ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]FRB政策の不透明感増す

ドルはNY時間に行われるFOMC議事録公開やバーナンキ議長の講演を前にアジア時間から全般に上値の重い展開が続いた。
FOMC議事録が公開された直後FRBは緩和継続に前向きとの見方からドルが上昇。しかし、メンバーの半数が量的緩和の年内終了を主張したことが分かると今度はドルが急落するなど荒っぽい動きとなった。その後にバーナンキ議長の講演を控えていることもありドルは結局公開前のレベルに戻るなど往って来い。
バーナンキ議長講演では失業率とインフレ率をみればまだ量的緩和が必要であり当面続けるとの発言を受けドルは急落。市場は先週の雇用統計の改善を受け量的緩和縮小時期が早まるとの見方が広がっていただけに、このハト派的発言はある意味サプライズとなった。
5月22日のバーナンキ議長証言で緩和政策の不透明感が広がりドルがひと月下落した。
その後FOMCで緩和時期を明確化したことで不透明感が払しょくされ、それにバーナンキ議長は満足していた。しかし、議長は量的緩和縮小に対し後ろ向きの発言をしたことや、FOMC議事録では意見が半々に分かれていたことで市場には再び不透明感が増しドル売りが強まった。
議長発言により結果的にドルの長期金利が低下したことは議長の思惑通りといったところだろう。議長は市場に対し過度な期待を抱かせたくないという意図がありそうだが、実際には9月のFOMCあたりから縮小の可能性は依然として高い。
今日は、日銀会合後の黒田総裁の記者会見に注目が集まる。日本の景気が回復基調に入り物価も徐々に上昇し始めたことで追加緩和の可能性は低い。
バーナンキ議長発言でドル安への懸念が強まる中で、黒田発言により円高が更に加速する可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ロングの投げを誘う

(米ドル円日足)



早朝からドルが急落している。FOMCでは半数が年内に量的緩和の縮小を実施する必要があるとし、その他は来年まで資産購入を実施すると主張。真っ二つに意見が分かれていたことが明らかとなった。バーナンキ議長は予想外にハト派的な意見となったことで年内の量的緩和縮小はやはりないという見方が強まったことが今朝のドル売りに繋がった。この時間帯は流動性が低いこともありドルロングの損切を断続的に付け99円を割り込むなど一日で2円余りの下落となった。
今日は日銀会合が開かれるが景気回復基調による物価上昇に対し追加緩和はないとの観測が高い。黒田総裁から今後様子見といった発言が出ればドル安に加え円安が強まりかねない。
黒田総裁もその辺は承知しているとみてよいだろうが一先ず、底を確認するまではドル買いには慎重にならざるを得ない。

ドル円予想レンジ:98円10銭(雲の下限)~100円40銭

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[ユーロ米ドル]ドル安により大底から浮上

(ユーロ米ドル日足)



今年最安値となる1.2743の手前の1.2754でユーロドルは踏みとどまり、まさに首の皮一枚というところから跳ね返された。底値を下抜けさせようとしたショートが大分溜まっていたようだ。バーナンキ議長発言を受けドルが一斉に買われたことでショートが炙り出された格好となった。ただ、今回のバーナンキ議長発言は市場の過度な期待を抑えようとするもので、最終的に量的緩和の縮小はどこかで行われるとの見方は変わらない。
一方、ヨーロッパ委員会が銀行破たん処理一元化案として処理委員会を設置し550億ユーロ規模の基金を創設するとのニュースに反応はみられなかった。ちょうど下攻めしようという時だけに、ユーロ上昇時には買い材料として再度焼き直されるだろう。

ユーロドル予想レンジ:1.3090(50%)~1.2880

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[豪ドル円]基準線と転換線のクロス

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20130711_hiashi.jpg


朝方の薄商いの中でオージー円は一時91円付近まで下落したが、どう見てもオーバーシュートと言わざるを得ない。フィボナッチの61.8%戻しの91円25銭でほぼ下落は完了したとみる。
日足の一目均衡表の基準線を転換線が今日にも下から上に突き抜けることになるだろう。
転換線が上になる時は上昇転換とみることが出来る。
今日は豪州雇用統計の発表が10時半にあり、前月から悪化していると予想される。予想以上に改善されていれば買いサインとみる。

オージー円予想レンジ:92円30銭~91円25銭

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