ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-06

[全般]出遅れの恐怖感

週明けの東京市場は前週末NY株式市場の上昇を受け堅調な地合いで始まった。
週末に発表された中国経済指標が予想を軒並み下回り景気減速が懸念されオージーは下落して始まったが全般に楽観ムードが漂い円は全面安となった。
結局日経平均株価はプラス636円と大幅高となったことでドル円も攣られて買いが強まった。先週は殆どのロングが切らされて終わったこともありドル買いへの慎重な動きもみられたが、ここまで株価が上昇したことで再び買い意欲が高まった。しかし、流石にあれだけ先週振り落された記憶は残り、所々で利益確定の売りも見られた。
NY市場が始まったところで大手格付け会社のS&Pが米国格付けをネガティブから安定に引き上げたことを受けドルが全面高の展開となった。しかし、NY株式市場は寧ろ利食い売りに押され冴えない展開で始まった。
ユーロやポンドなども先週末の米雇用統計後のドル買いで下落した分をほぼ取り戻す(ドル売り)一方、ドル円は売られ過ぎた反動でドルは上昇するなど別々の動きとなった。
市場はまだドル円に注目が集まっており、今日の日銀会合では長期金利の上昇を抑える措置などへの期待が高い。出遅れたことで取り残されるとの恐怖感から上値買いには要注意。今週もボラティリティーは依然として高い事から焦らずにじっくりといきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀会合で下振れも

(米ドル円日足)



週明けの日経平均株価は前週末のNY株高を受け大きく上昇して始まった。ドル円も先週に下げ過ぎたところから買い先行で始まった。その後も株価の上昇は止まらず終値では4年8か月ぶりの大幅な上昇となったがドル円は寧ろ買いには慎重な動きが目立ち98円ミドルでは売りが目立った。
欧米市場に入ると海外勢を中心とした買いが強まり99円付近まで上昇したものの短期筋中心ということから押し戻された。NY時間に入るとS&Pが米国格付けをネガティブから安定に引き上げたことで99円台に乗せるなど激しい動きが目立った。結局、99円30銭は今回の高安の半値戻しであり一目の基準線もこのレベルに位置したことを意識したとみられ跳ね返された。市場はテクニカル通りの動きをしている。99円30銭は目先の天井を打った可能性が高く、再度このレベルに近づいた時には一旦売りを入れておきたい。
今日の日銀会合で下振れするようであれば、中期的な買いポジションを最終的に仕込むつもりで臨む。

ドル円予想レンジ:99円10銭~98円00銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]戻し売りが控える

(豪ドル円30分足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20130611_hiashi.jpg


週末に発表された中国経済指標が軒並み予想を下回ったことで週明けオセアニア市場でオージー売りが先行して始まった。対ドルでは先週終値よりも100ポイント余り下の0.93台後半まで下落。しかし、その後日経平均株価の上昇によりドル円が堅調な地合いで始まったことで値ごろ感から一部オージー円ストレートの買いも散見。対ドルでも買いが入ったものの中長期のサポートとなっていた0.95ドルが今度はレジスタンスとなり上値を抑えられた。依然として金も上値が重く上昇に転じるにはまだ時間がかかりそうだ。

オージー円予想レンジ: 94円30銭(61.8%)~92円70銭(先週末終値)

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[ユーロ米ドル]レンジ相場に突入

(ユーロ米ドル時間足)



先週の米雇用統計後にドルが全面安となりユーロは1.33ドル台に乗せたもののその後は利益確定の売りに押されて終了。週明けの東京市場でも売りの動きは残り上値の重い展開となった。しかしドル円の堅調な地合いを受け短期筋のユーロ円の買いが欧州時間にはみられた。NY時間にはS&Pの米国格付け引き上げ報道によりドルが上昇するとユーロは1.31ドル台に押し戻された。ECBドラギ総裁は景気が回復すれば金利は再び上昇すると発言したものの、市場はドル主導での動きが強く、欧州の材料には反応薄となった。
その後、ブラード・セントルイス総裁がインフレ鈍化によりFRBが積極的に債券購入を継続する可能性があると発言するなど、量的緩和継続への期待が強まりドル売りが強まるとユーロはこの日の高値となる1.3268まで上昇。
ただ、先週の雇用統計後の高値となる1.3305には届かず米国株式や債券市場の動きを中心とした動きから、当面はレンジ相場に入ったとみる。1.32割れでは買いを入れ1.33付近では売りを入れながら細かくとっていく。

ユーロドル予想レンジ:1.3300~1.3180

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