[全般]世界同時株安から円全面高
欧州でもアジア株下落に伴いドイツやイギリスなど欧州株が軒並み下落。
NY市場に入り米5月ADP雇用統計が+13.5万人と予想の+16.5万人を下回ったことでNY株式市場でも下落。長期金利が上昇しドル買いの動きが強まった。
その後発表された5月の非製造業ISMが53.7と予想の53.5を上回ったものの株価の下落は止まらなかった。ISMの雇用指数が低下したことを受け金曜日発表の米雇用統計への懸念が高まったためだ。NYダウは下げ幅を拡大し終値ベースでは518ドルの大幅下落となりドルも全面安となった。
結果的に為替市場ではドル金利の上昇によるドル買いの動きは続かず株価下落によるドル売りを選択。
しかし、世界同時株安の中ではリスクオフの動きが強まりドルや円など安全通貨が買われるという事だが今回はなぜかドルも売られている。これは、米国株式市場がこれまでの流動性相場から業績への変わり目に入っていることから全体にポジション調整が入っていると考えられる。明日の雇用統計も含めFRBの金融政策の転換への不透明感がこれまで買われていた株やドルの巻き戻しに繋がっている。
今日の日経株価はNY株価の下落を引き継ぎ上値の重い展開が予想され、ドル売り円買いの動きが更に強まる可能性が高い。しかし、市場は方向感に乏しく不安定な動きが続くことから突然ドルが買い戻されるといった荒っぽい動きが予想される。
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[米ドル円]2番底を探る

安倍総理の成長戦略は失望感が広がり円買戻しの動きが強まった。これはドルというよりも円の調整によるものだ。株価の下落が止まらずこれまで売り込まれた円の買い戻しが強まりクロス円も全面安となった。NY市場に入ると今度はNY株価の下落がドルロングの巻き戻しの売りを誘い、結果的にドル円はドル売りと円買いの両方面から売りが加速。月曜に付けた安値98円85銭に迫る98円95銭まで下落した。今日も日経平均の下落が強まればドル円は再度安値を試す展開とみる。
ドル円ではかなりの調整が入っていることから、今回の下げで2番底を打てば新たな買いが出やすい。ただし、明日の雇用統計を控え上値も限られそうだ。
ドル円予想レンジ:99円70銭~98円60銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]96円の底抜け



昨日の主要通貨のクロス円の中で最も大きく下落したのがオージー円だった。安倍総理の講演からドル円の失望売りが強まるとオージー円で強いサポートとみられていた96円を割り込みロスカットを巻き込みながら売りが加速。95円手前では一時的にサポートとなったがNY時間に発表されたADPや非製造業ISMでの雇用指数が低下したことを受けリスクオフの動きが広がり資源国通貨を中心に売りが目立った。オージー円の日足チャートをみると90日線を20日線が上から下にこの日は突き抜けたことも売りを誘った。
しかし、対ドルでみるとこの2年半余り殆ど抜けたことがない0.95ドルに近づいたことで一旦は下げ止まる可能性が高いとみる。今日発表の豪州4月貿易収支は前月の3.07億ドルから1.8億ドルに減少するとみられ、悲観的な見方が続いているだけに予想を上回る時には反発が大きくなりそうだ。
オージー円予想レンジ: 95円50銭~94円00銭
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[ユーロ米ドル]バーナンキ議長発言に注目

ユーロは特に買い材料があるという訳ではないものの1.28ドルを底に3週間近く底堅い動きが続いている。先週末に発表された米製造業ISM発表後にドル安が進みその後は1.3050付近を底にもみ合いが続く。今日はECB理事会があり政策金利は0.5%に据え置かれるものと予想される。注目はその後のバーナンキ議長の記者会見に集まる。欧州の雇用の悪化を受け預金のマイナス金利の話が再度議長の口から可能性を示されるようであれば、一時的にユーロ売りが強まるとみてよいだろう。しかし、この話も大分浸透してきたことで下げ幅は限られる。ドル安の動きに押され全般に底堅さが目立つ。
明日は一目の雲のねじれが生じることもあり、相場に変化がそろそろ出始める頃だ。
ユーロドル予想レンジ:1.3150(76.4%)~1.3050(雲の下限)
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