[全般]米長期金利上昇と株安
先週後半からは円安と言うよりもドル高の勢いが強まっており米国経済指標への関心が高まる中で米長期金利や株価指数が時間外取引で低下したことを受けドル売りの動きが強まった。一方、欧州市場が始まるとすぐにイタリア中銀総裁がECBは預金金利をマイナスに引き下げる可能性があることを示唆したことでユーロも一時的に下落したがNY市場に向けて買い戻しが入った。
NY時間に発表された米4月小売売上は+0.1%と予想の-0.3%を大きく上回った。市場では3月のイースターの反動や歳出削減の影響、ガソリン需要の低下などを受け悲観的な見方があったが、雇用や住宅市場の改善などからプラスに転じた。米国株式市場や住宅価格上昇など資産効果が表れ始めるなど米景気回復基調が示されるものだ。これを受け米10年債利回りは上昇し、ドル買いに反応したもののすぐに押し戻された。株式市場は金融緩和の早期解除を嫌気したことでマイナスに推移したことでドルの上昇を抑えた。
株式市場の下落は景気に対する悲観的な見方での売りではなく最高値を更新する過程での利益確定の売りが先行しているためと考えられる。これは、相場の流れが金利相場に変わる兆候とみることが出来る。
ECBやRBA,そして日銀の追加緩和に対し出口戦略を探るFRBとの金融政策のギャップはドル押し上げ要因であることは間違いない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ドル上昇も一服、102円挟んだもみ合い

先週末のドル円の引け値101円ミドルから週明けの東京市場では102円15銭まで上昇するなどドル高円安の動きが強まり始まった。102円手前ではドル売りの動きがみられたものの買いの勢いは強くすんなりと抜けてきた。オプションの防戦売りの噂もあり一緒にドルショートポジションを作った損切もみられた。
102円台では一部実需の売りや利益確定の売りも散見され押し戻されたものの纏まった売りはみられず下げは限定的となった。NY時間に発表された米小売り売り上げが予想を上回ったことで発表後再び102円台に乗せたもののNY株価の下落などからドルの上昇も続かずその後は様子見となった。
市場の大半はドル円の先行きを105円や110円といった上昇を見込み始めていることから下落リスクへの懸念は薄く、下げたところでは買いを入れてくる。
当面は102円を挟んでの時間調整が終われば再び上値を狙う展開とみる。
ドル円予想レンジ:103円30銭~100円50銭
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[ユーロ円]キプロスやギリシャ不安後退

キプロスがユーロ圏による第一回目の支援金を受け取ったことや、EU財務相会合でギリシャへの75億ユーロの融資を承認する見通しとなった。これを受け市場にはこれまでの不安材料が後退しユーロは底堅い動きとなった。一方で欧州景気はユーロ高などから景気減速懸念が漂う事から動意は乏しく132円を挟んでの攻防が続いている。
欧州市場が始まるとすぐにイタリア中陳総裁がECBは預金金利をマイナスに引き下げる可能性があると指摘し一時的に売りが強まったが、すぐに買い戻された。徐々にマイナス金利の情報も市場は織り込み始めており影響は薄くなりつつある。
ドル高がユーロの上値を抑える一方で欧州リスクの後退がユーロ買いを促す。
今日はドイツとユーロ圏のZEWが発表されるが、ドイツ経済は好調な地合いを示すとの予想が高い。悪材料よりも好材料に反応しやすくなっており上値を132円40銭の高値を試す展開となりそうだ。
ユーロ円予想レンジ: 133円00銭~131円60銭
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[豪ドル円]悪材料出尽くし


朝方ドル円の上昇に伴い一時102円台を付けたもののその後は売りに押され、欧州市場に入ると101円前半まで下落。時間外取引のNY株式や米長期金利の低下などからリスクオフによる売りが強まった。また、ユーロオージー売りや豪ドルカナダの売りなど他通貨へ乗り換える動きがみられオージーは上値の重い展開が続いている。
NY市場では米小売売上げが予想を上回ったことで株価が持ち直すと101円後半まで買い戻されたが、利益確定の売りに押され再び101円前半まで下落して引けてきた。
市場は中国や欧州景気減速による金や原油価格の低下などから依然としてリスク通貨への投資は慎重な構えが目立つ。
しかし、テクニカル的には三角もち合いが収束し始めており、そろそろ上に放れてもおかしくはない状況が近づいている。
オージー円予想レンジ:101円80銭~101円00銭
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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