[豪ドル米ドル]下げも終盤に近づく

RBA議事録が公開されオージー売りが加速した。議事録ではインフレ見通しで若干の緩和余地があるとした。また、交易条件の悪化で豪ドルが一段と下落の公算があるとの意見もあった。更に、日本の投機家シフトが為替や債券市場に影響を与えたことも指摘された事でオージー売りが強まった。殆どこれらの内容はRBA会合の声明文とほぼ同様なものだが、それだけオージーの売り意欲が強いことを表すものだ。
今日のFOMCを控えて売りはほぼ一巡したと考えられ、会合が終了しドルの金利低下からオージーは一時的に買いに動きやすくなる。しかし、量的緩和解除の動きは今後も継続され、RBAが年内にもう一段の利下げの可能性も残すことから上値の重い展開は今後も継続することになりそうだ。
オージードル予想レンジ:0.9600~ 0.9400
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]好調な景況感指数に支えられ


東京市場ではドルが全面高となったことでユーロドルは上値の重い展開が続いた。
欧州市場が始まりドイツ6月ZEWが38.5と予想の38.1を上回ったことを好感し買いが強まった。ちょうど発表前に投機筋の売りが出て1.3325まで下落した後だけに買戻しの動きが一気に入った。その後ドラギ総裁が状況によって非伝統的措置など必要なら何でもやる姿勢を示したことでユーロは下落。一方でフランス以外の欧州株価が軒並み上昇したことでユーロは全般に底堅い動きが続いている。時間足でも上昇チャネルが継続。
FOMCで量的緩和継続の姿勢が示されればドル売りによるユーロ買いがもう一段強まりそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3480(76.4%、BB上限)~1.3325
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[全般]FOMCを控え今日も神経質な展開
日経平均が上昇して始まりドル円も堅調なスタートとなりその動きは欧米市場でも継続。NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が7.84と大きく上昇したことや、その後発表された住宅市場指数も52と予想の45を大きく上回った。景気の分かれ目を示す50を上回ったのは7年2か月ぶりだ。NYダウは一時180ドル近い上昇となった。しかし、午後に入るとFT紙の電子版でバーナンキ議長の記者会見で資産購入縮小に近づいていると示唆する可能性が高いとの単独記事が流れるとドルが上昇し株価の上値が抑えられた。
その後、同記者がツイッターで「FRBは市場操作するためにジャーナリストに何もリークしない」と発言。再びドル売りが強まった。このような観測記事に為替や株価が振り回されること自体、市場が明日のFOMC発表を控え神経質になっていることを表すものだ。ユーロやドル円なども結果はほぼ往って来いとなるなど方向感が定まらない。
先週の米国経済指標では予想を下回るものが多かったが、昨日は反対に上回るなど一喜一憂の相場展開だが、全般に米国景気の回復は緩やかな回復を示している。この状況はまさにバーナンキ議長も同様に悩ましい思いでみていることだろう。しかし、いずれは出口に向かわざるを得ないこともあり、債券購入を縮小しても緩和政策に変化はないという言い回し程度しか市場の影響を収められそうにない。
FOMCまで後一日と迫り、今日はドイツのZEWや米CPI,住宅着工件数といった指標発表を控え、更に神経質な反応を示すことになりそうだ。
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[米ドル円]上値の重さ確認後は

日経平均の上昇に連動する格好で堅調な地合いで始まったドル円は94円前半からじりじりと値を上げ95円台に乗せて東京市場を終えた。この時点ではドル円や株価の下落はほぼ終了したのではないかといった楽観的なムードが漂った。NY市場でも米景気指標が好結果となったことを受け一時95円20銭まで上昇。しかし、先週末のNY高値となる95円32銭まで届かず失速。その後FT紙電子版で量的緩和縮小の検討に近づいているとの記事でそのムードも一転。再び94円前半まで押し戻されるなど、不安定な動きが依然として継続。時間足をみると三角保ち合いが終息し始めており、そろそろどちらかに放れるかもみ合い状態に入るかどちらかだ。放れるとすれば昨日の上値の重さを確認した後だけに、93円台を試す可能性が高い。
しかし、明日のFOMCを控え下割れするような地合いではなく、下げたところは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:94円90銭~93円80銭
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[豪ドル米ドル]RBA議事録公開で下値リスク高まる


週明け東京市場の株価が堅調な地合いで始まったことでリスクオンの動きから久しぶりにオージー円での買いも見られた。ドル円がオージードルを押し上げた格好だ。
しかし、欧米市場に入ると対ユーロと対ドル双方から売りが散見。結局0.98ドルまでの戻しに失敗。ボリンジャーバンドの中心線でもあり6月6日の高値でもある0.96ミドルがレジスタンスとなり折り返したことで再び弱気のセンチメントが強まった。
今日のRBA議事録要旨の公開で再び景気減速による追加緩和の可能性や為替レベルへのけん制する内容が再確認されるようであれば下落リスクが高まる。
明日のFOMCでも債券購入の縮小に言及があればドル高によるオージー売りが強まるとの見方から上値の重い展開になりそうだ。
オージードル予想レンジ:0.9600~ 0.9430
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[ユーロ米ドル]短期の三角保ち合い上に放れる

週明けのアジア市場でドルが全面高となったことでユーロは上値の重い展開で始まった。
しかし、欧州市場が始まると軒並みユーロ圏各国の株価が上昇したことでユーロ買いが強まった。しかしNY時間にFT紙の量的緩和解除に近づいたとの単独記事が伝わるとドル買いが再び強まった。時間足の三角もち合いが収束してきたところで今度はFT記事が全くの観測記事であったことが明らかとなりドル売りが再び強まるとユーロは保ち合いから上に放れた。しかし、結局1.34ドルに届かず短期的なエネルギーは消耗したことで上値を超えるのは目先難しくなった。明日のFOMCでは量的緩和縮小に向けた何らかの発言があるとの見方は根強いことからドル買いの動きが強まる可能性が高い。
今日はドイツとユーロ圏のZEWが発表されるが、神経質な展開の中で一時的に反応しやすい。しかし、1.34ドルから1.33ドルのレンジを超える程のエネルギーはなさそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3380~1.3300
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[全般]波乱含みのFOMC
アベノミクスにより急速に上昇した日経平均株価やドル円の反発が強まりドル円は一時93円台に突入。日経平均ともに4月4日の日銀異次元緩和を実施する前のレベル近くまで押し戻された。
日経平均が持ち直し、一旦は底打ちをしたかに見えたが先週末には再びドル円は93円台に突入。依然として下落リスクが燻る中で今週はFOMC会合が開催され、もう一段のドル円や日経株価の下落に繋がる可能性が高まる。
もし、FOMCで量的緩和の時期を見送る意見が増えるようであれば、NY株式市場にとっては買い材料になるものの金利面からのドル売りが強まることになり、ドル円の下落が警戒される。更に下落が進むようであればNY株価が上昇しても日経株価も攣られて下落するリスクがあることは先週の動きをみて予想される。
反対にFOMCでこれまでの予想通り9月以降の縮小が示されるようであればNY株価下落に繋がり、日本だけではなく世界的な株式市場への影響は避けられない。どちらにしてもドル円や株価下落の展開シナリオが出来上がってしまう。
しかし、量的緩和の継続は流動性相場の継続にも繋がり日本だけではなくエマージェンシー各国の株式市場にとってプラス材料でもある。そうなれば、株式市場の上昇からドル円も再び上昇に転じるシナリオも予想される。
市場の受け取り方がどちらに転ぶのかはその時の市場のセンチメントにもよるが、かなりの資金が既に株式やドルなどから米国へ還流しており、買戻しの動きが入る可能性もある。
今週は先週以上にリスクが高まることや、それによる参加者の減少などから波乱含みの展開が予想される。
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[米ドル円]FOMC下落リスク警戒

