ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]ドル買いも一休み

週明け東京市場は前週末の米雇用統計の結果を受けドルは堅調にスタート。ドル円も早朝に101円52銭と5月30日ぶりの高値を更新した。
日経平均株価もNYダウに攣られて高値で始まったものの、その後は中国株式市場の下落などアジア株全体が下落するのに合わせる格好となり最終的に200円余り下落して引けた。ドル円も株価の下落につられて先週からの利益確定の売りに押され101円を割り込んだ。欧州市場ではトロイカの査察が終わりギリシャへの支援が滞りなく支払われるとの見通しもあり欧州株が全面高となったことを受けドル買いが進んだ。しかし、エジプトでは軍が民衆に対し銃撃戦で50人余り死亡するなどリスクオフの動きが強まると、再びドル売りが強まった。NY市場では株価が上昇する中で債券利回りが低下したことでドルは全般に上値の重い展開となった。米国景気回復期待が強まる中で量的緩和縮小の時期が早まるとの見方に対し株価は素直に反応したのに対し長期金利上昇には繋がらなかった。
量的緩和の縮小と終了したとしても緩和政策は継続するとのバーナンキ議長の発言に裏付けされるように、最近の長期金利の急ピッチな上昇に対する警戒感が強まったとみられる。
ドルも先週末には上昇が早過ぎたことも昨日の調整に繋がった。
また、テクニカル的にみるとユーロやポンドは今年の最安値に近づいたことも、買戻しのタイミングに繋がったものとみられる。
今日は中国のCPIとPPIがアジア時間に発表され、中国の景気減速があらためて示されるようであれば株が下落しドル円にも下押し圧力がかかることになる。しかし、ドルと日欧などの金融政策ギャップによるドル高の流れに変化はなく、あくまで調整の動きとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]テクニカルなレジスタンスに抑えられる

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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朝方は先週発表された米雇用統計の結果を受けたドル買いの勢いが強まりこの日の高値となる101円52銭まで上昇。しかし、その後は実需筋からのドル売りが出ると短期筋の利益確定の売りに押された。また、中国の株価が大幅下落となったことを受け日経平均もマイナスに転じたことからドル円の売りが強まり101円台を割り込んだ。
欧州市場に入り欧州各国の株価が上昇したことを受けドル買いが進んだ場面もあったがNY市場では米長期金利が低下したことでドルは全面安の展開となった。
全般にドル調整の売りが強まる中で、ドル円は101円ミドル付近にある複数のテクニカル的なレジスタンスを意識。一目の雲の上限やボリンジャーバンド、そしてフィボナッチの76.4%戻しのレベルが上値を抑えた。
一目の雲の上限はここから徐々に下げてきており今日もまだ調整の動きが続くとみる。ただ、ドルの中長期でみた上昇トレンドに変化はなく下げたところでは買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:101円50銭~100円30銭(76.4%)

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[ユーロ米ドル]ギリシャへの支払い承認

(ユーロ米ドル日足)



トロイカはこの日ギリシャでの査察を終え、一部公務員の削減が遅いなどの問題もあったが最終的にユーロ圏財務相会合では支払いが承認されたことで買い安心感が高まった。また、ドラギ総裁があらためて低金利政策の継続を示す一方、長期間維持する事への同意は難しいとも発言したことでユーロの買戻しの動きに繋がった。
全般に先週後半に下落幅を拡大した反動がみられる。
今年最安値となる1.27ミドルに近づいてきたことが意識されポジションの巻き戻しが入りやすいことも確かだ。ポルトガルの政局も一先ず連立政権の継続見通しが高まったことも買い安心感につながった。
最終的なドル高ユーロ安の流れは継続とみるが、昨日の高値圏で引けるなど買いの勢いは依然として強く、今日ももう一段調整の買いが入るとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.2950(転換線、23.6%)~1.2840

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[豪ドル円]時間足ではほぼ100%戻し達成

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20130709_jikanashi.jpg


オージーは対ドル対円ともに底堅い動きが目立った。
アジア市場ではドル円が日経株価に連動し上値の重い展開となったことで91円前半まで押し戻されたが欧米市場では再び反発。欧米株価の上昇によりリスクオンの動きが強まったこともオージー買いにつながった。また、エジプトが銃撃戦で50人余り死亡するなど国内の混乱により石油やコモディティー価格、そして金などが上昇したことも買い安心感につながった。ただ、時間足でみたオージー円は3日の下落幅をほぼ100%取り戻したことで、92円ミドル付近で一旦は上値を抑えられそうだ。
今日の中国CPIやPPIが予想を上回るような結果になればオージー買いに繋がるとみるが、それでも92円ミドルを超えられなければ売りを出しておきたい。

オージー円予想レンジ:92円50銭~91円60銭

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