた。市場参加者が少ないという事もあり思惑による短期的な乱高下するなど荒っぽい動きが今週に入り目立つ。
一方、欧米の株式市場や金や原油相場が上昇に転じたことを好感しリスクオンの動きが強まりクロス円は全般に強含みで推移。ドル円も97円に達することはできずに再び上昇に転じるなどオプション絡みの話などもありレンジ内の取引が続く。
今日は注目の米雇用統計が発表される。先日のADP雇用統計では予想を下回ったものの、昨日の新規失業保険申請件数は改善を見せた。非農業部門雇用者数は14.3万人増と予想されるがどちらかに予想が大きく外れる可能性が高い。FOMCでは雇用状況次第では資産購入ペースに変化を及ぼすとしており注目される。
いずれにしても、大きな相場転換に入る兆しはなく、この4年間でのゴールデンウイークの間に欧州債務問題などを発端とした円高が再開するリスクは大分後退したといえる。

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[米ドル円]97円と100円のレンジオプション

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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日本の4月マネタリーベースは9兆円増と前年同月比でみると過去最大の規模となった。年末の200兆円達成までの平均6兆円増のペースをはるかに上回るものだ。しかし、市場の反応はなかった。一方、日銀議事要旨で一部の委員が過度な金利低下に対し副作用を指摘していたことで円買いに反応した。市場が日銀緩和に対し今の段階では食指を示さないが、時間の経過とともに今後は日本の指標が注目されるとみる。
市場の注目は欧米の株式市場に移っている。結果的にNY株式市場は利益確定の動きを消化しながら上昇が続いている。金や原油も一進一退を繰り返しながら底堅い動きとなっていることからリスクオンの動きは円売りを促す。雇用統計発表というリスクイベントが過ぎればもう一段の上値を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:98円70銭(61.8%)~97円60銭

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[ユーロ米ドル]ECBの利下げ余地

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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ECBは市場の予想通り政策金利を0.25%引き下げた。発表直後は下落したもののすぐに買いが強まり上昇。織り込み済みという事もあるが短期的な買い仕掛けが入ったような動きだ。ドラギ総裁は必要があれば行動の準備が整っているとし、マイナス預金金利に関しても技術的な用意があると発言。今後も更なる利下げの余地があることを示したことで再びユーロは下落に転じた。結果的に発表前の1.30ミドルまで往って来い。
一目の雲の上限を超えられなかったことから利益確定の売りが出たと考えられる。
しかし、底値は少しずつ切り上がっておりユーロの買い意欲は依然として強いとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3140(時間足50%)~1.3000(日足50%、基準線)

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[豪ドル米ドル]米雇用統計発表後に上昇か

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130503_jikanashi.jpg


アジア市場では前日のNYダウ下落などからのオージー売りの勢いが続き1.02前半まで下落。しかし欧州市場が始まりNYダウや金、原油などの先物市場が上昇したことでオージー買いが強まった。4月23日に付けた安値とほぼ同レベルで下げ止まったことから短期的なダブルボトムを形成。ECBで利下げ発表後1.0220の安値を再度試したが反発。
NY市場でNY株式や金、原油相場が上昇したことでリスクオンの動きがオージー買いを促した。今日の雇用統計前には一旦売りが強まるとみるが、イベントリスクが過ぎれば買い安心感が広がりそうだ。

オージードル予想レンジ:1.0300(50%)~1.0220

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[全般]米雇用統計への警戒感高まる

アジアや欧州市場ではメーデーのため多くの市場が休場となるなか欧米市場では荒っぽい動きが目立った。
アジア市場では円がじりじりと買い戻され落ち着いた動きが続いた。しかし、NY市場が始まり4月のADP雇用統計が発表される少し前からドル売りが先行。ADP雇用統計は11.9万人増と予想の15万人を大きく下回ったことで更にドルが下落。明日金曜日に発表される雇用統計への懸念が高まり株や金、そして原油価格も一斉に大幅下落するなどリスク回避の動きが強まった。特に豪ドルの下落とユーロドルの上昇が顕著にみられた。
その後FOMCが開かれ声明ではこれまでの内容とほぼ変わらなかったことからドルは一時的に買い戻されたがすぐに元のレベルへ押し戻された。
市場参加者が少なかったこともあるが、神経質な展開から荒っぽい動きが目立つ。ヘッジファンドなど投機筋が敢えて薄商いの中で纏まった玉を短期的に動かしているような相場展開にもみえる。
今日はECB理事会が開かれ市場では利下げ期待が高まるもののユーロは底堅い動きが続くなど、予想とは異なる動きが続く。
明日の雇用統計発表を控え今日のNY市場では新規失業保険申請件数が発表されるが、昨日のADP雇用統計で大きく動いただけに今日も荒れそうな気配だ。

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[米ドル円]マネタリーベースや日銀議事録要旨

(米ドル円日足)