一週間でドル円は5円50銭高値から下落。先週の5円70銭の下落を下回ったものの、日中の乱高下も含めここまでドル円が激しい動きを示すのは滅多にみられない。それだけ、一方的にドル円の上昇した反動の現れといえる。先週の安値93円75銭はアベノミクス効果で上昇したドル円の38.2%戻しとなるレベルだ。一先ずテクニカル的にドル円の下げはいいところまできた。しかし、先週のNY市場の終わり方をみるともう一段の下落リスクを残した。ミシガン大消費者指数や鉱工業生産が予想を下回ったことを材料にFOMC会合では量的緩和縮小を見送るとの観測が高まった。FOMCでの結果はどうあれ、イベントリスクの高まりからドル円には下落リスクが依然として燻ぶる展開とみる。
4月4日の日銀会合前の安値92円70銭付近が視野に入ってきた。
今週のドル円予想レンジ:96円10銭(23.6%、前日高値)~92円70銭(4月4日安値)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]ドル円の底固め次第


先週発表の豪州雇用統計は予想を上回る改善を示し、一旦は底堅さを示したオージー円も週末は再び下落に転じた。週足ボリンジャーの下限でもある90円の大台で辛うじて引けたことで先週の安値88円90銭を当面の底とみる期待が残る。
しかし、対ドルではボリンジャーバンドが上値を抑えており、オージー円のクロス円での本格的な買いにはドル円の底固めが必要となる。
今週はFOMC会合を前にもう一段のリスク回避の売りが出やすく61.8%戻しとなる86円30銭が意識される。
今週のオージー円予想レンジ: 93円70銭~86円30銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]ドル安による上昇


先週はドル安の動きに押されながらユーロは堅調な地合いを保った。
先週末にIMFが米国2014年成長率予想を下方修正し、ドルは小幅に過剰評価されているとの報道でドル安が進むとユーロは反発。ユーロの買い材料は見当たらないものの、ドル安がユーロを押し上げている状況は今のところ変化はみられない。
時間足では底が明らかに切り上がっており上昇チャネルに入っている。ボリンジャーバンドの中心線は上向きに転じていることや上限でのバンドウォークも継続していることで底堅い動きが予想される。
ダブルボトムを形成しつつ76.4%戻しとなる1.35ドルを試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3480(76.4%)~1.3280
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[全般]ドル円の下げ終了
しかし、欧州市場に入ると負のスパイラルの動きが続かずロンドンやフランスなどドイツ以外の株式市場は底堅い動きとなり一時93円台を付けたドル円の下げも落ち着きを取り戻した。落ち着きを取り戻したところではこれまで下落幅が大きいオージーやランドといった通貨の買いが強まる一方、上昇の続いたユーロなどの売りが目立った。このあたりの動きをみるとそれぞれの通貨のポジションの巻き戻しがあり、ドルや円のポジションとは異なる動きが出始めた。NY市場では東京市場とは全く反対のセンチメントに変わった。
バーナンキ議長の量的緩和縮小へのちょっとしたサインを出しただけで、これだけ世界の株価に影響を与えたことから当面は緩和政策を継続するとの見方が強まりNYダウは上昇。長期金利は小幅ながら低下するなど、まるで別世界の動きのようにも見える。
結果的にみると、日本の株式市場やエマージング市場から資金が米国に回帰しているという事を示している。しかし、ドルインデックスをみると5月初旬から上昇したドルは23日をピークに行って来いとなるなど、一先ずドル売りは終了している。
ドル円や日経平均の下落は量的緩和終了見通しでのドル売り調整は既に終了している。
また、日銀の異次元緩和によるドル円の上昇幅も4月4日からの上昇とみれば、それも93円台を付けたことでこちらも終了したとみてよい。
今日のドル円は前日のNYダウ上昇に伴う日経平均の上昇を受け買戻しの動きが強まるとみるが、これだけ相場が乱高下した後遺症から上下に振らされたとしても、第一幕のドル円や日経株価の底はついたとみる。
来週のFOMCが一つのターニングポイントになる。
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[米ドル円]NYダウがアンカー


