[全般]米長期金利低下と株高ドル高
東京市場では中国金融リスクなどもあり日経平均株価が三日続落。前日のNYダウが上昇したことや長期金利の上昇などでドル円は高値圏で始まったが、結局日経株価の下落に引き攣られて下落した。欧州市場ではドルの買戻しの動きが強まったがNY市場に入ると再び下落。米1-3月GDP確定値が予想の+2.4%を下回る+1.8%となったことを受けドルが一斉に売られたためだ。しかし、その後NY株式市場の上昇に伴いリスク回避の動きが後退すると再び円売りドル高が復活。一方、米国長期金利の利回りが急速に低下したがドル売には繋がらず、この日の為替市場は株式市場の後をついて行った格好となった。
この日はラッカー・リッチモンド連銀総裁が「QEに関し市場は先足っている」と発言したことも金利低下と株上昇をもたらした。
今週に入りNY連銀やダラス、ミネアポリス連銀総裁が相次いで発言。先週のFOMC以来市場が量的緩和縮小期待の高まりが進み過ぎたことで市場の先走りを抑えようとする動きが目立つ。しかし、量的緩和縮小と終了の動きは既に始まっており、あとはどう手綱を扱うかということだけだ。
米国の為替や株式市場は米国の金融政策の変化に対する踊り場的な局面にあり、双方の市場を睨みながらの展開はもうしばらく続きそうだ。
今日のNY時間には個人消費支出や新規失業保険申請件数次第で株や債券市場が影響されそうだが、結果的にドル高の流れに変化はなしとみる。
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[米ドル円]レンジの幅を探る展開


東京市場でのドル円の動きは日経平均株価との連動性が高く、海外では異なる動きを見せている。
昨日も早朝から高く始まったドル円も中国株式市場が年初来の安値を更新すると日経平均も下落しドル円も攣られて下落。しかし、欧州市場ではユーロ圏各国株式市場が軒並み上昇して始まったことを好感しドル円も上昇。
だが、NY時間に発表された米1-3月GDPが予想を大きく下回ったことで量的緩和縮小時期が先送りされるとの思惑から長期金利が低下しドルが全面安となった。一方、株式市場では金利低下への期待から前日に引き続き上昇。昨日は米景気指標の好結果を受けて上昇し、この日は悪化を受けて上昇するなど金融相場で動くのか業績相場で動くのかどちらにしても買いが先行しやすい。それは、結果的に米国景気が回復していることを裏づけるものと考えられる。結局、ドル円は米国長期金利の低下と株式市場の上昇で動きが相殺されるなどレンジ内での動きが継続。98円を挟んでレンジの高値と安値を確かめようとする動きから、レンジ取引に徹している方が儲けを出しやすい。
ドル円予想レンジ:98円70銭~97円20銭
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[豪ドル円]豪党首選の影響は限定的

昨日実施された豪州与党労働党の党首選では現役のギラード首相が破れラッド元首相が返り咲いた。為替に関しては下落リスクが懸念されたが寧ろ経済の立て直しに対する期待などからオージーの底値は支えられた。中国上海総合指数も今年最安値を更新したものの、オージードルに対する影響は見られず、寧ろ底堅さが印象的となった。
NY市場でも株価の上昇からリスクオフの動きが後退しオージー買いがみられるなど、これまでの売りは一巡し買いの動きが徐々に目立ち始めている。
ボリンジャーバンドの下限から中心線へと向かい始めているのがみられるが、その速度は遅い。じっくりと腰を据えて買いを入れていくが、今年最安値となる88円80銭(1月2日)には損切を入れておく。
オージー円予想レンジ:91円50銭~90円40銭
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[ユーロ米ドル]緩和期待から下落幅拡大

先週からのドル高の流れが止まらずアジア市場から上値の重い展開が続いた。
欧州各国の株式市場は軒並み上昇しているもののユーロの買いにはつながらなかった。
この日ドラギ総裁がユーロ圏経済の下振れリスクがあり、必要なら新たな行動に出ると発言したことでユーロの下落幅が拡大。ロンドンフィキシングにかけて纏まった売りも出てユーロはこの日最安値となる1.2984まで売り込まれた。しかし、米長期金利の低下からドル売りの動きが強まるとユーロの下落は踏みとどまった。
昨日は一目の雲のねじれが生じたが大きな変化は見られなかった。
雲の上限で踏みとどまったことで首の皮一枚上昇の可能性を残しているものの、依然として下落のリスクは残る。今日のNY市場で米長期金利の低下が進むかがポイントになる。
ユーロドル予想レンジ:1.3100~1.2940
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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