ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]バーナンキ議長講演とFOMC議事録

昨日はユーロやポンドが再び下落幅を拡大したがドル円は殆ど動意乏しく時間調整に入った。
欧州時間にアスムセンECB理事がECBのフォワードガイダンスは1年を超えると発言したことでユーロ売りが進んだ。また、その後S&Pがイタリア格付けを引き下げたことで更に売りが加速。ポンドも英国5月鉱工業生産や製造業生産指数が予想を大きく下回ったことを受け下落。
アスムセン理事はその後フォワードガイダンスの正確な期間を示したつもりはないと発言したことでユーロ売りは収まった。欧州問題が再び注目されているようにも見えるが、結局ドル上昇の流れが強いという表れだ。
今日はNY時間にバーナンキ議長の講演が行われるが、先週の雇用統計の結果に関して量的緩和縮小時期に言及するか注目される。また、この日は前回のFOMC議事録が公開される。メンバーの中で量的緩和継続の意見が多く見られるようであれば一旦はドル売りに反応してくる可能性が高い。しかし、最終的に量的緩和縮小と終了はどこかでやらざるを得ない。ただ、これまでドルや債券利回りが急ピッチで上昇したことから市場は慎重な動きがみられることから、暫くは調整の動きが継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]101円挟んでのもみ合い

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130710_jikanashi.jpg


ドル円の買い材料は多いものの上値を買っていくにはまだ時間調整が必要のようだ。
日経平均株価は堅調な中国市場を背景に363円上昇。IMFがこの日発表した経済見通しも日本が先進国で最も高い成長率となったがドル円への影響は限られた。
これまでであればドル円の買いに反応したものの、急速なドル高に対する警戒感が漂う。5月に103円後半まで上昇した後に10円余り下落した記憶がまだ生々しく脳裏に残っている。昨日のNY市場でイタリア格付けが引き下げられたことでユーロ円の売りが出て一時ドル円は100円80銭近くまで下落したが、しっかりとした買いがこの近辺で並んでいたとみられる。
100円後半では買いを入れて101円ミドル手前で利食いを入れるレンジ取引に徹する。

ドル円予想レンジ:101円50銭~100円75銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]今年最安値に迫る

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20130710_jikanashi.jpg


前日の流れを引き継ぎユーロはアジア市場で堅調な地合いで推移。しかし、欧州時間にアスムセンECB理事が前回のドラギ総裁発言に加え、フォワードガイダンスは1年を超えると発言したことでユーロ売りが進んだ。その後買戻しの動きが入ったもののNY時間にS&Pがイタリア格付けを引き下げたことで再び売りが加速。この日の安値となる1.2754まで売り込まれた。今年最安値の4月4日に付けた1.2743には届かなかったものの、ほぼ安値引けとなったことで依然として下値リスクは燻る。S&Pによるイタリア格下げは既に昨年ムーディーズが引き下げていることもありサプライズというほどではなかったものの、ドル高の流れが継続されていることもありユーロ売りに敏感に反応したとみられる。
もし、4月に付けた安値を下回るようであれば昨年の11月に付けた安値1.2660が次のサポートになる。

ユーロドル予想レンジ:1.2860~1.2740

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国株式市場や金価格の上昇

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130710_jikanashi.jpg


オージーはユーロやポンドなどの動きに連動することが多く見られたが、最近では反対の動きが目立つ。昨日発表された豪州6月企業景況感指数が-8と予想の-4を大きく下回ったことから売りが強まったものの、その後は中国や日経平均株価の上昇により対ドルで6日ぶりの高値を更新。対ドルでは依然として荒っぽい動きが目立つものの欧米株価もアジア同様堅調な地合いとなったことや金価格上昇などからリスクオンによるオージー買いも見られた。
強いレジスタンスとみられた92円50銭を上抜け93円台に乗せたところで一旦は利益確定の売りが散見。しかし、NYの引け値ベースで92円50銭を上回ったことで目先もう一段の上値を試す展開が予想される。ただ、ドル円の上値が重いこともあり上昇幅は限られそうだ。

オージー円予想レンジ:93円50銭(BB上限)~92円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する