[全般]ドル高円安の動き変わらず
一方、NY時間に発表された米国鉱工業生産やNY連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ったことで株価などがマイナスで始まるとドル売りが強まった。しかし、その後発表されたNAHB住宅価格指数が予想を上回ると株価が上昇に転じドルも再び買いが強まるなど、結果的に株高ドル高の流れに変化は見られなかった。
102円後半まで上昇していたドル円もNY市場でドル安が進み一時92円を割り込む場面も見られたがすぐに回復。結果的に102円台での引けとなり底堅さがあらためて確認された。
NY株式市場も米国景気指標はまだら模様ではあるが最終的に高値を更新してきた。指標の悪化がFRBの量的緩和政策の継続に繋がるとの指摘もあるが、どちらかと言えば米国企業などの力強さを反映しているものだろう。
ただ、高値警戒感が株やドル円などでみられることから一時的に大きな調整も入りやすく振り回されないようにしっかりと掴んでおくことだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]日本の長期金利上昇も


東京市場では102円台で始まったことから機関投資家などの売りが先行。この日は米国債の償還に伴うドル売りが目立ち、それに合わせて利益確定の売りも散見。しかし、売りが一巡すると再び上昇。米国量的緩和の早期縮小の動きが強まるとの期待がドル買いを促した。一方で、日本の長期金利がここにきて上昇の勢いを増してきた。10年国債利回りは昨年4月以来の0.92%台まで上昇。日銀が大量に新発債引き受けを行ったことで市場の流動性が低下し乱高下になりやすくなったことで資金が株や海外投資に向かい始めているためだ。これは、最初から予想されたものではあるが長期金利上昇は結果的に円買いに反応するものだ。市場は今のところ無視しているものの、いずれは円高リスクとして反応する可能性が高く注意しておきたい。今のところはその気配は全く見られない。昨日の102円台割れでもすぐに押し戻されるなどドル円の底堅さが確認された。
101円台では買いの需要はかなり高いとみる。
ドル円予想レンジ:102円80銭~101円80銭
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[ユーロ米ドル]ユーロ景気不安からユーロ下落


ドイツ1-3月GDPは+0.1%と予想の+0.3%を下回ったことでユーロは下落。その後発表されたユーロ圏GDPも-0.2%と予想の-0.1%を下回り更に下落が加速した。6四半期連続でユーロ圏景気減速が確認された事を嫌気しユーロ売りの圧力が目立った。景気減速の背景にはユーロ高や中国景気の不透明な状況が挙げられることからユーロ安を促す動きが今後も継続するとの見方が高まった。ECBの利下げもその一環とみられるが、自国の為替を誘導する目的に金融政策を利用しないというのはG7などで謳っているため、ユーロ安誘導発言などは出にくい。最近のユーロ安は寧ろドル高が大きく影響していることもあり昨日のGDPなどはユーロ安に向かいやすかったといえる。しかし、ギリシャ国債利回りが8%近くまで低下するなど欧州債務危機は後退しており、その点ではユーロを積極的に売りにくい。一目の雲の下限を抜けたものの76.4%戻しのレベルで一旦は下げ止まったことで今日は調整の買い戻しが入りやすい。雲の下限のレベルでもあり23.6%戻しとなる1.2940付近を試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.2940~1.2860
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[ポンド米ドル]下げ止まりから反転も

昨日発表されたBOEインフレレポートでは「英国景気は引き続き弱く一様ではないが、穏やかで持続的な回復を予想」など前向きな景気見通しを好感しポンドは一時上昇。ユーロの悪材料も重なりユーロポンドの売りが強まるとポンドは1.5270付近まで買われた。その後再び売り買いが交錯し荒っぽい動きが続いたもののこの動きで下げ止まり感が出始めた。4月25日に大きく上昇する前のレベルまで下落したことで行って来いとなり5日ぶりに陽線に転換。一目の雲の下限の手前で下げ止まった。昨日の安値1.5170付近に損切を入れて1.52付近で買いを入れてみるのはどうか。
ポンドドル予想レンジ:1.5330~1.5190
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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