[全般]FOMCを控え今日も神経質な展開
日経平均が上昇して始まりドル円も堅調なスタートとなりその動きは欧米市場でも継続。NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が7.84と大きく上昇したことや、その後発表された住宅市場指数も52と予想の45を大きく上回った。景気の分かれ目を示す50を上回ったのは7年2か月ぶりだ。NYダウは一時180ドル近い上昇となった。しかし、午後に入るとFT紙の電子版でバーナンキ議長の記者会見で資産購入縮小に近づいていると示唆する可能性が高いとの単独記事が流れるとドルが上昇し株価の上値が抑えられた。
その後、同記者がツイッターで「FRBは市場操作するためにジャーナリストに何もリークしない」と発言。再びドル売りが強まった。このような観測記事に為替や株価が振り回されること自体、市場が明日のFOMC発表を控え神経質になっていることを表すものだ。ユーロやドル円なども結果はほぼ往って来いとなるなど方向感が定まらない。
先週の米国経済指標では予想を下回るものが多かったが、昨日は反対に上回るなど一喜一憂の相場展開だが、全般に米国景気の回復は緩やかな回復を示している。この状況はまさにバーナンキ議長も同様に悩ましい思いでみていることだろう。しかし、いずれは出口に向かわざるを得ないこともあり、債券購入を縮小しても緩和政策に変化はないという言い回し程度しか市場の影響を収められそうにない。
FOMCまで後一日と迫り、今日はドイツのZEWや米CPI,住宅着工件数といった指標発表を控え、更に神経質な反応を示すことになりそうだ。
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[米ドル円]上値の重さ確認後は

日経平均の上昇に連動する格好で堅調な地合いで始まったドル円は94円前半からじりじりと値を上げ95円台に乗せて東京市場を終えた。この時点ではドル円や株価の下落はほぼ終了したのではないかといった楽観的なムードが漂った。NY市場でも米景気指標が好結果となったことを受け一時95円20銭まで上昇。しかし、先週末のNY高値となる95円32銭まで届かず失速。その後FT紙電子版で量的緩和縮小の検討に近づいているとの記事でそのムードも一転。再び94円前半まで押し戻されるなど、不安定な動きが依然として継続。時間足をみると三角保ち合いが終息し始めており、そろそろどちらかに放れるかもみ合い状態に入るかどちらかだ。放れるとすれば昨日の上値の重さを確認した後だけに、93円台を試す可能性が高い。
しかし、明日のFOMCを控え下割れするような地合いではなく、下げたところは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:94円90銭~93円80銭
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[豪ドル米ドル]RBA議事録公開で下値リスク高まる


週明け東京市場の株価が堅調な地合いで始まったことでリスクオンの動きから久しぶりにオージー円での買いも見られた。ドル円がオージードルを押し上げた格好だ。
しかし、欧米市場に入ると対ユーロと対ドル双方から売りが散見。結局0.98ドルまでの戻しに失敗。ボリンジャーバンドの中心線でもあり6月6日の高値でもある0.96ミドルがレジスタンスとなり折り返したことで再び弱気のセンチメントが強まった。
今日のRBA議事録要旨の公開で再び景気減速による追加緩和の可能性や為替レベルへのけん制する内容が再確認されるようであれば下落リスクが高まる。
明日のFOMCでも債券購入の縮小に言及があればドル高によるオージー売りが強まるとの見方から上値の重い展開になりそうだ。
オージードル予想レンジ:0.9600~ 0.9430
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[ユーロ米ドル]短期の三角保ち合い上に放れる

週明けのアジア市場でドルが全面高となったことでユーロは上値の重い展開で始まった。
しかし、欧州市場が始まると軒並みユーロ圏各国の株価が上昇したことでユーロ買いが強まった。しかしNY時間にFT紙の量的緩和解除に近づいたとの単独記事が伝わるとドル買いが再び強まった。時間足の三角もち合いが収束してきたところで今度はFT記事が全くの観測記事であったことが明らかとなりドル売りが再び強まるとユーロは保ち合いから上に放れた。しかし、結局1.34ドルに届かず短期的なエネルギーは消耗したことで上値を超えるのは目先難しくなった。明日のFOMCでは量的緩和縮小に向けた何らかの発言があるとの見方は根強いことからドル買いの動きが強まる可能性が高い。
今日はドイツとユーロ圏のZEWが発表されるが、神経質な展開の中で一時的に反応しやすい。しかし、1.34ドルから1.33ドルのレンジを超える程のエネルギーはなさそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3380~1.3300
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