[全般]量的緩和を巡りドル売り進む
前日のドルが堅調に進んだこともあり朝方はドル買いから始まった。しかし、アジアから欧州市場にかけ株価が低迷しドルも全体的に利食いも含め売りが進んだ。また、NY市場ではゼロ金利解除の目安として失業率を6.5%としていたものから引き下げる可能性があるとの観測記事をウォールストリート紙が報じたことでドルは更に下落。来週のFOMCではそのことに関し何らかのメッセージを発するのではとの思惑などからドルが全面安の展開となった。元々労働参加率の低下や高水準の長期失業者数などから引き下げの話はあった。
ちょうどドル売りが強まっていた時だけに市場は過度に反応した。前日はドル買いが進み強気になった途端に弱気に転じるなどそれ程の材料があるわけではないものの、値幅の大きな動きになりやすい。
ポジションが偏るとその巻き戻しが入るといった動きで目先の投機的な動きが目立つ。
順番からみれば今日は売られ過ぎたドルの買戻しの日になりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]レンジ内での動き


朝方は前日のNY市場でのドル買いの勢いを受け強気な見方が先行して始まった。しかし、欧州市場に入るとポンドやユーロが上下に激しい動きの中で前日のドルロングの投げを誘う動きが強まった。NY市場ではWS紙がゼロ金利解除の条件とした失業率の引き下げ観測記事が出るとドルは更に下落。前日の安値99円40銭を下回るとロスカットを巻き込みながら98円88銭まで下落。ここまで下落する程のものかとは思うがそれだけ市場の流動性が低下しているとも考えられる。結果的に7月10日以降のレンジである98円25銭から101円25銭のレンジ内での動きが継続。方向感が乏しいことからレンジ取引に徹する方がよさそうだ。
ドル円予想レンジ:100円10銭~98円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]雲の下限で抑えられ

アジア市場では全般にドルが軟調な地合いが続く中でこの日発表される英国4-6月期GDPへの期待が高まりポンドは上昇。前期の0.3%から0.6%に上方修正されると予想されていたが、結果は予想通りとなったことで利益確定の売りに押され100ポイント以上の急落となった。しかし、その後再びドル買いの動きが強まるとじりじりとポンドは上昇に転じ、今度はショートを炙り出すなど上下に荒っぽい動きとなった。
ローソク足では前日の長い陰線を陽線が包み込むような形がみられる。これは天井圏で現れるつつみ線にも見えるが陽線を陰線が包み込むのとは反対に陰線を陽線が包み込んでおり転換のサインか迷うところだ。上下に短期のポジションの損切を誘うような動きが続くことから後追いは禁物。
一目の雲の下限で上値を抑えられたことで今日はもう一段の上値を試したところで反落するなど、まだ上下に振られる相場が続くとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.5430~1.5300
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[NZドル円]雲の天井


早朝に行われたRBNZの政策会合で現行の政策金利2.5%を維持することで一致。ウィーラー総裁は2013年末まで現行の2.5%を維持すると発言。また、金融刺激策の解除が将来必要となりうると説明。また、NZドルのレベルは引き続き高いと発言したものの、発表を受けキウイは大きく上昇した。80円という大台が意識され一旦は押し戻されたものの根強い買い意欲に押され80円40銭まで上昇した。その後は再び利益確定の売りが出て79円台に押し戻された。80円40銭というのはフィボナッチの50%戻しのレベルであり、一目の雲の上限ともちょうど一致する。海外勢はこのレベルをかなり気にしているようだ。目先はこのレベルで上値を抑えられそうだが、中期の上昇トレンドの位置する79円60銭付近手前では買いを入れていく。
キウイ円予想レンジ: 80円40銭~79円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |