ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]方向感乏しく往って来い

アジアから欧州市場にかけて米国長期債時間外取引で利回りが上昇したことからドルが全面高となった。特に材料があったわけではなく材料難の中でドルショートの巻き戻しが強まりドル円は100円台に上昇。しかし、NY時間に発表された7月リッチモンド連銀製造業指数が-11と予想された+9を大きく下回ったことからその後時間をかけてドル売りに転じた。特に注目された指標ではないものの、先週から今週にかけて住宅関連指標の悪化が続いたこともあり、ドル売りを強めた。結局この日のドルは典型的な往って来いとなるなど、方向感の乏しい動きが続いている。
そろそろ市場参加者が夏休みに入り薄商いとなり始めておりどちらにも動きやすくなっている。それも短期の投機筋中心となり今日も往って来いとなりやすい。
今日は豪州の4-6月期CPIや中国HSBC製造業PMIが発表され、結果次第ではオージーが大きく動きやすいことからドル円など他の通貨にも影響を及ぼしかねない。
また、南アフリカのCPIも発表されることから今日は主要通貨よりもマイナー通貨を扱った方が面白そうだ。全般にマイナー通貨でも金利の高いクロス円が堅調なだけに買いが強まるか注目される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ショートを炙り出した後再び下落

(米ドル円日足)



特に材料があるわけではないのにドル円は上下によく動くようになった。アジア市場では上値が重いことからドルショートが徐々に溜まり始めたところで、欧州市場にかけて狙われたように買いが入った。結局目先のショートが炙り出され損切を巻き込みながら100円18銭まで上昇。その後NY市場に入るとリッチモンド製造業指数が予想を下回ったこともあり利食い売りに押されて往って来いとなった。今日は反対にロングの振り落としを仕掛けてくる可能性が高いものの、ドル高円安の流れもあり99円付近はかなり買いが並んでくるとみる。今日は10時半に発表の豪州CPIや10時45分の中国PMIなどを機に上下に振れやすいとみるが最終的に98円ミドルから100円ミドルのレンジを超える勢いはないだろう。
99円付近では買いを仕込んでおきたい。

ドル円予想レンジ:99円90銭~98円90銭

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[豪ドル円]4-6月期CPIに注目

(豪ドル円日足)



本日10時半に発表予定の豪州4-6月期CPI次第でオージーは大きく動き始める可能性がある。元々豪州はインフレターゲットを年率2~3%に設定して金利を決定している。3か月に一度発表される今回のCPIはターゲットのちょうど真ん中の2.5%と予想されている。もし、予想を上回るようであれば追加利下げへの期待は後退しオージー買いが強まることになる。反対に、予想を下回ったとしても前回の議事録によると今のところ8月の追加緩和の可能性は低い。
その後10時45分には中国のPMIが発表され、こちらもオージーにとって注目の指標だ。
市場は材料難のところでこのような数字に敏感に反応しやすいことから注目したい。

オージー円予想レンジ:93円10銭(BB)~92円10銭

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[南アフリカランド円]今日のCPIでもう一段の上昇も

(南アフリカランド円日足)



豪州と同様に南アフリカもインフレターゲットを設けている。ターゲットは3~6%と設定していることから今日の6月CPI発表に市場の注目は集まる。予想では前月比0.5%(先月はマイナス0.3%)、前年同月比では5.8%と前月の5.6%から0.2%アップすると予想される。これまで緩和を続けていたSARBの政策に変化が出る可能性もあり、そうなればランド買いが強まりそうだ。欧州の景気刺激策による景気回復期待が南アランドにも影響し始めている。長引く鉱山でのストライキなど不安材料はあるものの、悪材料は大分出尽くした観もある。日本からの支援や中国企業の進出もあり中長期的には買いとみる。
半値戻しの10円25銭付近には一目の雲の上限もあり、昨日あたりからちょうど抜け出ようとしている。

ランド円予想レンジ:10円32銭(6月4日高値))~10円17銭

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