日経平均株価が大幅下落で始まったことで95円を割り込み、その後も下落幅を拡大し株式市場が終了した直後に93円75銭まで下落。このレベルは米国QE3が始まった昨年9月からの上昇幅に対し38.2%戻しにあたるところだ。量的緩和3弾の終了による下げとすれば一先ず調整は終わったとみる。また、4月4日の異次元緩和がスタートした時もドル円はこの近辺で元のレベルに戻された。
今日は前日のNY株式市場の上昇に伴い日経平均はかなり反発すると思われ、ドル円は既にそれを先取りNY市場から上昇に転じている。
実際に日経株価が上昇したとしてもドル円の上昇幅は限られるとみる。ドル円のロングは大分解消されているものの、このレベルから買いを入れるのは短期筋しかいない。これまでの下落の恐怖は残ることから下振れのチャンスはまだありそうだ。
ドル円予想レンジ:96円10銭(23.6%、前日高値)~94円50銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]大底を付け反転も


ドル円が95円を割り込むのとほぼ同時にオージー円も90円を割り込んだ。
その直後に発表された豪州雇用統計では雇用者数は1100人増と予想のマイナス1万人を上回り、失業率も5.5%と予想の5.6%を下回った。これを受け90円ミドルまで押し戻される場面もあったが、円買いの流れに押し戻された。
しかし、ドル円が93円台を付けた後に94円付近で下げ止まり感が出始めるとオージーは反転。これだけ市場には悲観的なムードが強まる中で雇用統計が改善したという事を市場は好感。また、これまで売られ過ぎた通貨であるという事から買い頃とみたのだろう。対ドルでも久しぶりに大幅上昇となったが、本格的な買いが始まるという判断にはまだ早い。ドルの長期金利が低下したことでドル安の動きによるものである。パラボリックの位置する93円50銭付近を超えることが出来れば本格反転とみる。
オージー円予想レンジ: 93円20銭~90円70銭
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[ユーロ米ドル]中期上昇トレンドもそろそろ

ドル円が95円を割り込みドル安が進むとユーロは対ドルで上昇。一時1.3390付近まで買われた後欧州市場が始まったところで利益確定の売りに押された。下落はNY市場にまで及んだが、ロンドンフィキシングの12時に纏まったユーロ買いが欧州勢から入り上昇。
その後はNY株式市場が上昇し米国長期金利の低下に伴いドル売りが強まるとユーロは下落前の高値に戻った。特に、ユーロ圏の材料は見当たらず株価もドイツ以外はアジアの下落には影響されずに底堅い動きを見せていることから、ユーロに買いが集まりやすくなっている。ただ、ドル円や日経平均の下落が落ち着けば資金は再びユーロからドルへ巻き戻しが入ることになる。そろそろ、来週のFOMCを控え調整の動きが強まるレベルに近づいていることから中期上昇トレンドも終了に近づいているとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3400~1.3300
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[全般]調整後の落としどころ
東京市場は前日のNY市場での急落後の買い戻しの動きを受け日経平均が大きく下落したもののドル円は底固い動きで始まった。ドル円が徐々に買い戻されると株価も午後に入り買いが優勢となった。結局ドル円が1円余り上昇したことで株価も小幅の下落で収まった。
NY市場でNYダウは大幅上昇で始まったがドルが円やユーロなどに対し下落に転じたことから株式市場も下落。米10年債利回りが2.23%台に乗せてくるなど金利が上昇しているにもかかわらずドルが弱含みの展開となった。
金利の上昇とドル高というパターンがここでは見られず、株価との連動性が強まる動きというのは一時的な調整がまだ続いているという事が言えそうだ。
相場は一方向に動いたとしても必ずどこかで反転するものだ。ドル円が95円を目の前にして下げ止まり感が徐々に出始めてきたが、ここで踏みとどまるかどうか今後の株式も含め重要なポイントに差し掛かってきた。日本の成長戦略が発表され明日14日に閣議決定される。世界がこの日本の動向に注目しているのは、現在のドルや株市場に最も強く影響を与える材料の一つであるとみているためだ。不十分と捉えるとすればドルの下落が更に強まりドル円は95円を割り込むリスクが高まる。一方、納得のいくものと判断されれば95円を底に上昇が再開する。
落としどころを見つけようとした荒っぽい動きは今日明日まで続きそうだ。それまでは、どちらに転んでもいいようなポジションで臨みたい。
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[米ドル円]95円を意識


