ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-06

[全般]ドルや株式など全面安

日銀が為替だけではなく世界の株式市場にも大きな影響を与えるなど、世界的な金融政策の不透明感が浮き彫りとなった。
日銀は1年間以内の固定金利オペ据え置きを全員一致で決定。また、黒田日銀総裁の記者会見でもこれといった債券市場の安定に向けた措置を打ち出さなかったことでドル円は大幅下落となった。株式市場も日経平均株価が200円近く下げたことで欧州やNY株価もその影響を受け軒並み全面安となった。一方、当の日本の債券市場は落ち着いた動きを見せていた。結局、為替市場では日銀がオペを延長したとしてもドル売りのタイミングをどこかで狙っていたとみられる。欧州からNY市場にかけ一時は落ち着きを取り戻したものの、NYダウの下落が加速し米長期金利が低下すると再びドル安が進んだ。
ECBの金融政策に関してはECBのアスムッセン理事が債券買入れは無制限である必要があるとの発言などからユーロが売られる場面もあったがドル安が進むと結果的に上昇。ドル円は再び95円台に突入しクロス円も全面的に円高が進むなど予想外な動きとなっている。
円も全面高となり市場は不安定な動きが今週も続いている。流動性が低下している中でヘッジファンドなどが仕掛けているような動きもみられ、一方向に動き出すと止まらない。
日米欧の金融政策の不透明さが投機筋にとっては市場を動かしやすい状況となっている。
来週のFOMCまでは不安定な相場が続くとみられる。値動きが大きい相場は絶好のチャンスではある。反対方向に行ったときには無理をせず流れに沿って動くことをお勧めする。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀会合で下振れも

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130612_jikanashi.jpg


日銀が1年の買いオペ期間を据え置いたことを受け海外勢を中心としたドル円の売りが再び加速した。日銀の発表前にはNYでの買いの勢いもあり寧ろドル円は99円台で底堅い動きとなっていたこともあり、カウンター気味に下げがきつくなった。一旦は98円付近で下げ止まったかと思われたが黒田総裁会見後の欧州市場では欧州株式市場が軒並み下落。ドルが全面安となりドル円は96円台に突入。ここでも一旦下げ止まりが見えたが今度はNY市場で長期債利回りが低下したことで更にドル安が進み95円58銭まで下落。一日で3円50銭余りの大幅下落となった。この下落幅は6月6日の下げ幅とほぼ同じで一先ず一日の下げとしては限界とみる。今日は昨日の下落の勢いも残り日経平均が下落して始まれば再度下値を試す展開とみるが、その後は買戻しの動きが入り始めれば大幅上昇も期待できる。リスクの後はチャンスあり。

ドル円予想レンジ:97円60銭~95円00銭

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[豪ドル円]90円の節目を守れるか

(豪ドル円週足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20130612_jikanashi.jpg


93円ミドル付近で朝方は底堅い動きが続いたがドル円の下落が始まると下落に転じた。クロス円の損切も巻き込みながら欧州市場で90円15銭まで下落後に一旦は買い戻しが入った。しかしNY市場ではドルが全面安となり再び売りが強まると心理的な節目となる90円を試しに行ったが跳ね返された。短期的にはダブルボトムを形成したことで90円付近では買いが並ぶとみる。対ドルでもドル売りが強まったことで0.93を底に上昇に転じている。90円割れにストップを入れながら90円ミドル付近でロングを作ってみたい。

オージー円予想レンジ: 92円40銭(61.8%)~90円00銭

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[ユーロ米ドル]ECBの金融政策

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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ドルが全面安となったことでユーロは堅調な地合いが続いている。
この日はECBの債券購入プログラムの合憲性を巡り審議を待ちながらも色々な発言が相次いだ。アスムッセンECB理事はECBの債券購入は無制限である必要があると発言。プラート専務理事はマイナス金利の行動の余地があるとした。また、マクチ・スロバキア中銀総裁も必要に応じて金利に関して措置をとると発言。ECBの金融政策の不透明感が広がる中でスペインやイタリア国債利回りが大幅上昇しユーロは上下に激しく揺さぶられた。結果的にドル金利低下によるドル売りが強まりユーロは当面の天井とみられた1.33ドルを超えて高値引けとなった。日足でみるとダブルボトムを付けてそのネックラインを超えてきたことでもう一段の上昇も期待できそうだが、今回の上昇はドル安の影響が大きい。ユーロ自身の買い材料は今のところなく、欧州株価も軒並み下落するなどユーロの上昇にも限界がある。

ユーロドル予想レンジ:1.3340~1.3230

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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