[全般]円安第二幕
それだけ日本にとって為替の影響は大きなものであるという事なのだろうが、少し騒ぎ過ぎのようにも見える。心理的な節目であることは確かだが値幅的には4月に付けた高値99円94銭と6銭しか違わず利益を求めるデイトレーダーにとって大差はない。
しかし、これだけ意識された100円というだけあってその手前では海外勢も含め大分ポジションの手仕舞いがあったと思われる。100でのオプション絡みの話もかなり広まっていたこともある。結局、100円を突破したことで新たに買いに走らなければいけないところが多かったのだろう。100円から102円手前まで殆ど戻しがなく上昇したのがその証拠だ。押し目を狙った買いも殆どできずに上昇したことでまだ買い遅れたところは多いとみる。
相場は100円を超えたことで新たは第二幕が始まったといえる。
これまでのドル円の上昇をみると5円、10円といった単位での節目に近づくと毎回高値警戒感が高まり押し戻さるといった三進一退の動きがみられた。今回も円安の速度が急激に進んだところでは調整の動きが入ることになる。ECBやRBA、そして新興国などがここにきて利下げなど緩和競争が始まるなどクロス円の上値は抑えられることからこれまでとは違い円安速度は遅くなるとみる。
また、今回の円安はこれまでの円安と違いドルの上昇という動きが加わったことだ。今後は米国の経済指標による米株式市場や米国債利回りが円に対しこれまで以上に影響を与えることになりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]105円を意識


100円を超えたことで防戦売りを仕掛けたところの買い戻しが入り100円75銭付近まで一気に上昇。戻しが今後入るとすればこのレベルが最も強いサポートになる。その他には目立ったサポートはなく100円までの戻しを期待して買いを置くとしても難しいだろう。
100円を超えても海外から殆どけん制発言が聞かれなかった。G7でも麻生財務相は為替水準について議論されず、日銀金融緩和を問題視していなかったと発言。一部政府高官は「100円はまだ円安ではない。リーマンショック前の110円位まで円安は続く」と発言。次は大台代わりの110円の前に61.8%戻しの105円が意識される。
今週のドル円予想レンジ:103円50銭~100円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円]保ち合いから上に放れる


ドル安がユーロ安を加速させたが、そろそろ売りも一目の雲の下限に近付き下げ止まりの気配が高まっている。マイナス金利の話は燻るもののECBの利下げも実施され当面金利からのユーロ売りは収まりつつある。一方、ドル高の動きはドル円が100円を超えたことで円に対する上昇力がユーロドルを上回っていることからユーロ円の上昇力は継続とみる。
先週末に発表された過去2週間の日本の対内証券売買契約によると海外中長期債を5000億円買い越しとなり日本の機関投資家が動き始めている。三角もち合いから上に放れたことで再び上昇トレンドに戻ってきた。
今週のユーロ円予想レンジ: 134円50銭~131円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]悪材料出尽くし


7日にRBAは0.25%の利下げを決定。年内の消費者物価見通しも引き下げられ更なる利下げ観測が浮上した。金価格は週末に32ドル下落するなど一旦は戻しかけたものの上値は依然として重い。通貨高に対するRBAのけん制発言などもあり売りが加速。それに加えて、米長期金利上昇によるドル高がオージードルを更に押し下げた。
先週末に対ドルでは心理的な節目となる1.0を割り込む場面も見られたが、流石に値ごろ感からの買いが並んだ。
世界的な株高などリスクオンの動きが強まるもののオージー買いがいつ始まってもおかしくない状況ではあるが、悪材料が続いたことで買いにくい状況が続いている。
先週財務省が発表した国内投資家の過去2週間の外債買い越し額が5000億円規模に拡大したことを発表。ここにきて円キャリーが再開する兆しが見え始めている。
そろそろ買いの準備をしておきたい。
今週のオージー円予想レンジ:103円80銭~101円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |