ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]参院選の結果次第で朝方乱高下も

先週はバーナンキ議長の議会証言を意識し、証言前にポジション調整が入ったこともあり、大きな乱高下は見られず市場には安心感も出始めている。
米国の量的緩和縮小の動きは今後の経済指標が予想通りの回復を示すものであれば9月にも実施されるとの見方が強まった。米長期金利も議長の緩和政策継続のメッセージを改めて示したことで市場は納得した模様。株式も連日高値を更新するなどリスクオンの動きからクロス円の買いが進んだ。
今週は日本の参院選挙結果が出た後の週明けドル円に波乱がみられるか注目される。
市場は与党が過半数獲得を織り込んできてはいることから材料出尽くしによるドル円の売りも想定しておきたい。
ただ、あらためてアベノミクスが評価された事を示すものとなり、今後更に異次元金融政策が継続されるとの観測から円安の流れは継続。少なくとも円高に向かう姿は想像できない。
また、米国も量的緩和縮小の道筋も米経済指標次第という事から今週も米国指標発表では一喜一憂しそうだ。いずれは長期金利も上昇するとの観測から日米金利差も緩やかな拡大方向に向かうとみてよいだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]参院選後も円安地合い変わらず

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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先週末の東京市場では日経平均が始まり高値から一時500円余り下落したことでドル円も攣られて100円を割り込むなど株式市場からの影響をまともに受けた。朝方は寧ろNY株式市場が上昇したことを受け日経も買われドル円も買われるとの見方が高まっていただけにその失望感による売りが強まった。週末の参院選で与党が圧勝するとの見方もかなり織り込んできたことから、結果に対する不安感から利益確定の売りが出たとみられる。
参院選では与党圧勝によるアベノミクスへの期待が更に高まるとみるが、選挙はみずもので蓋を開けてみるまでは分からない。予想通りであっても材料出尽くし感からの売りが強まる可能性も高い。先週もドル円はロスカット狙いのような上下を繰り返し、徐々に円安が進行した。今週もチャートポイントを敢えてつけに来るような場面がありそうだが、円安の地合いに変化はなしとみる。振り落とされても、また買いポジションを持ちに行くつもりで臨む。

ドル円予想レンジ:102円50銭~99円30銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]BB上向く

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20130722_jikanashi.jpg


米国の量的緩和縮小の可能性が高まる中でアジアなどの新興国からマネー流出が止まらず、第二の基軸通貨として安心感のあるユーロに流れ込んでいる構図はもう暫らく続きそうだ。
一方、スペインやポルトガル、そしてイタリアなど南欧諸国の政治不安は依然として燻ぶる中で不安が残るものの、市場は徐々に慣れ始めているようだ。フランスの格下げがあっても殆どユーロは反応しないなど、悪材料に対する抵抗力がついてきたようにも見える。
中国が先週末に貸出金利の下限撤廃を決定したこともユーロにとっては今後景気にプラス材料となるものだ。G20を意識した動きとの意見もあるが金融改革を推し進めることは最終的に世界経済にとってプラスになる。
対ドルで1.32ドルを今週は試す展開とみるが、まだドル買いの動きは残ることからユーロ円の上昇も限られる。対円ではボリンジャーバンドが下落から上昇に転じ、上限でバンドウォークが始まった。じりじりと今年高値となる133円80銭付近を試す展開とみる。

今週のユーロ円予想レンジ:133円80銭(今年高値)~131円40銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]四半期CPIと中国PMI

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル週足)

AUD_USD_20130722_shuashi.jpg


先週末に中国人民銀行が貸出金利の下限を撤廃すると発表。これを受けオージーは92円から92円55銭まで上昇。その後は利益確定の売りに押されたものの先週全般からみて底固い動きが戻ってきた。
対ドルでは米国が量的緩和の縮小に対する期待が高まり下落する場面もあったが、だいぶ織り込んだ模様。0.9ドルを底に週足としては5週間ぶりの陽線で終わった。まだ、本格的な上昇には至らないものの、ドル円の底堅い動きを背景に所々でオージー円のストレートの買いがみられるようになった。
今週は豪四半期CPIが発表される。RBAは目標値2~3%のインフレターゲットを採用しており今後の政策金利の動向をみる上で最も重要な指標となる。これまで、利下げ観測を織り込みながら売り込まれただけに、もし予想の0.5%を上回るようであれば(前月0.4%)オージーの中期的な買いが入り始める可能性が高いとみる。ただ、対ドルでの上昇はドル高基調の中でかなり上値は重く、オージー円の上昇幅も限られそうだ。

今週のオージー円予想レンジ:93円80銭(6/10高値)~91円60銭

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