ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-06

[全般]ドル円98円台に突入とNYダウ上昇

ドル円はNY時間に100円を割り込んできたことで、市場の円安の流れに対する疑念が出始めることになりそうだ。
昨日のNY時間に発表された米4月ISM製造業景況指数が49.0と予想の50.5を大きく下回った。それも、好不況の分かれ目である50を下回ったことで量的緩和の早期縮小への期待が後退。長期金利が低下したことでドルは全面安の展開となった。
週明けの東京市場では先週末のNYダウの下落に伴い日経平均株価が下落して始まり円買いが進んだものの100円を割り込むには至らなかった。円高株安という日経平均との連動制が若干薄れてきたようにもみえたが、100円を目の前にして躊躇していただけだったようだ。
昨日のNYダウは135ドル上昇したことで今日の日経平均も反発する可能性が高い。しかし、ドル円は心理的な壁であった100円を下回ったことで弱気のセンチメントが広がっており半信半疑の買いとなれば上値は抑えられるとみる。
日銀は長期金利の上昇を抑えるため追加策の検討に入るとの話も市場へのインパクトはなく、ドル主導の相場展開は今日も継続。
今週はまだ始まったばかりで、週末の雇用統計発表まではマーケットの混乱は続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]株価との連動性に注目

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USD_JPY_20130604_hiashi.jpg


100円を割り込む前のドル円はかなり抵抗があり短期のドルロングが溜まっていたのだろう。ISM製造業が悪化したことで発表後100円を割り込むと短期のドルロングの投げが入り99円60銭付近まで下落。99円50銭付近はサポートとして意識された事もあり一旦買戻しが入ったものの戻しがほとんどないことから再び売りが強まった。ドル円は98円台に突入したものの、すぐに99円台に戻された。日銀が長期金利上昇を抑えるために低金利融資の期限を1年から2年へ延長する検討に入ったとの報道や、政府が公的年金の運用方針の見直しに着手するといった報道で買戻しが入った。
今日は日経がNYのダウの上昇に伴い上昇する可能性が高いが、円高が抑えられないようなら、為替の影響からの株安を招く恐れもある。
雇用統計までは弱気の意見も聞かれそうだがドル高の流れはISMだけで決まるわけではない。
戻しのレジスタンスは昨日の下げの時のサポートとなった100円02銭、99円90銭、99円60銭。

ドル円予想レンジ:100円02銭(61.8%)~98円60銭(55日移動平均と76.4%戻し)

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[ユーロ米ドル]一目の雲の上限を瞬間抜ける

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20130604_jikanashi.jpg


東京市場では底堅い動きがみられたが欧州市場に入るとアジア株式市場の下落に攣られて軒並み安く始まったことでユーロ安からスタート。しかし、NY市場では米ISM製造業景況指数が予想を大きく下回ったことで米長期金利が低下。ドルが全面安となったことで150ポイント近い反発となった。
ユーロ上昇というよりもドル安が進んだことでユーロが買われドル次第といったところだがユーロ自体も買い材料はあった。この日発表のドイツやユーロ圏製造業PMIが予想を上回ったことも買い安心感につながっている。
テクニカルからみると一目の基準線が位置する1.3020を抜け一時雲の上限を超えてきた。
今日はまだ上昇の勢いが残っており、76.4%戻しの1.3135付近を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.3140(78.4%)~1.3030(50%)

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]RBA政策会合でもう一段上昇も

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20130604_hiashi.jpg


4月に金が暴落しその後下落が続いたオージーが久しぶりの反発となった。クロス円でみても主要通貨がほぼ全面安となったもののオージー円は上昇。この日発表された豪州小売売上や中国の製造業PMIが予想を下回ったものの、オージーは底堅い動きが目立った。
欧州市場に入っても堅調な地合いが続く中でNY時間に入ると急騰。米4月ISMが予想を下回ったことでドルが全面安となったことを受けオージーは150ポイント余りの上昇となった。
今日はRBAの政策会合が開かれるが政策金利は2.75%に据え置かれると予想される。5月に予想外の利下げを行い、更に年内にも0.25%の利下げ期待が高まったことでオージーは700ポイント近い下落となった。オージー高を抑えようとする意図もあったがここまで下落が進んだことで目的は達成したとみる。0.95ドルはここ数年の安値レベルでもあり市場は意識したとみられる。政策会合で為替へのけん制の文言が緩めば買いが更に強まるとみる。
ボリンジャーバンドの位置する0.9890付近が次のレジスタンスとなる。

オージードル予想レンジ:0.9890(BB)~0.9710

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