[全般]リスクオンの動き強まる
ドル円は素直に反応して上昇したものの日経平均株価は先週末のNYダウが大きく下落したことを受け午前中は利益確定の売りが強まりドル円の上値を抑えた。しかし、午後に入ると中国株式が堅調な地合いとなると日経平均も上昇に転じたことで市場全般にリスクオンの動きが強まった。特にオージー円などリスク通貨に直接買いが入るなど円売りの動きが強まった。
欧米市場もこの短観の結果が影響し株価は堅調にスタート。NY市場で発表された米6月製造業ISMが50.9と予想の50.1を大きく上回ったことで順調に米国景気回復基調が続いていることを確認。ただ、長期金利は先週末よりも若干低下するなど調整の動きもみられドルは全般に上値の重い展開となった。
今週末の雇用統計を控え金利面では寧ろポジション調整が続くものの、株式市場ではリスクオンからのクロス円の買いが目立ち始めた。
この動きが単発の動きで終わるかどうかは米国量的緩和縮小の動きがバーナンキ議長の発言通りに年内に行われるかどうかにかかっている。
株式市場の動きをみてもわかるように午前と午後の動きが180度変わることが多く、日中の変動幅は大きいままとみる。
今日の東京はNYダウの上昇に伴い堅調にスタートすることになり、リスクオンの円売りが先行しやすいものの、短期的な利食い売りも出やすい。
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[米ドル円]100円を意識し過ぎて


日銀短観では円安が進んだことで輸出が好調な結果を背景に7期ぶりに景況感がプラスに転じた。また、企業のドル円想定レートが91円20銭と前回の85円からかなり円安に修正したものの、依然として円高へのリスクを見込んだレベルを設定。昨日も一部で輸出の売りが散見されたが、じりじりと円安が進んだ。日経株価の上昇などからリスクオンからのクロス円の買いがドル円を押し上げた。一方、米長期金利は先週末と比較して低下傾向にありドルは全般に売りが強まる中でドル円も100円を目の前に上値を抑えられた。
ドル円は103円台から93円台に10円近い下落があったことで、100円からの買いは慎重にならざるを得ない。もし、100円を超えるようであれば一旦は売りを出しておくことをお勧めしたい。7月に入り年の後半に入ったものの、雇用統計までは本格的な円売りは出しにくい。
ドル円予想レンジ:99円90銭(61.8%)~98円90銭(38.9%)
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[ユーロ米ドル]ドル高一服

米長期金利は株高に押された格好で低下。ISM製造業が予想を上回り量的緩和縮小が意識されれば本来長期金利上昇に繫がるものの、昨日は調整の動きもありドルの上昇は一服。
この発表後寧ろ、ドルの売り戻しが強まりユーロも小幅反発した。しかし、ドル高の流れは変わらずユーロの買いも一時的なもので終わりそうだ。ユーロ円の買いが一部で散見されたものの短期取引を中心としたものとみられる。木曜日のECB理事会や金曜の米雇用統計もあり動きにくい状況となっている。下落リスクは残るものの、目先は下値も堅く1.31から1.29ミドルのレンジ取引に徹していく。
ユーロドル予想レンジ:1.3100(23.6%)~1.2990(雲の上限)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA会合後の上昇も


東京市場ではほぼ一貫してオージー円の買いが入り上昇。個人などのオージー円でのストレートの買いが入ったとみてよい。ただ、纏まった買いがまだ見られないのは打診買い程度とみられる。対ドルでのオージードルは依然として上値が重く、昨日はドル円の上昇に支えられたものだ。昨日の上昇は先月末の中国金融リスクの高まりから売りが出た反動でもあり買い戻しが一巡すれば買いの勢いは衰えそうだ。
今日はRBA会合を控えるが、これまでの緩和政策の効果はそろそろ出始めているものの、政局不安も残り本格的な安定にはまだほど遠い。
ただ、昨日の金価格やコモディティーなども上昇したともあり少なくとも下値は限定的とみる。次のレジスタンスはボリンジャーバンドの92円40銭となるが、日経株価の上昇勢いがつけばフィボナッチの23.6%戻しとなる92円80銭付近が意識される。
オージー円予想レンジ:92円80銭(23.6%)~91円60銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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