[全般]雇用統計前のポジション調整
昨日は日経平均株価が下落して始まったことからドル円も利益確定の売りが入り上値の重い展開で始まった。その後オージー売りが急速に強まるとクロス円全般に円の買い戻しの動きが始まった。欧州市場の始まる頃にポルトガルの政局不安が拡大したことを受け同国国債利回りが一時7か月ぶりの8%台に上昇したことでユーロが対円対ドルで下落。ドル円も急速に下げ足を速め100円を割り込んだ。その後もエジプトでクーデターが始まったとの報道などからリスク回避の動きが強まると円は更に上昇。
一方、NY市場ではADP雇用統計が発表され、予想の16万人を上回る18.8万人の増加となった。また、新規失業保険申請件数も34.3万件と予想の34.5万件を下回る結果となったことでリスク回避の動きが後退。明日の雇用統計への期待が高まると同時に株価が金利上昇にも拘わらず結果を好感しダウも上昇するなど、景気回復に株式市場が素直に反応した。今日は米国独立記念日という事でこの日の株式市場は半日で終了。今日も休場となることから明日の雇用統計を前にポジション調整の動きが活発となった。
今日は市場参加者が少ないことから薄商いの中でBOEやECBの政策会合が開かれる。
ポルトガルの政局不安やエジプトのクーデターなどリスクの高まる状況下で荒っぽい動きになりやすいことから振り回されないように注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]過熱気味相場に冷や水

朝方にドル円は前日の高値を超えて100円86銭を付けるなど101円乗せを狙う強気ムードが漂っていた。その後日経平均株価が下落して始まるとドル円でも利益確定の売りや実需の売りも見られたが100円ミドル付近では買いも並んだ。しかし、欧州市場に入りポルトガルの政局不安からリスク回避の動きが強まるとクロス円全般に売りが強まりドル円もすんなりと100円を割り込んだ。前日に100円を簡単に上抜けするなど100円はそれ程強い節目にはなっていないようだ。
その後もエジプト軍部のクーデターなどで市場の不安は高まりドル円は損切を巻き込みながらこの日の安値となる99円23銭まで下落した。
NY市場が始まりADP雇用統計や新規失業保険申請件数が予想以上の好結果となったことを受けリスク回避の動きが後退。クロス円などの買い戻しも入りドル円は100円台に再度乗せるなど荒っぽい動きが目立つ。今日はNY市場が休場となることから薄商いの中でとエジプトやポルトガルといった不確定リスクが多いものの、下押し場面では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:100円40銭~99円20銭
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[ユーロ米ドル]ポルトガル政局不安とECB理事会

ポルトガルの緊縮財政を進める閣僚二人が辞任したことで財政再建への不安が拡大し同国10年国債利回りは一時的に7か月ぶりの8%台に乗せるなど、再び欧州リスクが高まってきた。その後は利回りも低下するなど落ち着きを取り戻したものの、ユーロ圏各国の株価も軒並み下落。リスク回避の動きが高まりユーロ円を中心とした売りが強まりユーロドルも1.29前半まで売り込まれた。しかし、NY市場に入り景気指標が予想を上回る好結果となったこともありリスク回避の動きが後退するとユーロ円などの買い戻しなどもあり上昇。また、ロンドンフィキシングにかけて纏まった買いが入りショートカバーを引きずり出しこの日の高値となる1.3033ドルを付けた。
下髭の長い陽線のローソク足が出たことで底値を形成した可能性が高い。ただ、一目の雲の厚みが薄いこともあり上昇に転じるという状況ではない。
今日はECBの政策会合が開かれるが、ポルトガル政局不安などもあり更なる緩和政策などに言及があれば一時的に下落リスクが高まる。しかし昨日の安値は当面の底打ちを表すもので、最終的に買いの勢いが勝ることになりそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3070~1.2970
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[豪ドル円]日経株価と住宅許可件数に注目


朝方発表された豪州5月貿易収支は予想を上回る黒字となったが小売売上が+0.1%と予想の+0.3%を下回るなど強弱こもごも。ドル円も堅調な地合いとなったことでオージーの底堅さが目立った。しかし、その後RBAスティーブンス総裁が「豪ドル安が経済を支援する」「当面はトレンドを下回る経済成長が続く可能性」と発言したことを機にオージーは急落。ファンドの売りなども散見され対ドル対円でオージー売りが一気に進んだ。
エジプトのクーデターやポルトガル政局不安なども重なりリスクオフの動きが強まり、更に今回の総裁発言。明日の雇用統計を控え米国独立記念日でNY市場が休場となるため、一足先にポジション調整を出してきた可能性が高い。かなり振り落された事からそろそろ買いのチャンスが近づいている。
昨日のNY株価上昇に伴い今日の日経平均株価は上昇で始まるとみられリスクオンの動きからオージー円に買いが入りやすい。一方、10時半に発表の豪州住宅建設許可件数では前月から1%落ち込むと予想される。結果次第で売りが強まるようであれば買いを入れていきたい。
時間足の上昇チャネルの下限を昨日は下回ったものの下限の位置する91円30銭付近までのプルバックもみられ、そこを超えて行けば61.8%戻しの91円60銭が視野に入る。
オージー円予想レンジ:91円60銭(61.8%)~90円50銭
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