[全般]中国株価下落からの波紋
欧米市場でもアジア株の急落が影響し下げ幅を拡大。NYダウも大幅な下落から始まった。
その後、ダドリーNY連銀総裁やコチャラコタ・ミネアポリス総裁が低金利政策の継続を維持するような発言を受けて急速に値を戻す場面も見られたが、引けにかけて再び売りが強まった。米長期金利は2.6%台に乗せるなど債券市場では既にゼロ金利解除への期待感も織り込み始めるなどやや先走りの動きが目立った。
世界的な株価の不安定な動きが為替市場でも神経質な動きとなり方向感の定まらない動きが続いている。
結局、量的緩和の終了は世界的な流動性を低下させるとの見方から投資家がアジアなどリスク資産を手仕舞う動きが強まったという事が背景にある。しかし、この動きも債券市場と同様に極端に動き過ぎているように見える。バーナンキ議長の言う様に、景気見通次第では量的緩和を継続することになる。また、量的緩和終了は緩和政策の終了を示すものではないことを言及しているのを市場は先読みし過ぎている。
今の踊り場相場的な乱高下も時間が経てば株式相場も落ち着き、為替市場の不安定な動きも収まれば暫くもみ合いに入るとみている。
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[米ドル円]当面のレンジ探り

週末の都議選で自公が圧勝したこともありアベノミクスへの期待感の高まりもありドル円は98円台に乗せて始まった。その後も日経平均株価の上昇がドル円の下支えとなり昼にかけて98円70銭まで上昇。このままもう一段の上値を試すかと思われたが、中国上海株式市場が急速に値を下げるとアジア市場全体に波及。日経株価下落がドル円の上値を抑えた。その後欧州市場でも中国の煽りを受け軒並みユーロ圏各国株式が下落しNY市場も下落。ドル円は97円20銭まで売り込まれるなど、高値から1円50銭の大幅下落となった。先週のFOMCで一先ず混乱は終わったかに見えたが、依然として荒っぽい動きが続いている。しかし、ドル金利の上昇がドルの下支えとなっていることから下値も限定されるものの一目の雲の下限を下回って引けたことから下落の勢いはまだ残る。
目先はレンジの下限と上限の探り合いが続きそうだ。
ドル円予想レンジ:98円40銭~97円00銭
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[豪ドル円]SARが買いサインに転換


オージー円は他の主要通貨と比較しても底堅い動きを示した。
アジア市場で中国上海総合指数が急落。中堅の銀行の資金繰り懸念が広がったことが中国経済成長への懸念を高めた。これまでであれば中国が貿易の最大の相手国である豪州が最も影響を被ることからオージー下落に繋がっていた。しかし、昨日は寧ろオージーは対ドル対円でも上昇するなど、これまでの下落の流れに変化がみられる。
パラボリックのSARは昨日で下落から買いのサインに転換。米国の景気回復からの量的緩和終了に向けた動きが明示され、売られ過ぎた通貨に資金が戻り始めている。
中長期での投資通貨としてのオージーが見直されてきたという見方も出来る。
悪材料出尽くしから打診買いを入れておき、89円を大きく割り込むようであればロスカットを入れておく。
オージー円予想レンジ:92円80銭(23.6%)~89円00銭
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[ユーロ米ドル]ギリシャ政局不安の影響はなく


先週後半からのドル上昇の流れを引き継ぎ週明けの東京市場でもユーロはドルに対し上値の重い展開で始まった。しかし、中国上海市場の株価下落に伴い世界的な景気への懸念が高まると欧米各国の株式市場の軒並み下落に転じた。ギリシャの政局不安が先週から高まり始めたこともユーロの上値を重くした。
しかし、最終的にギリシャへのIMFやEUからの融資は滞りなく実施されるとの観測もあり、ユーロ売りも大分限界に近づいたとみる。明日は一目のねじれが生じることもあり、上昇に転じるきっかけとなるか注目される。
ユーロドル予想レンジ:1.3230~1.3080
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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