朝方にドル円は95円台で始まったことで輸入のドル買いなども入り底堅い動きで始まった。これで95円台は堅いとみた海外勢もドルやオセアニア通貨などで円売りを強め一時ドル円は97円台まで上昇。しかし、NY市場では再びクロス円なども含め短期筋を中心とした利益確定も入りドル円は95円12銭まで下落。この時点で再び95円割れを狙った動きもあったようだが、結果的に失敗。ここから再び96円台まで1円余り買い戻しが入るなど荒っぽい動きが続いている。95円を完全に割り込めばドル円の上昇トレンドが終了するとみるところもあり、かなり95円は意識されている。95円に近づけば底割れの恐怖心が高まり、97円に向かえば再度上昇トレンドが始まるという期待が一気に高まる。
今の相場はまだ方向感を持つのは危険だが、最終的に上昇トレンドは継続しているとみており、95円前半では買いを入れてストップは必ずタイトなレベルに置いておく。
ドル円予想レンジ:97円00銭~95円00銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]一時反転の兆しも


オージー円は久しぶりにクロス円の買いも入り底堅い動きを見せた。
午後に入り日経株価が上昇に転じると対ドルで買いが強まりショートの巻き戻しも目立った。しかし、NY市場に入りNY株価の下落に伴い再び上値の重い展開となった。
対ドルでは0.95ドル台にのせたものの押し戻されるなどまだ下落リスクは残る。
今日は10時半に豪州5月雇用統計の発表があり、市場ではマイナス1万人、失業率も5.5%から5.6%へと前回から悪化が予想されている。
オージー円の90円は心理的なレベルでもあり、下割れするようであればもう一段の下落リスクが高まる。逆に、ここで90円を固めるようであれば下落トレンドの終了に近いとみることも出来、正念場にさしかかった。
オージー円予想レンジ: 92円40銭(61.8%)~90円00銭
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[ユーロ米ドル]ドル安がユーロ押し上げ


アジア市場でユーロは堅調な地合いとなり一時1.3330付近まで上昇。しかし、欧州勢はこのレベルでは利益確定の売りなどが目立ち押し戻された。
欧州の株式市場が軒並み軟調な地合いで始まったこともユーロ売りを促した。
NY市場に入るとドルが全般に軟調な地合いとなったことで短期筋のユーロショートを炙り出し、結局この日は1.3360付近まで上昇。その後は一旦利食い売りも散見されたがほぼ高値圏で引けてきた。
日足ではダブルボトムを形成しネックラインも上に超えてきた。時間足では上昇トレンドラインに乗っていることで買いの勢いはまだ残る。ただ、ドルの長期金利が上昇していることからドル買いはいつ始まってもおかしくはない。
ユーロドル予想レンジ:1.3400~1.3270
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[全般]ドルや株式など全面安
日銀は1年間以内の固定金利オペ据え置きを全員一致で決定。また、黒田日銀総裁の記者会見でもこれといった債券市場の安定に向けた措置を打ち出さなかったことでドル円は大幅下落となった。株式市場も日経平均株価が200円近く下げたことで欧州やNY株価もその影響を受け軒並み全面安となった。一方、当の日本の債券市場は落ち着いた動きを見せていた。結局、為替市場では日銀がオペを延長したとしてもドル売りのタイミングをどこかで狙っていたとみられる。欧州からNY市場にかけ一時は落ち着きを取り戻したものの、NYダウの下落が加速し米長期金利が低下すると再びドル安が進んだ。
ECBの金融政策に関してはECBのアスムッセン理事が債券買入れは無制限である必要があるとの発言などからユーロが売られる場面もあったがドル安が進むと結果的に上昇。ドル円は再び95円台に突入しクロス円も全面的に円高が進むなど予想外な動きとなっている。
円も全面高となり市場は不安定な動きが今週も続いている。流動性が低下している中でヘッジファンドなどが仕掛けているような動きもみられ、一方向に動き出すと止まらない。
日米欧の金融政策の不透明さが投機筋にとっては市場を動かしやすい状況となっている。
来週のFOMCまでは不安定な相場が続くとみられる。値動きが大きい相場は絶好のチャンスではある。反対方向に行ったときには無理をせず流れに沿って動くことをお勧めする。
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[米ドル円]日銀会合で下振れも


