ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-05

[全般]日経株価と連休明けのNY

日経平均株価の下落が先かドル円の下落が先か鶏と卵の話のようだが、どちらも弱気のセンチメントは変わらず軟調な地合いで週明けの東京市場は始まった。
先週末にかけて大きく乱高下したことで投資家心理は慎重な姿勢が強まる。日経平均株価は465円の大幅安となり、ドル円も軟調にスタートした。しかし、ドル円は株価の下落と比較して下げ幅は限られた。この日はロンドンとNY市場が祝日で休場という事もあり動意が乏しく様子見気分が広がった。また、目立った材料もなく結局各主要通貨も静かな展開となった。
先週の乱高下で市場はエネルギーを大分使い過ぎて疲弊した模様。ただ、マーケットはかなり傷ついており材料が出れば短期的には大きく上下する可能性が高い。
今日の日経平均株価は昨日の欧州株価、特にドイツやフランスの堅調な地合いを受け下げ止まりがみられるようであればドル円も個人の買いが出やすい。ただ、メモリアルデーで3連休を終えたNY市場がどう出るか不透明。先週のドル円や株の下落の大きな要因となったヘッジファンドなど投資家の動向に注目が集まる。今日発表されるケースシラー住宅価格や消費者信頼感指数でポジションは大分軽くなっていることから再び乱高下が予想される。特に、投資家心理は不安定なだけに悪材料に反応しやすいためレベル感での買いには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]個人の買いが散見

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130528_jikanashi.jpg


週明け東京市場ではドル円は軟調な地合いで始まった。先週末NY終値の101円25銭から欧州市場では100円73銭まで下落。日経平均株価が大幅に下落したことを受け上値の重い展開が続いた。ただ、100円台に入ると個人のドル買いが散見されたものの全般に慎重な動きが目立った。今日は昼過ぎに宮尾日銀審議委員の講演があり、長期金利の安定について何らかの発言があり、それが株価押し上げに繋がればドル円も底堅い動きが期待できそうだ。ただ、NY市場での動きでそれも一変することになるだろう。今日発表のケースシラーや消費者信頼感指数は前月から改善されると予想される。ただ、予想を下回った時の方が今の市場は反応しやすく要注意。ドル円はボリンジャーバンドの中心となる25日移動平均100円40銭付近がサポートになる。

ドル円予想レンジ:101円40銭~100円40銭

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[ユーロ円]欧州株価の底堅さ

(ユーロ円日足)



先週末にユーロ円は引けにかけて買いが強まり終了。その流れを引き継ぎ、週明けのシドニー市場では131円台で始まったものの、その後は日経平均株価の下落によりドル円の売りが強まったことで130円25銭まで下落。欧州市場ではドイツやフランスの株価が上昇したがユーロの反応はみられなかった。ロンドン市場が休場という事もあり市場参加者は少なく、先週の乱高下の後遺症もあり慎重な動きが目立った。今日の連休明けのロンドンNY市場では株価をみながらの展開が予想される。24日のNYの株価は辛うじてプラスで終わったことから世界の同時株安は回避された事もあり、期待は高まる。
調整としての下落でとどまるかどうか今日の値動きで市場の心理に大きく影響を及ぼすことになる。130円付近は辛うじて首の皮一枚で支えられている。このレベルを完全に下回ると127円までは強いレジスタンスはない。

ユーロ円予想レンジ: 131円50銭~130円00銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]底割れぎりぎりの状態

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130528_jikanashi.jpg


オージー円は辛うじて首の皮一枚つながっている状態だ。
4月4日の日銀会合前のレベルである97円付近を完全に割り込めば再びロスカットを巻き込んで93円台を目指す展開も予想されるだけに重要なポイントに差し掛かっている。
主要国通貨で日足の一目の雲を下回っている通貨ペアはオージー円だけだ。それは高金利通貨と資源国通貨としてこれまで投資対象となっていたものが両方の魅力を失ったためだ。史上最低レベルまで利下げを行い、金価格の急落が売りを誘った。中国の景気減速が鉄鉱石の需要を後退させ、豪ドル高が輸出を抑えていたこともありオージーの下落は当局にとっては願ってもいない事だろう。しかし、対ドルでは0.95ドルというレベルは過去2年半の最低レベルであり、それに近づいてきたことでそろそろ下げも最終局面に入ってきたとみる。ドル円が100円付近で調整が終わればオージー円の買いが最も主要通貨の中で買われやすくなる。それまで買いを入れるのは抑えておきたい。

オージー円予想レンジ:97円90銭~96円88銭(4月2日安値)

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