ドル円は97円を底に安値付近でのもみ合いに入った。
4月に入り日銀会合で異次元緩和発表後100円を何度か試したものの達成できずに押し戻されダブルトップを形成。ダブルトップの特徴としてその後プラットフォームと呼ばれる短期的なもみ合いに入ることが多い。それは、上値を試し切れていないという事の表れだ。
もみ合いが長引けばサポートを抜けもう一段の下落も考えられる。
今日は日本の4月マネタリーベースの発表があり、日銀の資金供給を2倍にするという動きが現実に示されるか。また、日銀議事録要旨で異次元緩和への期待が再度高まるかも注目される。これまで全く無視された日本の経済指標もアベノミクスの登場で今後注目されるようになるかも注目だ。

ドル円予想レンジ:97円80銭~97円00銭

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[ユーロ米ドル]ECBの利下げ期待

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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アジアから欧州にかけて市場の多くがメーデーで休場となる中でユーロだけが堅調な動きを示した。
イタリアの政局不安が後退したことや、このところの米国経済指標が景気回復懸念を示すものが多いことからドル安が進行したことが背景にある。
一方、今日のECB理事会では0.25%の利下げが予想されるが、既に先週から織り込み始めていることからユーロ売りにはつながらないという観測が広がっている。しかし、イタリア政局は中期的にみると不安が残るもので一時的な平安ともいえる。また、ECBが今回利下げを行ってしまうと今後利下げ余地が限られることから政策の手詰まりからのユーロ売りが出やすい。
ユーロは一部の投機筋が一目の雲の上限を超えようとした買いを入れているようにも見える。今日は雲の上限が1.3230付近まで下がることからそろそろ天井に近いとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3230(雲の上限)~1.3120(50%)

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[豪ドル米ドル]ユーロオージーの買いも一巡

(豪ドル米ドル日足)



ドル安が強まる中でオージーがNY市場で大幅下落となった。
今週に入りユーロが上昇に転じたことでオージーも歩調を合わせるように上昇。しかし、ADP雇用統計発表前後でユーロが天井を打ったと同時に市場の流動性が低下していることもありオージーが大幅に下落した。NYダウや金、そして原油価格の下落が進んだことでオージーのロングの投げが入ったと思われる。今日のECB理事会や明日の雇用統計を控え依然イベントリスクが高まることからオージーの上値は重い。一目の雲のねじれを期待した買いも2日間しか続かず投げさせられた。ドル円の下落もオージー円の上値を抑えられている。ゴールデンウイークの間は上昇の見込みは低くなったものの1.02付近の底値を確認できたら買いを入れておきたい。

オージードル予想レンジ:1.0310~1.0230

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[全般]ドル主導相場

アジア市場は日本の大型連休中という事もあり全般に流動性の低さが目立ち動意の乏しいなかでドル円は冴えない動きが続いた。欧州市場が始まるとユーロ圏やドイツの失業率や消費者物価などの発表もありユーロを中心とした動きが活発となった。ユーロ圏の消費者物価が予想を下回り一時的にユーロ売りが進んだものの全般に底堅い動きが目立った。イタリアで大連立内閣が正式に発足したことで全般に楽観的なムードが強く感じられた。
NY市場が始まり株価は軟調なスタートとなったがケースシラー住宅価格が予想を上回り13カ月連続の上昇となったことやアップルが過去最大規模の社債を発行したことなどから株価は上昇に転じた。一方、シカゴ購買部景気指数が好不況の境目となる50を下回るなど指標にもばらつきが目立つ。債券市場では今日未明に発表のFOMCでは緩和政策継続期待が強く長期債への買い意欲は強まりドルが全般に上値の重い展開となった。
為替市場は米国の金融政策や株式市場の動きに敏感に反応しており、今日のFOMCや明日のECB理事会を控え神経質な展開が予想される。特に、今日はレーバーズデーでアジアから欧州にかけて多くの市場が休場となることから市場はボラタイルになりやすい。
既に全般にポジションの偏りは少ないものの、一時的に上下に振れやすく短期の取引に徹する方がよさそうだ。

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[米ドル円]米緩和政策継続期待

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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朝方はイタリア大連立内閣が正式に発足したことを受けリスク回避の動きが後退しドル円は98円台前半まで上昇。しかし、午後に入るとNYダウ先物が下落し米国債利回り低下の動きからドル売りが強まった。NY時間に入りアップルが過去最大規模の社債を発行したことや2月のケースシラーが13か月連続で上昇したことなどからドル買いが先行して始まった。しかし、シカゴ購買部景気指数が50を下回るなどまだら模様の景気に対し市場は米金融緩和政策が継続されるとの思惑から日米金利差縮小によるドル売りが再び強まった。ドル円は一時97円付近まで下落したものの、その付近にはオプションの防戦買いなどもあり跳ね返された。今日のFOMCでは新たな動きはないとみられるが、緩和政策継続への動きがあれば再度97円付近を試す展開も予想される。しかし、全般にポジションの偏りはなく下を試したとしても行って来いとみる。

ドル円予想レンジ:98円00銭(38.2%)~97円00銭

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