日銀が1年の買いオペ期間を据え置いたことを受け海外勢を中心としたドル円の売りが再び加速した。日銀の発表前にはNYでの買いの勢いもあり寧ろドル円は99円台で底堅い動きとなっていたこともあり、カウンター気味に下げがきつくなった。一旦は98円付近で下げ止まったかと思われたが黒田総裁会見後の欧州市場では欧州株式市場が軒並み下落。ドルが全面安となりドル円は96円台に突入。ここでも一旦下げ止まりが見えたが今度はNY市場で長期債利回りが低下したことで更にドル安が進み95円58銭まで下落。一日で3円50銭余りの大幅下落となった。この下落幅は6月6日の下げ幅とほぼ同じで一先ず一日の下げとしては限界とみる。今日は昨日の下落の勢いも残り日経平均が下落して始まれば再度下値を試す展開とみるが、その後は買戻しの動きが入り始めれば大幅上昇も期待できる。リスクの後はチャンスあり。
ドル円予想レンジ:97円60銭~95円00銭
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[豪ドル円]90円の節目を守れるか


93円ミドル付近で朝方は底堅い動きが続いたがドル円の下落が始まると下落に転じた。クロス円の損切も巻き込みながら欧州市場で90円15銭まで下落後に一旦は買い戻しが入った。しかしNY市場ではドルが全面安となり再び売りが強まると心理的な節目となる90円を試しに行ったが跳ね返された。短期的にはダブルボトムを形成したことで90円付近では買いが並ぶとみる。対ドルでもドル売りが強まったことで0.93を底に上昇に転じている。90円割れにストップを入れながら90円ミドル付近でロングを作ってみたい。
オージー円予想レンジ: 92円40銭(61.8%)~90円00銭
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[ユーロ米ドル]ECBの金融政策


ドルが全面安となったことでユーロは堅調な地合いが続いている。
この日はECBの債券購入プログラムの合憲性を巡り審議を待ちながらも色々な発言が相次いだ。アスムッセンECB理事はECBの債券購入は無制限である必要があると発言。プラート専務理事はマイナス金利の行動の余地があるとした。また、マクチ・スロバキア中銀総裁も必要に応じて金利に関して措置をとると発言。ECBの金融政策の不透明感が広がる中でスペインやイタリア国債利回りが大幅上昇しユーロは上下に激しく揺さぶられた。結果的にドル金利低下によるドル売りが強まりユーロは当面の天井とみられた1.33ドルを超えて高値引けとなった。日足でみるとダブルボトムを付けてそのネックラインを超えてきたことでもう一段の上昇も期待できそうだが、今回の上昇はドル安の影響が大きい。ユーロ自身の買い材料は今のところなく、欧州株価も軒並み下落するなどユーロの上昇にも限界がある。
ユーロドル予想レンジ:1.3340~1.3230
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[全般]出遅れの恐怖感
週末に発表された中国経済指標が予想を軒並み下回り景気減速が懸念されオージーは下落して始まったが全般に楽観ムードが漂い円は全面安となった。
結局日経平均株価はプラス636円と大幅高となったことでドル円も攣られて買いが強まった。先週は殆どのロングが切らされて終わったこともありドル買いへの慎重な動きもみられたが、ここまで株価が上昇したことで再び買い意欲が高まった。しかし、流石にあれだけ先週振り落された記憶は残り、所々で利益確定の売りも見られた。
NY市場が始まったところで大手格付け会社のS&Pが米国格付けをネガティブから安定に引き上げたことを受けドルが全面高の展開となった。しかし、NY株式市場は寧ろ利食い売りに押され冴えない展開で始まった。
ユーロやポンドなども先週末の米雇用統計後のドル買いで下落した分をほぼ取り戻す(ドル売り)一方、ドル円は売られ過ぎた反動でドルは上昇するなど別々の動きとなった。
市場はまだドル円に注目が集まっており、今日の日銀会合では長期金利の上昇を抑える措置などへの期待が高い。出遅れたことで取り残されるとの恐怖感から上値買いには要注意。今週もボラティリティーは依然として高い事から焦らずにじっくりといきたい。
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[米ドル円]日銀会合で下振れも

