[全般]バーナンキ議長講演とFOMC議事録
欧州時間にアスムセンECB理事がECBのフォワードガイダンスは1年を超えると発言したことでユーロ売りが進んだ。また、その後S&Pがイタリア格付けを引き下げたことで更に売りが加速。ポンドも英国5月鉱工業生産や製造業生産指数が予想を大きく下回ったことを受け下落。
アスムセン理事はその後フォワードガイダンスの正確な期間を示したつもりはないと発言したことでユーロ売りは収まった。欧州問題が再び注目されているようにも見えるが、結局ドル上昇の流れが強いという表れだ。
今日はNY時間にバーナンキ議長の講演が行われるが、先週の雇用統計の結果に関して量的緩和縮小時期に言及するか注目される。また、この日は前回のFOMC議事録が公開される。メンバーの中で量的緩和継続の意見が多く見られるようであれば一旦はドル売りに反応してくる可能性が高い。しかし、最終的に量的緩和縮小と終了はどこかでやらざるを得ない。ただ、これまでドルや債券利回りが急ピッチで上昇したことから市場は慎重な動きがみられることから、暫くは調整の動きが継続するとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]101円挟んでのもみ合い


ドル円の買い材料は多いものの上値を買っていくにはまだ時間調整が必要のようだ。
日経平均株価は堅調な中国市場を背景に363円上昇。IMFがこの日発表した経済見通しも日本が先進国で最も高い成長率となったがドル円への影響は限られた。
これまでであればドル円の買いに反応したものの、急速なドル高に対する警戒感が漂う。5月に103円後半まで上昇した後に10円余り下落した記憶がまだ生々しく脳裏に残っている。昨日のNY市場でイタリア格付けが引き下げられたことでユーロ円の売りが出て一時ドル円は100円80銭近くまで下落したが、しっかりとした買いがこの近辺で並んでいたとみられる。
100円後半では買いを入れて101円ミドル手前で利食いを入れるレンジ取引に徹する。
ドル円予想レンジ:101円50銭~100円75銭(50%)
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[ユーロ米ドル]今年最安値に迫る


前日の流れを引き継ぎユーロはアジア市場で堅調な地合いで推移。しかし、欧州時間にアスムセンECB理事が前回のドラギ総裁発言に加え、フォワードガイダンスは1年を超えると発言したことでユーロ売りが進んだ。その後買戻しの動きが入ったもののNY時間にS&Pがイタリア格付けを引き下げたことで再び売りが加速。この日の安値となる1.2754まで売り込まれた。今年最安値の4月4日に付けた1.2743には届かなかったものの、ほぼ安値引けとなったことで依然として下値リスクは燻る。S&Pによるイタリア格下げは既に昨年ムーディーズが引き下げていることもありサプライズというほどではなかったものの、ドル高の流れが継続されていることもありユーロ売りに敏感に反応したとみられる。
もし、4月に付けた安値を下回るようであれば昨年の11月に付けた安値1.2660が次のサポートになる。
ユーロドル予想レンジ:1.2860~1.2740
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国株式市場や金価格の上昇


オージーはユーロやポンドなどの動きに連動することが多く見られたが、最近では反対の動きが目立つ。昨日発表された豪州6月企業景況感指数が-8と予想の-4を大きく下回ったことから売りが強まったものの、その後は中国や日経平均株価の上昇により対ドルで6日ぶりの高値を更新。対ドルでは依然として荒っぽい動きが目立つものの欧米株価もアジア同様堅調な地合いとなったことや金価格上昇などからリスクオンによるオージー買いも見られた。
強いレジスタンスとみられた92円50銭を上抜け93円台に乗せたところで一旦は利益確定の売りが散見。しかし、NYの引け値ベースで92円50銭を上回ったことで目先もう一段の上値を試す展開が予想される。ただ、ドル円の上値が重いこともあり上昇幅は限られそうだ。
オージー円予想レンジ:93円50銭(BB上限)~92円30銭
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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