[全般]利下げ競争
連休明けとなる東京市場では先週連休前に円の買い戻しが強まりドル円は97円付近まで下落していたものが再び99円台に乗せて始まった。このレベルでは輸出など実需筋の円買いの動きが強まるなど円が全面的に上昇。また、豪州が予想外の利下げを行ったことでオージー円の売りにドル円も上値を抑えられた。欧州市場でもユーロの動きに円は振り回された。この日発表されたドイツ製造業新規受注が+2.2%と予想の-0.5%を大きく上回ったことでユーロは反発。前日ドラギ総裁発言で下落した反動ともみられた。
ところが、NY市場が始まり今度はポンドが急落。明日のBOE政策会合で利下げ観測が浮上したとの見方もあり先行して買われていたポンドの巻き戻しが入ったとみられる。
ここにきて、ECBやRBAが予想外の利下げを実施したことで世界的に利下げ傾向が強まってきた。景気減速への懸念や自国の為替を押し下げる目的で物価が抑えられていることもあり利下げを断行。日銀が異次元緩和策を打ち出したことが元々のきっかけを作ったことは間違いない。
静かな通貨競争は既に始まっていたことになる。市場はさざ波が立ち始めたことで、目先落ち着くまでは円安の動きも抑えられることになりそうだ。
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[米ドル円]リスクオンの動きは継続


東京市場では久しぶりの99円台という事で実需などの売りに押されて始まった。また、ECBやRBAの利下げ競争でクロス円の売りが上値を抑えており、せっかく高まり始めた100円トライも一先ずお預けとなっている。しかし、欧米の株式市場は堅調な地合いが継続しておりリスクオンの動きが高まるなかで円安ドル安の動きは今後も続くとみてよい。一方、各国利下げ競争でクロス円が上値を抑えるため、目先は99円付近でのもみ合い継続。
米国株高が更に進むようであれば長期金利が上昇しドル高期待が高まる時が100円を試す展開になる。
ドル円予想レンジ:99円50銭~98円70銭(50%)
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[ユーロポンド/ポンド円]BOE利下げ期待


ECBが利下げを実施し、今後もマイナス金利も含め更なる追加緩和の可能性を示唆したことでユーロポンドは上値の重い展開が続いた。RBAもこの日は予想外の利下げを実施したことで市場では明日のBOE政策会合で何らかの追加利下げを行うのではという期待が高まった。欧州時間にまとまったユーロポンドの買いが入りポンドは対ドル対円でも下落。ポンド円はクロス円の中で最も買いが進んだ通貨ペアの一つであったこともあり利益確定の売りが散見。売りそびれた玉が戻しを抑えるとみられ、先週の米雇用統計発表前のレベルとなる152円ミドル付近までの下げ余地がある。
ただ、1-3月GDPは予想を上回ったことやポンド自体相対的に低いレベルに位置することから今回の会合で利上げに切羽詰まっているわけではない。また、7月には新中央銀行総裁に変わることから、それまで政策変更はやり難い。下げたところでは買いを入れておきたい。
ポンド円予想レンジ: 153円40銭~152円40銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBAの利下げで行って来い


RBAは政策会合で0.25%の利下げを実施。声明ではオージーの為替相場が高い事をあらためて表明。今後更に利下げ余地があることを示したことで、オージーは対ドルで強いサポートとみられた1.3220を1.1050付近まで下落。対円でも売りが強まりNY時間には100円ミドルまで売り込まれた。このレベルは先週末の米雇用統計の発表前のレベルであり完全に行って来い。市場は年内にも0.25%の追加緩和を見込んで売り込んできた。
RBA会合の前日から既に売りが強まっていたこともありほぼ売りは出尽くしたとみる。
対ドルでも1.01ミドルは昨年中盤から強いサポートとなっておりこのレベルを下回るには材料的に出尽くしている。欧米の株価上昇もリスクオンの動きを促すものでオージー円は再び買いやすいレベルに戻ってきた。
オージー円予想レンジ:101円40銭(50%)~100円40銭
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注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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