週明けの日経平均株価は前週末のNY株高を受け大きく上昇して始まった。ドル円も先週に下げ過ぎたところから買い先行で始まった。その後も株価の上昇は止まらず終値では4年8か月ぶりの大幅な上昇となったがドル円は寧ろ買いには慎重な動きが目立ち98円ミドルでは売りが目立った。
欧米市場に入ると海外勢を中心とした買いが強まり99円付近まで上昇したものの短期筋中心ということから押し戻された。NY時間に入るとS&Pが米国格付けをネガティブから安定に引き上げたことで99円台に乗せるなど激しい動きが目立った。結局、99円30銭は今回の高安の半値戻しであり一目の基準線もこのレベルに位置したことを意識したとみられ跳ね返された。市場はテクニカル通りの動きをしている。99円30銭は目先の天井を打った可能性が高く、再度このレベルに近づいた時には一旦売りを入れておきたい。
今日の日銀会合で下振れするようであれば、中期的な買いポジションを最終的に仕込むつもりで臨む。
ドル円予想レンジ:99円10銭~98円00銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]戻し売りが控える


週末に発表された中国経済指標が軒並み予想を下回ったことで週明けオセアニア市場でオージー売りが先行して始まった。対ドルでは先週終値よりも100ポイント余り下の0.93台後半まで下落。しかし、その後日経平均株価の上昇によりドル円が堅調な地合いで始まったことで値ごろ感から一部オージー円ストレートの買いも散見。対ドルでも買いが入ったものの中長期のサポートとなっていた0.95ドルが今度はレジスタンスとなり上値を抑えられた。依然として金も上値が重く上昇に転じるにはまだ時間がかかりそうだ。
オージー円予想レンジ: 94円30銭(61.8%)~92円70銭(先週末終値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]レンジ相場に突入

