[全般]株高・ドル高・債券高
この日発表の中国4-6月GDPは予想通り7.5%となったが、先週末に中国財務相が「経済成長率が6.5%に低下しても大きな問題にならない」と発言していたこともあり警戒感が高まっていた。また、小売売上も予想を上回ったことや中国統計局が経済成長は安定していると発表したことなどから全般にリスクオンの動きが強まった。特に、オージードルがこの結果を受け押し上げられた。
為替市場では東京が休場のため殆ど目立った動きはなかったが欧州市場が始まるとドルが全面的に上昇。先週のバーナンキ議長の発言でドル売りが進んだ修正が入ったとみられる。
ただ、NY時間に発表された米6月小売売上が0.4%と予想の0.8%を下回ったことからそれまで買われていたドルは一気に売り出された。
一方、NY株式市場はダウやナスダックともに最高値を更新。債券市場も堅調な地合いとなり利回りも低下するなどこの日の市場はリスクオンの動きが目立った。結果的にクロス円が全面的に底堅い動きとなり円安が進んで終わった。
結果的に言えば特にこれといった材料はなく、明日のバーナンキ議長証言を控え先週の巻き戻しが入ったと考えられる。
米小売り売り上げが予想以上に伸び悩んだことで米国景気回復基調の速度が懸念されるが、それにしても反応し過ぎのような気がする。バーナンキ議長の発言にどこまで影響するかを気にしているのかもしれない。
今日発表のCPIも注目度は高く再び過剰反応する可能性が高いものの、株高を背景に市場のセンチメントはリスクオンに傾きやすくなっている。
今日の日経平均も上昇基調で始まるとみられドル円も底堅い動きが予想される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]修正の買戻し


今日から連休明けとなる東京市場では前日の堅調なNY株式市場を引き継ぎ日経平均が上昇して始まると予想され、ドル円は底堅い動きで始まるとみられる。
しかし、先週のバーナンキ議長発言で一気にドル安にもっていかれた事がまだ記憶に新しいことから100円台での買いは慎重になりそうだ。明日はそのバーナンキ議長の議会証言を控え積極的なポジションを持つ地合いではなく、昨日の動きをなぞりに行きそうだ。
ただ、全般にクロス円の買い戻しが入ったことから底は切り上がってきている。一目の雲の下限のある99円は強いサポートになる。
ドル円予想レンジ:100円50銭~99円30銭
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[ユーロ米ドル]レンジでとる


先週12日早朝のバーナンキ議長発言で急上昇したユーロだったが、その後は狭いレンジでのもみ合いに入り込んだ。ショートカバーを巻き込んで一気に駆け上ったことで未だ完全にショートが切らされていない。1.3ドルを下回ったところでは買いが並んでいるのはショートの残党とみられる。二日間長い下髭を出していることもあり下げ止まり感が強まるものの、それでも上値では利益確定の売りが抑えてくる。目先は1.3ドルから1.31ドルのコアレンジが継続するとみる。今日はユーロ圏消費者物価指数やドイツのZEWが発表されるが、やや上値振れの方が有利に見える。
いずれにしても1.3ドル付近で買い1.31ドル付近で売るレンジ取引では細かく利益を積むチャンスだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3100~1.3000
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA議事録で利下げ姿勢


東京が休場ということからアジア市場は商いが薄い中でオージーは中国GDPの指標結果を受けて上昇。先週末に中国財務相が「成長率が6.5%になっても問題にはならない」と発言したことで予想の7.5%を大きく下回る可能性が高いとみられていた。しかし、結果は7.5%と予想通りとなり同時に発表された小売り売り上げが予想を上回ったことでオージー買いが強まった。しかし、欧州市場が始まると先週売り込まれたドルの買い戻しが全般に強まり対ドルでオージーは下落に転じた。一方、ドル円は100円台に乗せるなど円が全般に売りが進んだことでオージー円はNY市場にかけて大きく値を上げた。
しかし、NY時間に発表された米小売り売り上げが予想を下回ったことを受けドルが全面安となった。しかし、NYダウやナスダックが最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まりオージー円はこの日の高値圏で引けてきた。結局先週金曜日に下げ始めたレベル91円まで戻すなど往って来い。
市場は全般にリスク選好の動きが強まる中で今日はRBA議事録が公開される。
声明では8月にも利下げの可能性を示唆する内容となっていることから、オージーにとっては売り材料となるものの、既に市場は大分織り込んでいる。公開後に下げが限定的となれば買いを入れてみたい。
オージー円予想レンジ:91円40銭~90円60銭
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