先週の米雇用統計後にドルが全面安となりユーロは1.33ドル台に乗せたもののその後は利益確定の売りに押されて終了。週明けの東京市場でも売りの動きは残り上値の重い展開となった。しかしドル円の堅調な地合いを受け短期筋のユーロ円の買いが欧州時間にはみられた。NY時間にはS&Pの米国格付け引き上げ報道によりドルが上昇するとユーロは1.31ドル台に押し戻された。ECBドラギ総裁は景気が回復すれば金利は再び上昇すると発言したものの、市場はドル主導での動きが強く、欧州の材料には反応薄となった。
その後、ブラード・セントルイス総裁がインフレ鈍化によりFRBが積極的に債券購入を継続する可能性があると発言するなど、量的緩和継続への期待が強まりドル売りが強まるとユーロはこの日の高値となる1.3268まで上昇。
ただ、先週の雇用統計後の高値となる1.3305には届かず米国株式や債券市場の動きを中心とした動きから、当面はレンジ相場に入ったとみる。1.32割れでは買いを入れ1.33付近では売りを入れながら細かくとっていく。
ユーロドル予想レンジ:1.3300~1.3180
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[全般]激震の後の余震
日経平均は5月22日の高値から2割近く下落し、4月4日の黒田日銀政策発表前のレベルへ戻された。ドル円も株と同様5月22日の高値103円73銭から94円97銭まで9円近い下落幅となった。一方、NYダウの動きは依然として堅調な動きを示している。5月22日の15300ドル付近から先週の終値をみると15250ドル付近と、途中は何度か乱高下があったものの殆ど変わらないレベルで止まっている。これをみると、ドルの下落というよりもドル円と日本の株価が一方的に下落したという事になる。一部ではバブルの崩壊と言い始めているところや、アベノミクスへの失望というものもある。果たしてそうなのか。確かに、海外勢を中心に日本株売りや円の買い戻しが目立った。これは海外のヘッジファンドなどの6月決算期によるポジションの巻き戻しの影響が大きかったとみている。
5月23日を境にドル円や日経平均株価は反落した。この日の日経平均が1143円マイナスとなりドル円は3円近い急落となった。その後は株やドル円も落ち着きを見せたものの、先週5日の水曜日から再び激震が走った。きっかけは特にないが米雇用統計を睨みFRBが量的緩和縮小を見送るとの思惑が高まったことでファンド中心に売りが強まり、ドル円は5円余り下落。遠目からみると外国勢の日本に対する失望売りが出たようにみえた。
その米雇用統計は予想を若干だが上回り市場の懸念はひとまず後退しドル円も97円台まで回復した。米国の景気回復は緩やかに進んでおり期間はどうあれ量的緩和縮小の基本的な流れに変化はない。日本の経常収支の縮小が止まったわけでもなく需給からみても円高に戻る要素はここにきて特に出たわけではない。日本の輸出企業のドル円設定レートは92円付近であり、企業業績への影響はそれ程なく株式市場がこれ以上下落する要因はみられない。日銀の大規模量的緩和も今後継続される。
しかし、これだけ市場が混乱すれば今週もその後遺症は残ることになりドル安や円高が進みやすい。
今週の火曜日には日銀政策会合の発表があり10年債利回りの上昇を抑える低減措置検討や金曜日の成長戦略が閣議決定など株価や円への与えるインパクトは大きく、波乱含みの週になりそうだ。
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[米ドル円]底固めの時間必要

アベノミクスによる円安が始まった80円付近からの上昇幅の38.2%戻しとなる94円ミドルを前にドル円は折り返した。一目の雲の下限である95円40銭を一時的に下回ったものの上限の97円30銭を終値ベースで上回った。ローソク足も長い下髭を伸ばして陽線で終了。一先ず下落の勢いはこれで収まったとみる。ただし、市場はまだかなり傷ついた後遺症が残りちょっとした材料でも敏感に反応しそうだ。一方、エネルギーを大分使い果たしたことから動きが全くなくなる場面もありそうだ。
先週の安値94円97銭というのはかなりのクルーシャルポイントになったものの、この手前では底固めの時間が必要だ。
もし、このレベルを下回るようであれば当面円安の流れに戻るのは難しくなる。
ドル円予想レンジ:99円50銭~95円50銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]底に近づく



下落に何とか歯止めがかかったがまだ予断は許せない状況が続いている。
米雇用統計発表前に一時90円52銭まで下落。この時点でほぼポジションはニュートラル状態になったとみてよい。雇用統計の結果は予想を上回ったことでドルの買い戻しが入りオージーは対ドルでは0.95ドル付近でもみ合いが続く。このレベルは月足でみてもわかるが、2010年後半から一時的に下抜けしたとしても滞空時間は短い。
今週は4月の住宅ローン申請件数や5月の雇用統計が発表される。これまで悪材料が続いたことから反発も期待できそうだ。ただし、金価格が先週は更に下落傾向が強まっており上値も限定的とみる。
オージー円予想レンジ: 94円20銭(61.8%)~90円50銭
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[ユーロ米ドル]雲のねじれで反落も

先週のユーロは米雇用統計を前に雲の上限を上抜き大きく反発。金曜は雲のねじれが生じた日でもあり下げに転じたとみる。
米国の雇用統計は予想を上回ったことでドルの長期金利は上昇しドル買いが今週は強まる可能性が高い。ECB理事会ではドラギ総裁がマイナス金利を今すぐ実行する理由はないとし、目先は金融緩和によるリスクは後退したものの、過去最悪の失業率による景気懸念は燻る。ユーロの買い材料は少ないことからドルが上昇に転じれば再びユーロは雲を目指す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3370(61.8%)~1.3050
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注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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